天の邪鬼な私としては・・・
私はまぁまぁな天の邪鬼です。
他の人が「これいいよね」と言ったら、性格上「いやいや、絶対こっちのほうがいいでしょう」とついつい言いたくなってしまいます。
全くもって、嫌な奴ですね(笑)
はちみつもそうです。
はちみつの講座に参加してくれた人や、私がはちみつを好きなの知ってわざわざはちみつの話題を振ってくれた人が「アカシア蜂蜜が好きです」と言った日には、やはりついつい「アカシア蜂蜜ですか。他にもっといいものあるでしょう」とついつい言ってしまいたくなります。
ここで、アカシア蜂蜜を例に出したのはやはり「アカシア蜂蜜が好きです」と言う人があまりにも多いからです。
実際、アカシア蜂蜜はまず見た目の色が美しくその透明度もすばらしいと思います。
食べたらしっかりとした甘さを感じるのですが決してしつこくは無い。
雑味もなくクセもなく、本当に食べやすい蜂蜜です。
今日は、私が思う”アカシアはちみつの7つの凄いところ”をご紹介しますね。
1.日本人のためのはちみつ
戦前の昭和14〜15年頃、天候不順などにより採蜜量がかなり少ない年が続きました。
このままでは、日本国内に蜂蜜がなくなってしまうと危惧した岐阜県の方が日本人が好んで食べるような味わいの蜂蜜が海外にいないかと探しまわり見つけたのがハンガリー産のアカシア蜂蜜だったそうです。
海外産の蜂蜜は、国産の蜂蜜に比べ個性の強い味わいのものが多かったですが、日本人が好むクセの少ない蜂蜜ということで白羽の矢が立ったそうです。
まさに、日本人のために選ばれたはちみつと言えるのではないかなと思います。
2.色
アカシアはちみつは「蜂蜜の女王」と呼ばれています。
なぜそう呼ばれるのか。
もちろん、雑味がなくクセもないその味わいもありますが、その美しい色によるところも大きいのではと思います。
かなり透明に近い薄い黄色。仮にアカシア蜂蜜の中に飛び込んだとしたら、その深さ20から30メートルほど先まで見通せるのではないかというくらいの透明感。
とにかく、気品すら感じる美しい色だと思います。
アカシア蜂蜜の色を眺めているだけで、ご飯3杯はいけそうです。
3.味
多くの人がイメージするであろう「はちみつらしい味」。
それをしっかり感じながらも、雑味もクセもほぼ感じられません。
料理に使ったり、何かと一緒に食べる時は前にでしゃばることなく、常にその料理や食べ物を引き立ててくれます。
3歩下がって歩くやまとなでしこのような存在です。
4.低GI食品
アカシア蜂蜜は、ブドウ糖の割合が低く果糖の割合が高いため血糖値の上昇を緩やかにしてくれます。
低GI食品になります。
糖尿病の方や、食べ過ぎに注意は必要ですが、少し血糖値の高さを気にされている方が蜂蜜を食べるのであれば、断然アカシア蜂蜜がお勧めです。
5.火傷の修復
もし大火傷をしてしまったら、お医者様に診てもらわなければなりません。
蜂蜜には、抗菌効果と人間の細胞を修復するのに必要な栄養素がバランスよく含まれています。
擦り傷や切り傷などにもはちみつを塗っておくことで治りが早くなります。
軽度の火傷であれば、患部を清潔にし絆創膏にハチミツを塗って貼っておけば治りが早くなります。
イタリアの東ピエモンテ大学がはちみつによる火傷の治り方の違いを検証しました。
比較した蜂蜜は、マヌカハニー、そば蜂蜜、アカシア蜂蜜の3種類です。
やっぱり、火傷の治りもマヌカハニーが一番早いのかなと思ったら意外な結果となりました。
一番早かったのはアカシア蜂蜜。2番目はそば蜂蜜。そして3番目がマヌカハニーだったそうです。
マヌカハニーも、蜂蜜を塗らないよりは火傷の治りが早くなりました。
6.夕方以降蜂蜜を食べる時にオススメ
ミネラル分を多く含む食品は、夕方以降摂取しすぎると、夜眠っている間に体内でミネラルを吸収する働きが活発化し体が疲れてしまうそうです。
蜂蜜の色はミネラルの量によって大まかに変わってきます。
ミネラルの含有量が増えると蜂蜜の色は必然的に濃くなります。
ですので色の濃い蜂蜜は、朝起きてからお昼過ぎぐらいまでで食べると体にとっては負担も少なく非常に良いです。
お昼を過ぎてからは色の薄い蜂蜜を選ぶと良いでしょう。
そうした観点からも、夕方以降選ぶ蜂蜜としてアカシア蜂蜜は断然お勧めしたいです。
7.ブレンドはちみつのベースとして
自分で蜂蜜をブレンドすると言う事は、中々ないかなと思います。
やってみると、自分好みの味を追求してなかなか楽しいですよ。
また、初めて買ってみた蜂蜜の味わいがちょっと自分には強すぎると思ったら……
そんな時はアカシア蜂蜜に、その蜂蜜を1割から2割入れてよく混ぜて食べてみてください。
ものすごく、食べやすくなると思います。
また、普段アカシア蜂蜜ばかり食べているのだけども、さすがにちょっと飽きてきた。
そんな時は、みかんや柚、レモンのような柑橘系のはちみつや、フルーティな枇杷のはちみつ。花の香りを楽しめる桜の蜂蜜などを同じように1割から2割入れて混ぜて食べてみてください。
めちゃくちゃ美味しくなりますよ!
まとめ
私は、普段そんなにアカシア蜂蜜を食べません。
あまりにも綺麗すぎて、そこに少し物足りなさを感じてしまうからです。贅沢ですよね。もっと、こうなんか色気が欲しいと思うわけです(笑)
そんなアカシア蜂蜜を、食べたいなと思った時は他の蜂蜜を1割から2割混ぜて食べることが多いです。これで、程よくアカシヤ蜂蜜に色気が加わります。
アカシア蜂蜜をそのまま食べたときの印象が2017年に公開された映画「君の膵臓をたべたい」の時の浜辺美波ちゃんだとしたら、他のはちみつを少し混ぜることで今の浜辺美波さんになります。
「ちゃん」から「さん」に変わるのです!
全力でお伝えしたかった「アカシアはちみつの凄さ」感じて頂けたでしょうか。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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