福来蜜(ふくらみつ)とは
喫茶店のモーニングが豪華なことでも有名な愛知県一宮市の"市の木"は「クロガネモチ」です。
そのクロガネモチから採れたはちみつを、2000年に一宮ブランド「福来蜜」(ふくらみつ)として商標登録されました。
クロガネモチの別名である「フクラ」からヒントを得て命名したそうです。
はちみつが好きな人でしたら、クロガネモチのはちみつを食べたことがある人も多いかもしれません。
比較的さっぱりとしながら、少しフローラルな感じもあり食べやすく日本人好みかなと思います。
ちなみに、クロガネモチの原種は冬青(そよご)になるそうです。
コーヒーもそうですが、原種の方がその味わいなどがより濃厚に感じられることが多いと思います。
クロガネモチの蜂蜜を好きな人が、冬青の蜂蜜を食べると、その濃厚さに驚かれる人もきっといると思います。
我が家にある「福来蜜」は、一昨年に一宮市にある伴養蜂場で購入したものです。
既に結晶化しており、購入した時と比べるとふわっと広がるフローラル感は弱まり、甘みが強く感じられます。
これはこれで、デザート系のソース的な感じでも使いやすいです。
そして、特にその名を世に知らしめたのは昨年のJR名古屋高島屋で開催されたチョコレートの祭典「アムール・ドゥ・ショコラ」で、ゴディバがこの「福来蜜」を採用したことかなと思います。
福来蜜のソフトクリーム
2020年8月13日(木) 福来蜜のソフトクリームが発売されました。
この情報も、帰山人さんが教えてくれました。
そしてなんと、その日のうちに帰山人さんがこの福来蜜を使ったソフトクリームを食べてきたよとご報告をいただきました。
このフットワークの軽さ、見習いたいです!
その写真と、帰山人さんのインプレッションをご紹介させていただきます。
帰山人さんのインプレッション
出先のついでに「ぽけっとパーク」(一般道側)に駐車して寄りました。報道が出たからだろうか、家族連れが「ハチミツのソフト5つ!」とか、私が食べている間に計9つ売れていました。インプレッションとしては、蜂蜜の甘みは感じられるけれど、もしも福来蜜のソフトクリームと知らなければ牛乳ソフトかなぁと見抜けない程度に風味としては濃くはないです。でも、サッパリ食べられるので猛暑には合っているかも。あと、蜂蜜入りの作用だろうか、元々そんなに硬くないのでメチャメチャ早く溶けてきちゃうw--
とのこと。私が実際食べるよりも帰山人さんのインプレッションは的確だと思います。
どれくらいの割合で福来蜜を使用しているのかはわかりませんが(中日新聞の記事に1リットルあたり40g使用と紹介されていました)、何も情報がないまま食べると福来蜜を使用しているとわからないほどというのは、はちみつ好きとしては、少し寂しい気もしますが今の暑い時期にはわりとさっぱりして食べやすそうですね。
わがまま言えば、夏と冬で仕様を変え、冬場はもう少し濃厚にはちみつらしさが感じられたらいいなと思います。単なる私のわがままです(笑)
そして、この福来蜜ソフトクリームは、もともとそんなに硬くないとのことでこの暑さもあり、かなり早く溶けてしまうそうなので食べる時は気をつけたいですね。
はちみつは、保水力が高いのでその影響もあり溶けやすさが増しているのかもしれませんね。
ソフトクリームのコーンは、日世の「ローレルトップ」のようですね。恐らく、ソフトクリームの原料(ソフトミックス)も日世のもので間違いないと思いますが、どのあたりの原料なのかも気になるところです。
帰山人さんのインプレッションから予想すると「生乳エクセレント5」あたりかなと思うのですが、果たしてどうなのでしょう(笑)
帰山人さん、本当にありがとうございました。
福来蜜ソフトクリーム商品概要
1.商品名 :福来蜜ソフトクリーム
2.発売開始日:令和2年8月13日(木曜日)
3.販売店舗 :尾張一宮パーキングエリア(下り)内スナックコーナー(マイ夢ガーデン138)
4.販売価格 :400円(税込)(コーン・カップ)
5.その他 :「福来蜜」の採蜜量に毎年限りがあるため、販売できない期間がある可能性があります
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。