インドは元気だ
私とインド。探してみても全く繋がりはありません。強いて言えば「カレー好き」くらいです。
私は多分、同年代の平均的な人より映画を観ている数は少ないと思うのですが、昨年友人に誘われオンラインの映画の会に参加しました。
その初回に、インド映画好きな方がいらしてゴリゴリとインド映画を推されていました。
ただの一度もインド映画を観たことがなかった私は、何となく話の途中途中で歌って踊るのがインド映画だと思っていました。
その後、観た映画はイメージ通りだったのですがストーリーもしっかりしており、笑いあり涙あり。さらに色んなことを考えさせられる映画でインド映画にハマる人の気持がわかりました。
私が最初に観たのは「きっと、うまくいく」。約3時間とかなり長いですが、トイレに行きたいのを我慢しながら一気に観ました。途中で観るのをやめたくなかったです。
この映画を観て、インドはパワーがあるな。元気だなと感じました。
そんなインドでは、近年コーヒー栽培に力を入れるようになってきています。
かつては、インドはコーヒーの産地として栄えましたが1869年に、さび病の拡大によってほぼ全滅してしまいました。
近年、アラビカ種の品種改良によってさび病に強い品種やカネフォラ種の栽培によって生産量は世界第7位あたりまで増えて来ました。ヨーロッパへの輸出が多いので、日本ではまだ馴染みが薄いですね。
ブルートーカイコーヒーのジャパンブレンド あなたはどれを選ぶ
2013年に創業した「ブルートーカイコーヒー」。ここでは、高品質なインド産のコーヒーを購入することが可能です。
ブルートーカイコーヒーのはじまりは2013年。
インドは世界有数のコーヒー生産国ですが、創業当時、高品質のインド産コーヒーのほとんどは、欧州をはじめとするコーヒー消費国へと輸出されていました。
アメリカ育ちで西洋文化に親しみのあった創業者のマット・チタランジャンは、自身が無類のコーヒー好きであったこともあり、インド国内の飲食店で提供されるコーヒーの品質に満足できていませんでした。
また自国で生産された高品質のコーヒーを自国で手に入れることができない状況に社会的な問題意識を抱き、パートナーのナムラタ・アスタナと共に自分たちの手でおいしいコーヒーをインドに広げていくことを決意します。
そんな中でも、特に面白いなと思ったのが3種類の日本限定ブレンドコーヒーです。どれも、全てインド産のコーヒー豆のみでブレンドされたものです。
ジャパンブレンド
ジャパンブレンドは、個性豊かなインド産コーヒーのみを使用した、日本限定ブレンドです。中煎り、中深煎り、深煎りの焙煎度別に、それぞれ「茜(あかね)」「藍(あい)」「菫(すみれ)」の3種を用意し、好みの味わいによって選びやすいラインナップにしました。
シェードツリーを使ったコーヒー栽培が特徴的なインド産コーヒーの、そのナチュラルでオーガニックなイメージを、商品名に植物由来の日本の伝統色を用いることで表現しました。
フルーティな味わいを表現した「茜」、ブルートーカイのブルーをイメージした、定番の一杯の「藍」、深煎りコーヒーならではの重みを表現した「菫」とそれぞれのコンセプトを色で表現しています。
「茜(あかね)」「藍(あい)」「菫(すみれ)」の3種から選ぼうと思った時点で私はブレンドされている豆の内容が違うのかなと思っていたら、焙煎度による違いでした。
名前を聞いても、その時点ではよくわからなかったので単純に、茜ちゃんか藍ちゃんか菫ちゃんか。今まで私の周りにいたこれらの名前の女性をイメージし誰を選ぼうかと思い選んだのは「茜ちゃん」です。
これが、焙煎度による違いと知っていたら多分菫ちゃんにしていたと思います。
茜は中煎りです。
JAPAN BLEND 茜 -あかね
「明るい朝に華やかな気分を味わえるコーヒー」焙煎度:中煎り
明るい朝に華やかな気分を味わえるコーヒーをイメージして、軽やかでフルーティなコーヒーに仕上げました。ライチやマスカットを思わせる瑞々しいフレーバーと、ツルッとした質感が特徴的です。
ここに書かれているような特徴がわかりやすいよう、抽出温度を若干下げ(88℃)抽出時間も短めにしました。
インドのコーヒーというとモンスーンコーヒーの独特な風味をイメージしましたが、このブレンドコーヒーは全然そんなことないです。
たしかにライチやマスカットをイメージできるやわらかな甘酸っぱさ。思っていた以上にキレイなカップです。
飲みながら、茜ちゃんに恋い焦がれてみます。
JAPAN BLEND 藍 -あい
「いつでも落ち着ける定番のコーヒー」焙煎度:中深煎り
いつでも落ち着ける定番の一杯をテーマに、酸味と苦味を心地良く調和しました。しっかりとした口あたりと、カシスやラズベリーを思わせるフルーティでジューシーな風味が特徴的です。
JAPAN BLEND 菫 -すみれ
「ビターチョコレートのようなほろ苦いコーヒー」焙煎度:深煎り
ビターチョコレートのような大人の味わいをテーマに、ブラックでもミルクと合わせてもおいしいコーヒーに仕上げました。ずっしりとした、重厚感のある甘味と質感が特徴的です。
購入は、この下のリンクから可能です。
All Productswww.bluetokaicoffee.jp
今宵は、インド映画を観ながらこの茜を飲んでみようかな。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。