企業による養蜂
企業養蜂とは
企業の社員がミツバチの飼育を実践することで、「自然環境」を自らに関係する事柄と認識し、地球規模の環境問題に取り組む企業活動のあるべき姿を描く動機付けとします。社会利益の目的を念頭にした養蜂と定義します。
養蜂は個人による「趣味養蜂」、都市部の緑化や生物多様性の保全などを目的に市民団体などがビル屋上などで展開する「都市養蜂」、さらには生きた環境学習として教育分野への活用と、さまざまな態様での広がりを見せており、「企業養蜂」もその一つです。
日本最古の養蜂問屋が企業の養蜂活動をサポート 研修・スタートパックがセットになった『企業養蜂』事業を開始|株式会社秋田屋本店のプレスリリース
ミツバチの役割とSDGsへの貢献(花粉媒介)
植物は種子をつくり、代を継ぐために「受粉(pollination)」という行為を昆虫に託しています。その役割を担う代表ともいえるミツバチは、香りに誘われて花を訪れ、蜜を吸っている間に体に付着した花粉を、ほかの花へと運びます。ミツバチは花粉の媒介者となり、ポリネーター(pollinator) とも呼ばれます。植物の生育、繁栄に欠かせない存在であり、「みどりの源」となります。
ミツバチは植物を介して、SDGsの環境関連の目標(ゴール)を中心に、貢献します。
「企業養蜂」で秋田屋本店が提供するもの
(1)養蜂器具一式44点
「企業養蜂」のために、株式会社秋田屋本店が特別にセレクト。ミツバチを飼うために質、量とともに十分な内容です。
<主な器具>
遠心分離器(遠心力の原理で巣から蜂蜜を採取する)、はちみつタンク、燻煙器(煙で蜂をおとなしくさせる。巣の手入れに必須)、養蜂着、面布(蜂刺されを防御)
※欧州のメーカー「LYSON」社の製品も一部含みます。
(2)種蜂(秋田屋系優良種)
養蜂を始めるために必ず必要となるミツバチセット(女王蜂・雄蜂・働き蜂)
(3)養蜂の技術がわかるDVD【4枚組】
株式会社秋田屋本店制作のオリジナルDVD
(4)実地研修
「近代養蜂発祥の地」の岐阜で、経験豊富な当社養蜂部員が丁寧に手ほどきします。実技を主体に養蜂技術を習得します。
(5)環境保全活動への寄付
販売価格の一部を環境保全活動に取り組む行政・機関、市民団体などに寄付し、企業の社会貢献活動を支援します。
■販売先
SDGsへの感度が高い全国の企業を対象とし、業種は問いません。養蜂は工場、倉庫の空地の一角などで取り組めます。緑化活動に、養蜂を付け加えることで相乗効果も期待できます。
販売概要
■販売価格
1,180,000円(税込)
・養蜂器具44点セット
・種蜂【最初に必要となる女王蜂、雄蜂、働き蜂】
・養蜂DVD
・実地研修(春秋に岐阜で開催-2名分の宿泊、飲食費、保険加入費含む)
・その他