コーヒーとはちみつと私

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愛知県田原市「伊良湖菜の花ガーデン」 ミツバチとひまわりで地域産業創出「ミツバチ花畑プロジェクト」始動

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ミツバチ花畑プロジェクト

「渥美半島ミツバチ花畑プロジェクト」の一環で、愛知県田原市の「伊良湖菜の花ガーデン」で連続崎のひまわり品種「サンフィニティ」が今見頃を迎えているそうです。


このプロジェクトでは、生産量日本一を誇る田原市の端に着目し活動を展開しています。

 

www.jacom.or.jp


地域の資源となっている端を通じ、農業、観光、環境分野の課題解決に取り組み、そこから新たな地域産業を創出し、持続可能な地域づくりを推進するそうです。


そのプロジェクトの第一弾として、1月から3月にかけて菜の花が咲き誇る「菜の花ガーデン」の裏作として、広さ約1ヘクタールのうち、約0.7ヘクタールにシンジェンタジャパンが開発し、FSブルームが販売する100輪咲きのひまわり品種「サンフィニティ」を定植しました。

 

100輪咲きのヒマワリ品種「サンフィニティ」

新たな観光資源としても期待がかかる


このサンフィニティは1つの茎から数十の花が連続的に咲く特性があり、一般的なひまわりに比べ小ぶりな花を咲かせます。


現在約8500本が満開を迎えており8月中旬まで見頃となっているそうです。


これからの季節は、気温が高く花も少なく、花粉と蜜が減りミツバチにとっては三重苦の季節を迎えます。


このサンフィニティがどれぐらい蜜を吹くのか分かりませんが、花が少ない季節に連続的に花を咲かせてくれるのでミツバチたちにとって貴重な花粉と蜜源になるのではと期待されているようです。


今後、蜂蜜の商品化や、それらを取り入れた観光事業への貢献も考えられているようです。

 

シンジェンタジャパンの的場稔社長は、近年欧州や米国でミツバチの減少が見られ、日本でも農作物の花粉交配用ミツバチの不足が問題となっていることに触れ、「その原因は各国でさまざまで病気や農薬被害、ミツバチの質的劣化などが挙げられているが、特にミツバチの体力を支える資源不足が問題視されている」と指摘。「年間を通して花のある環境が整い、ミツバチが増えれば、生態系の維持や多様性につながる」と話し、プロジェクトの活動に期待を示した。

観光ビューローの中村匡専務理事は「夏の新たな観光資源として手ごたえを感じている。今年の成果をしっかり検証し、来年につなげていきたい」と語った。

 

ミツバチたちは何千年もの昔から、私達人間に多くのものを与えてきてくれています。

 

それは、直接的に採れるはちみつや蜜蝋などよりも、花粉交配による食物の生産への貢献や生態系の維持への貢献が圧倒的に大きいと思います。

 

それに加え、「地域産業の創出」まで期待されるわけですからミツバチたちも大変です(笑)

 

ただ、それらのことを通じてミツバチに関心を持つ人達が増えることでさらにミツバチたちが暮らしやすい環境、場所が増えることに期待したいです。


最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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