コーヒーとはちみつと私

【コーヒー&はちみつペアリング研究家】普段、私がコーヒーとはちみつをどんなふうに楽しんでいるかご紹介させて頂きます。

【無慈悲すぎる商品ポップが話題に】”はちみつ”を食べづらくなる商品ポップ

商品ポップ

お買い物に行くと、スーパー等には沢山の商品ポップがあります。
 
商品ポップでは、普段よりお買い得になっていることをお客様に知らせたり、新しく発売されたものを知らせたりします。
 
他にも、類似商品とどのように差別化されたものなのか。食べ方の紹介や、食べることによってどのようなメリットがあるのかなど伝えるのに商品ポップは使われます。
 
「お買い得」など普段より、お得に買える商品には赤色と黄色を使い目立つようにしているものが多いですね。
 
食品スーパーにある商品ポップは黒、白、赤、黃色が使われているものが多いです。
 
こういったポップには他に青色を使うことも多いのですが、食品に青色を使うとあまり食欲がわかないので、食品を取り扱っているところでは使われないことが多いです。
 
最近でこそ、食品のパッケージに青色が使われているものも少し増えてきているようには思います。
 
牛乳やヨーグルトには青色が使われていても違和感は感じませんが、惣菜コーナーのトレイが青色だったりしたら食欲が湧かないですよね。
 
それを使って、以前普段使う食器やお皿などを落ち着いた青色でなく、全て水色のような青色のものに変えることで食欲をなくし食べる量を減らすというダイエットもありましたね。
 
このダイエットは、ほぼ一日3食全てを家で食べるという人には有効だと思いますが、昼食は外食という人は、その反動が昼食に来て食べすぎてしまい逆効果となる人もいたようです。
 
私もその一人です(笑)
 
食品で、青色のトレイが使われているのはお刺身の盛り合わせなど、その青色が海を連想させ、新鮮さにイメージを結びつけるものに限られているかなと思います。
 

私が作る商品ポップ

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私も最近は少なくなりましたが、お客様から依頼を受け商品ポップを作ることがあります。
 
ほとんどがコーヒーなので、使う色は白、黒、赤、黄色にコーヒーのイメージがしやすい茶色位をベースに考えます。
 
アイスコーヒーであれば青色を使うこともできるかなと思います。
 
できる限り、文字数を減らし他の商品とどのような点が違うのか。
 
どのような点にこだわって作られた商品なのか。
 
どのような人やどのようなシーンでに飲んで欲しいコーヒーなのか。
 
などと、その時々で考えてつくります。
 
そして、汎用の物でない特定の店舗で使用するポップの場合は、その店舗に行き、周辺の商品の色合いや床や天井、壁の色などを確認し出来る限り周りの雰囲気と調和をとりながらも、できる限り映えるものを作りたいなと思い作成するのですがなかなか難しいです。
 
そんな中、イラストや写真等を一切使わずに文字だけの何の変哲もない1枚のポップが話題となっています。
 

無慈悲すぎる商品ポップに、はちみつを食べづらくなる人が続出

 
文字だけの商品ポップで、これだけSNSなどで拡散されるようなら大成功なのでしょう。
 
文字の数も、そこまで多くは無いのですが「はちみつ」がどのように作られた食べ物なのかと言うのをしっかりと伝えられています。
 
このポップの中でキーワードとなるのは「根こそぎ」でしょう。
 
この「根こそぎ」が、このポップの中に入っていなかったら、ただ単に蜂蜜とはどういう食べ物なのかを伝えただけのポップになってしまいます。
 
この「根こそぎ」と言うわずか4文字を入れただけでこれほど反響を呼ぶことができました。
 
改めて言葉の使い方の楽しさと難しさを知るきっかけとなりました。
 
と言うわけで、早速この本を読み返したいと思います。
 最後まで読んでくださり、ありがとうございました。