9ヶ月ぶりのリアル講座
今日は実に約9ヶ月ぶりにリアルで講座をさせていただきました。
愛知県清須市の生涯学習講座で「コーヒーを愉しもう」と言うタイトルです。
清須市で講座をさせていただくのは、今年で3年目となります。
1年目は前任の先生のサポートをさせていただき昨年から私が担当させていただいています。
新型コロナウィルス感染拡大以降、オンラインでの講座はいくつも開催させていただきましたが、リアルでの講座は約9ヶ月ぶりです。
最後にリアルで講座をさせていただいたのは愛知県小牧市の講座でした。
小牧から清洲と言うのは、戦国時代の織田信長が居城にした順番と逆ですね。
さすがに、9ヶ月ぶりと言うことでいつもよりも序盤はかなり緊張しました。
告知文には「コーヒーの歴史」「コーヒーと健康」などの文言が入っていたので、その辺のお話もします。
講座の内容
最初に自己紹介をし、「カフェ酸」に絞った話をしました。
この辺で、コーヒーの焙煎度についても少し触れました。
参加者は当初定員24名でしたが、コロナウィルスの感染拡大の影響もあり半分の12名に減らしました。
わりと幅広い年代の方が参加してくれました。男女比もほぼ半々でした。
焙煎度による好みを聞くと中煎りから深煎りを好む方が今日は多かったです。
「コーヒーの歴史」的な話は、何にしようか迷いましたが、昭和生まれと平成生まれの世代による職場におけるコーヒーの飲み方の違い的な話をしました。あまり”歴史感”は無いですね。
そしてペーパードリップの方法を説明します。
今日はカリタのドリッパーを使って2杯分の抽出をしてもらいます。
1名の方を除いて他の方は普段家でペーパードリップをされているとの事でした。
昨年までは、結構ペーパードリップをやったことがないという方が多かったと記憶しているのですが今年は、初めての方は1名だけでした。
そして私が実際にペーパードリップで抽出するのを見ていただきます。
今日はペルーの豆を使いました。中煎りより若干深いかなと言う焙煎度合いのものです。
私が抽出したものを皆さんに少しずつ飲んでいただきました。
もちろん私も味のチェックをします。
自分が狙ってたよりも少しだけ苦味が強く感じられました。
若干、抽出時の湯の温度が高かったのが原因かなと思います。
温度による違い、抽出する速度による違い等のお話もさせていただきました。
その後、各テーブルに2名ずつ座られているので交代で抽出していただきます。
抽出しているのを順番に見て回り、抽出が完了したら順番に少しずつ飲ませていただきます。
例年に比べると、家で抽出している方が多いのでお湯の量を安定して注湯されている方が多い感じがしました。
実際に自分で淹れたものを飲んでまた他の方に飲んでもらって、口々に感想を言ったりしています。
この辺はリアルの講座ならではかなと思って、私もすごく嬉しくなりました。
全員終わった後、まとめ的な話をさせていただきました。
ミルの購入を考えている方がいらしたのでミルのお話し。
開封後のコーヒーの保管方法に関する話などが中心となりました。
やはり、目の前ですぐにいろんな反応がダイレクトに伝わってくるリアルの講座は楽しいです。
もちろんオンライン講座にはオンライン講座の良さもあるので、これからは両方講座をやっていきたいなと思っています。
一年前の同じ清洲で講師をさせていただいたときの自分と比べて、今日の方が口がなめらかに話せたかなと思います。
オンラインを含めると、この1年かなり人前でコーヒーの話をする機会が多かったので、わりとすらすらと言葉が出てきました。
コーヒーの講座を久しぶりにリアルでできたので、次ははちみつの講座もリアルでやりたいなと思います。
その講座の開催日時も決まりましたので、明日のブログで告知させていただきます。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。