チーズをケーキのように食す
昨日、生ブルーチーズケーキ専門店「青」の記事を書いたら無性にチーズケーキが食べたくなりました。
チーズケーキが好きな人は多いと思います。
あんこの「粒あん派」か「こしあん派」と同じように、チーズケーキ好きも「レアチーズケーキ派」か「ベイクドチーズケーキ派」に分かれるのではないかと思います。チーズケーキに関して言うと「スフレチーズケーキ」などもありますね。
ちなみにあんこに関しては私は子供の頃からずっと一貫して断然「粒あん派」です。
しかし例外として伊勢の名物「赤福」は大好きです。
チーズケーキに関しては、若い時は比較的レアチーズケーキが好きな時期が長かったのですが、最近はベイクドチーズケーキを選ぶことが増えてきています。
そして、今日私が選んだのは「ケーキのようなチーズ」です。
ケーキのようなといっても、形だけです(笑)
フランス産のウォッシュタイプになります。
チーズ「ウォッシュタイプ」とは
「ウォッシュタイプ」とは、外皮を塩水や酒で洗いながら熟成させたチーズのこと。チーズの表面についている菌で熟成させるもので、これらの菌は分解力が強く、匂いが強烈なため、熟成中は数日ごとに表面を塩水やワイン、ビール、ブランデーなどその土地の酒で洗います。中は非常にマイルドなチーズですが、匂いが強いものが多いため、通向きのチーズと言えるでしょう。なお、製造後(輸入年月日から)4~8週間ぐらいが食べ頃です。夏は若めのもの、秋・冬は完熟したものがおいしいと言われています。
ウォッシュタイプと一言で言ってもさらにいろいろな種類に分けられるようですが私には違いがよくわかりません。
詳しくは下のリンクからご覧ください。
そしてこのウォッシュタイプにはちみつを合わせます。
合わせるはちみつは1つではもったいないので今回は2つ試します。
以前ウォッシュタイプに、たんぽぽのはちみつを合わせた時、最高においしかったので1つ目は「たんぽぽはちみつ」です。
そしてもう一つは「もみの木のはちみつ」です。オーストリア産の甘露蜜になります。
オーストリア産のもみの木は、ここ2年ほど全然採蜜ができないようで全然日本に入ってきていません。
私の家で寝かせてあったものがあったので、これを合わせてみたいと思います。
そして、このもみの木のはちみつですが、新しい時は結構フルーティーな感じがするのですが2年以上寝かせると、スモーキーな風味をしっかりと感じられるようになってきます。
燻製料理に合わせたりすると面白そうな感じになっています。
今回のウォッシュタイプのチーズは、思っていた以上に塩味が強めでした。
はちみつを多めに使って食べると、はちみつの甘さとチーズの塩味がいい塩梅に交錯します。
「たんぽぽはちみつ」を合わせた時は少し軽やかで華やかな印象。
2年以上寝かせてあった「もみの木のはちみつ」を合わせると、その雰囲気は一変。落ち着いた大人といった感じです。
女性的なものではなく男性的な感じです。少し色気も感じます。
俳優さんに例えるなら、奥田瑛二さんがあたりのイメージに近いかなと思います。
今回のチーズは133グラムありました。
ステーキの130グラムと言うのはあっという間ですが、チーズの130グラムと言うのはなかなか食べ応えがあります。
はちみつを2種類使って”味変”をしながら食べると意外と早く完食できました。
食べ方としては結構贅沢だった気がします。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。