酒粕
私は子供の頃から酒粕が大好きです。実家にいた頃、母が作ってくれる豚汁は、必ず酒粕が入っていました。粕汁ですね。
大人になるまで豚汁には酒粕を入れるのが一般的だと思っていたのですが、全然そうでは無いようでした。
それ以降、あまり酒粕とは縁のない生活が続いています。
今回、岡崎市の柴田酒造場で酒蔵見学をした時、店舗で販売している酒粕で作った甘酒を試飲させていただきました。
この時のお話で知ったのですが、甘酒には大きく分けて2つの種類があるそうです。
1つは、日本酒を仕込む時に、麹菌をお米にまぶし、麹米から作られたものです。
麹菌が持つ糖化酵素利用し、一晩ゆっくりと糖化させることで、糖類不使用ながらしっかりとした甘み、それでいて、自然な甘みを持つ酒蔵ならではの甘酒です。
もう一つが、酒粕から作るものです。
そこで気が付きました。
もともと私は甘酒があまり好きではありませんでした。
ただ、めちゃくちゃおいしいと思える甘酒もいくつかありました。
私がおいしいと思った甘酒は前者のものです。
あまり好きではなかった甘酒が後者の酒粕から作ったものです。
今回はその酒粕から作った甘酒を試飲させていただいたのですが、これが結構おいしかったです。さすが、孝の司の酒粕です。
店舗に、その酒粕を使って甘酒を作るレシピが書かれていました。めちゃくちゃ簡単です。
そんなことで、酒粕を購入してきたので、蜂蜜たっぷりの甘酒を作ることにしました。
蜂蜜たっぷりの甘酒をつくりました
店舗に貼られていたレシピは、上の写真の通りです。
この砂糖1/2カップの代わりに、ラベンダー蜂蜜を80グラム使用して作ってみました。
ラベンダー蜂蜜は色が濃いので、甘酒の色が若干濃くなります。
きれいな色のものが良い方は、アカシアはちみつのような色の薄い蜂蜜を選んだ方が賢明でしょう。
出来上がったものを飲んだのですが、少し甘さが物足りなかったです。
そこで三温糖を15グラムほど追加して飲むと、私にとってちょうど良い甘さでした。
柴田酒造場の酒粕は、板状になっています。
1袋500円で1枚約100グラムの酒粕が5枚入っています。
かなりお得な感じがします。
「飲む点滴」とも言われる甘酒に蜂蜜をたっぷり使い、さらにおろし生姜をちょっと追加して飲めば体も温まるし風邪の予防にも良さそうですよね。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。