コーヒーとはちみつと私

【コーヒー&はちみつペアリング研究家】普段、私がコーヒーとはちみつをどんなふうに楽しんでいるかご紹介させて頂きます。

【はちみつ石鹸】使用するはちみつによる違いは?検証してみました

”はちみつ入り”の石鹸

昨年、久しぶりに開催したリアルでのはちみつ講座「はちみつを”色”で楽しむ」に参加してくださったお友達から手作りのはちみつ入りの石鹸をいただきました。
その方は、様々なところでアロマの先生としてご活躍されている方です。
 
アロマの先生なので、精油を使って作った石鹸です。
 
今回使った精油は、レモンユーカリだそうです。
そして手渡された石鹸は2個。
 
どちらもレシピとしては全く同じです。
 
違う点は
  1. 鈴木養蜂園のはちみつを使用
  2. サクラ印のはちみつを使用
ここだけです。
 
鈴木養蜂園は、地元愛知県産のはちみつを使って石鹸を作ってみたいと相談され私がオススメさせていただきました。
 
イベントの時(2020年11月)に、1ヵ月くらい経ってから試してみてくださいといただいたのですが、私が1ヵ月もの間覚えていられるわけもなく完全に忘れてしまっていました。
 
すでに3ヶ月以上経ちましたが、ようやくこの石鹸を使って違いはあるのか試してみました。
 

2つの石鹸で手を洗ってみました

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上がサクラ印のはちみつを使って作った石鹸。下が鈴木養蜂園のはちみつを使って作った石鹸です。

今回、合計4回ずつ手を洗って試してみました。
 
今回違いを比較するにあたり、どのあたりを特に注意してみようかと考えた結果以下の点を注意してみました。
 
  • 泡立ちとキメ
  • 質感、なめらかさ
 
まず、最初に試したのはサクラ印のはちみつを使った石鹸です。
 
石鹸をつけ、しばらく手をさすり合わせ洗っているとすごくなめらかな手触りです。
 
泡立ちも、かなりいいです。
 
次に、鈴木養蜂園のはちみつを使った石鹸を同じようにして手につけ洗ってみました。
 
こちらも、サクラ印同様に泡立ちも良く、なめらかな手触りです。
 
1回目を終わり、この時点では思った以上の差は感じられませんでした。
 
この時点で、全然違ったのは”香り”です。
 
レモンユーカリの精油を使用したとの事ですがどちらも「ユーカリ」らしい香りは私には感じられませんでした。
 
「レモン」の香りが石鹸からも直接香ってくるのですが、手を洗っているとよりしっかりと香ってきます。
 
その香りの強さにかなり差がありました。
 
サクラ印のはちみつを使った石鹸もレモンの香りがしっかりと香ってきたのですが、鈴木養蜂園のはちみつを使用したものはそれがさらに濃厚なレモンの香りを感じ取ることができました。
 
確か、はちみつはクロガネモチのはちみつを使われていたと思います。
 
この時点で知らなかったのですが、そのことを石鹸を作ったアロマの先生にお聞きしたら、鈴木養蜂園のはちみつを使った石鹸はサクラ印のはちみつを使った石鹸の約2ヶ月後に作ったそうです。
 
その辺がもしかしたら大きく関係しているのかもしれません。
 
その後、それぞれ3回ずつさらに試してみました。
 
泡のきめ細かさなどに差が出るかなと思っていたのですが、そこには全くと言っていいほど差を感じなかったです。
 
手を湿らせ、石鹸を手に取る時、市販の石鹸よりも手にあまり石鹸がつかないようにどちらも感じます。
 
ところが、少し擦り合わせるとしっかりと石鹸が泡立ってくるのはどちらにも共通していました。
 
手をこすっているときの、質感というか肌触り。
 
すごく微妙な差なのですが、サクラ印は言葉にするなら「さらっ、しっとり」。鈴木養蜂園のはちみつは「し~っとり」。
 
ただ、これはわかりやすいように言葉にしただけで、実際はこの言葉ほど差を感じることはないです。
 
思ったほどの差を感じ取れなかったので一番最後に試したのは、石鹸をつけて3分以上手を洗うということです。普段ではなかなかしないでしょうが(笑)
 
これ、かなりいいですよ!
 
最初に試したサクラ印のはちみつは、かなりモチモチしっとりとし滑らかさもかなり増し、めちゃくちゃ気持ちよくなってきました。
 
市販の石鹸で、3分以上手を洗うことがないのでよく分かりませんがかなり気持ちよくくせになりそうでした。
 
そして、鈴木養蜂園のはちみつを使ったものも同じように3分以上手を擦り合わせ洗ってみました。
 
ここで、先程のサクラ印のはちみつを使ったものと大きな差を感じとることができました。
 
サクラ印のはちみつでもかなり気持ちよかったのですが、そのさらに通2ンク、3ランク上を行く極上の気持ちよさです。
 
目を閉じて、手を擦り合わせていると良からぬことを想像してしまいます(笑)
 
うつぶせになり、女性の柔らかい手でこの石鹸を使って背中をさすってもらったら…思わずそんな絵を思い浮かべてしまいました。
 

まとめ

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手洗い
今回、明らかに違いを感じ取れたのは、「香り」と「3分以上手を擦り合わせたときの質感の差」です。
 
香りに関しては作った時期に2ヶ月ほどの開きがあると言うことで、そこは何とも言えないところです。
 
3分以上手をすり合わせた時もその作った時期の違いによる差なのかもしれません。
 
と言うことで、残念ながら検証といっても明確な答えを得られることができませんでした。
 
ただ、石鹸って長時間使い続けているとこんなに気持ちよくなるんだということを知ることができたのは嬉しい誤算でした。
 
これ、結構クセになりそうです(笑)
 
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。