コーヒーとはちみつと私

【コーヒー&はちみつペアリング研究家】普段、私がコーヒーとはちみつをどんなふうに楽しんでいるかご紹介させて頂きます。

【海外農園とオンラインでつなぐ口座開設】UCCコーヒーアカデミーの新しい講座

オンラインコーヒー農園ツアー

新型コロナウィルス感染拡大後、様々なイベント等がオンラインで開催されるようになってきました。
 
コーヒーに関して言えば、オンラインでコーヒー農園の農園主の話を聞きコーヒー農園を紹介するなどのイベントも見かけます。
 
インスタライブやFacebookライブを使えば簡単にできる世の中になったのでこういったところは嬉しいですね。
 
なかなか私はこういったものを見る事は無いのですが、通勤途中にPodcastでコーヒー農園の農園主のインタビューなどを聞く事は最近増えています。
 
現在の農園の状況。収穫量も気になるところですが例年と比べての品質であったり、農園主から直接お話を聞けるのはワクワクします。
 
もちろん、言葉はわからないのでpodcastのキャスターの方の言葉を聞いて内容を理解するのですが…
 
そういったところに出てくる農園主だからと言うこともあると思うのですが、少しでも収穫量を増やしたり、品質を向上しようとして新しい取り組みにチャレンジしている農園主の方が多いことに驚きます。
 
先日、聞いていたラオスの農園主の話によると、コーヒーは他の農産物と違い付加価値をつけて売ることが可能だということに生産者が気づいたので、他の農産物を生産していた人がコーヒーの栽培に切り替える人が増えているそうです。
 
だからより高い付加価値をつけて売ろうというところに生産者は意気込み、いろいろ考えているようです。
 
ここで言う付加価値とは、焙煎であったり抽出です。
 
もちろん品質の良いコーヒー生豆を収穫することができてのことですが、それに+ αをどう付加し、少しでも高く売り利益を出せるのかということにその地区の人は盛り上がっていると言うことでした。
 
言葉はわからなくても、お話ししているその声から熱量が伝わってきます。
 
現地の人の声をダイレクトに聞けると言うだけでもワクワクするのですが、オンラインでその生産者の顔を見て表情を見ることができれば、さらにそのワクワク間は松治そうです。
 
ブルンジは他の国から見ると貧しい国ですが、当事者たちは他を知らないから自分たちを貧しいと思ってはいないそうです。
 
ただ、生活していくために一生懸命自分たちが今出来ることをやっていこうという感じで、それを楽しんでいる感さえしました。
 
ブルンジでは海外の人の出入りが少なかったこともあり、コロナウイルス感染者が出るのがかなり遅かったそうですが、大統領がコロナウイルスに感染し亡くなったそうです。
 
全然知りませんでした。
 
現地の人の声を聞けることは新鮮です。
 

UCCコーヒーアカデミーの新講座「海外農園とオンラインでつなぐ」

 
オンラインコーヒー農園ツアーのイベント企画などを見ていると、当然近くUCCさんあたりが同じようなことをスケールアップして何かされるのかなと思ってはいました。
 
それが、UCCコーヒーアカデミーの新しい講座として開設されたそうです。
 
UCCコーヒーアカデミーでは従来よりオンライン型のセミナー講座を開催していましたが8月にはリアルの講座の受講者数を上回ったそうです。
オンライン講座の実績を生かしながら従来のオンラインセミナーを見直し、より安全で便利で、リアル講座以上にニーズに応えられるような新スタイルの講座を確立した。特徴は、BtoC(消費者)、BtoB(企業)、BtoE(従業員)をターゲットに、コーヒーの専門性を追求した15種類のバラエティー豊かなカリキュラムを用意。このうち企業向けには、スーパーがクローズドキャンペーンの当選者をオンラインに招待し、有名パテシエとコラボしたコーヒーとケーキのフードペアリングが学べる授業や、外食店などの社員研修を目的としたカスタマイズオンラインセミナーなどを用意。消費者向けには、家庭でおいしいコーヒーの淹れ方が学べる体験セミナーも開設する。
 
そんなことを踏まえて今回新しい講座を開設されたようです。
 
UCCのグループのネットワークを生かし、エチオピアやジャマイカ、ハワイ島、レ・ユニオン島など世界有数のコーヒー産地とオンラインでつなぎ、現地ガイドと交流しながら農園などを視察するライブツアーも開設しました。
 
そのプレセミナーとしてスペシャル講座「コーヒー生産国ライブツアー(エチオピア編)」を9月26日に開講しました。
 
また、ハワイコナ直営農園とライブでつなぎ、ハワイコナコーヒーエステートの概要や、東京ドーム3.5個分、19,000本のコーヒーを栽培している農園の様子を紹介したりもしています。
 
こういったセミナーや講座のオンラインでの開催はすでに世の中に定着した感がありますね。
 
オンラインの良さ、リアルの良さそれぞれありますが参加者にとっては選択肢が増えると言う事は非常に嬉しいですね。
 
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。