オランダ・ワーヘニンゲン大学
オランダのワーヘニンゲン大学は、世界の大学ランキング農業分野で1位を誇ります。
ミツバチや養蜂の研究に関しても世界のトップクラスの大学です。
私は菩提樹(リンデン)の蜂蜜が大好きです。
今まで、かなりの種類のリンデンハニーを食べてきましたが、ワーヘニンゲンで採れたリンデンハニーは、そのリンデンらしい華やかさと清涼感がとにかく濃厚で一番のお気に入りです。
そんなこともあり、私は勝手にワーヘニンゲンとワーヘニンゲン大学に好意を持っています。
そのワーヘニンゲン大学で、ミツバチを使って新型コロナウイルスの感染の有無を識別させる研究が行われています。
ワーヘニンゲン大学のミツバチを使ったコロナ感染有無識別の研究
◆ウイルスの有無を数秒で識別
本研究は、オランダのスタートアップ「InsectSense」とワーヘニンゲン生物獣医学研究所(WBVR)が行っている。WBVRは、世界の大学ランキング農業分野で1位を誇るワーヘニンゲン大学の研究所の一つだ。研究者たちは、条件付けによってミツバチを訓練した。複数単位で訓練し、計約150匹のミツバチを使った。まず、ミツバチを冷蔵庫や外気で冷やして動きを鈍らせ、ワイヤーで台に固定した。検体は、健康なミンクと新型コロナウイルスに感染したミンクの鼻腔をぬぐって取り、薬品と混ぜたものだ(米ワシントンポスト紙)。
ウイルスを含んだ検体をミツバチに嗅がせた後、砂糖水を与え、吸わせることを数回繰り返した。一方、ウイルスを含まない検体のときは、砂糖水を与えなかった。こうして、ミツバチに「ウイルスを嗅いだら、砂糖水がもらえる(舌を伸ばす)」ことを学ばせた。その後、ミツバチは砂糖水なしでもウイルスを嗅げば舌を伸ばすようになった。つまり、「舌を伸ばせば陽性」のサインというわけだ。
まとめ
95%の確率で新型コロナ感染の有無の識別ができるようです。
PCR検査を入手できない国々で、訓練を行ったこの「探知蜂」を使うことを目的としているようです。
ミツバチは、社会性が高く賢いです。
そうした性質を使い、その研究のプロがミツバチ達をコロナ感染の探知をさせるために研究を行う。
様々なところで、様々な意見も出てくると思います。
私個人の意見としては、全くもって賛同できません。
世の中には、世界中で減少し続けているミツバチたちの減少をなんとか食い止めなくてはと考え行動している人たちもいます。
自然の摂理を乱し、逆らうようなことを行うと私たち人間の子孫に大きなしっぺ返しとなり跳ね返ってきそうです。
ミツバチたちのストレスを出来る限り取り除くことが、人類が平穏に暮らしていく上で大切なことだと思います。
一方で新型コロナウイルス感染拡大により亡くなられた方や後遺症に苦しんでられる方も多くいます。
少しでも早く、コロナの終息を目指さなければいけないですが、そこでミツバチを使うことの必要性を私は全く感じません。
これが本当にかなり正確に感染の有無を探知できるというものが、下手に実証されてしまえば、もっともっとミツバチたちを探知に使えというような恐ろしい事態になりかねないかもしれません。
それを率先しているのがワーヘニンゲン大学というのに、ショックを受けました。
色々と考えさせられる記事でした。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。