テーブルハニーとは
「テーブルハニー」とは?
そんな言葉を聞いたことがある人は結構いらっしゃるのかなと思います。
蜂蜜屋さんのホームページを見ていると、「テーブルハニーにオススメ」「テーブルハニーセット」などの文字を見ることができます。
ヨーロッパは、日本と比較すると蜂蜜の消費量は圧倒的に多いです。
日常的に蜂蜜を食べています。
食事をするときに、すぐに蜂蜜を使えるよう、「テーブルハニー」の名の通りテーブルには蜂蜜が当たり前に置かれていることが多いようです。
ヨーロッパにおいては「テーブルハニー」は当たり前の食習慣であり、食文化と言えるのではと思います。
日本で言えば、テーブルの上にお醤油が置かれているのと同じような感覚だと思います。
「テーブルハニー」に憧れる
私の家には、常に蜂蜜は200個ほどあります。
それでも、食卓の上に基本的には蜂蜜は置いていません。ただもちろん、よく使うものはすぐ近くに取れるようになっています。
蜂蜜好きとしては、いつ何時でも食卓の上に蜂蜜が置かれているということに憧れます。
ヨーロッパのように、それが「文化」として何とか根付いてほしいと思います。
日本はちみつマイスター協会は、テーブルハニーという認識がない日本の中で大勢の方にはちみつの本当の素晴らしさを知ってほしいと言う目的で2009年2月に「NPO法人蜂医研究会 はちみつマイスター養成講座」としてスタートしたそうです。
その後、2012年6月に今の「一般社団法人日本はちみつマイスター協会」に変更したそうです。
やはり、蜂蜜を好きになると同じように「テーブルハニー」というものを日本にも根付かないかなと思う人たちは大勢いるようです。
はちみつの美味しさや便利さを知ってしまうと、それを少しでも多くの人に知って欲しい。そう思うことは、ごく自然な流れだと思います。
何年か前、蜂蜜を販売している人や養蜂家の方たちが大勢集まった会に参加させていただきました。
その時、私の目の前にいらっしゃった方は蜂蜜の輸入販売をされている方でした。
酒も入りとにかく熱く「日本にもなんとかテーブルハニーという文化を根付かせたいんだ」とおっしゃられていました。
その方は、「そのためには、とにかく安く品質の良い蜂蜜をもっと日本に広めなければならない。だから私は、海外の品質が良くて安い蜂蜜を輸入して販売をしているのです」とおっしゃられていました。
その方が実際に販売されている蜂蜜は、確かに驚くほど安く販売されていました。
品質も悪いものでは決してありません。
ただ、相当というかかなりクセの強い蜂蜜です。おそらく平均的な日本人10人いたら9人は食べれないのではという位のクセの強いものだと思います。
ただ実際に、その人はなんとかテーブルハニーと言う文化を日本に根付かせたいと思いそうやって行動を起こしていることがすごいなと思いました。
そして、その熱量に圧倒されました。
やっぱり私も「テーブルハニー」を日本で当たり前にしたい
ここ最近、時間があると自分なりにどうしたら「テーブルハニー」を日本で当たり前のことにすることができるのかと考えています。
もちろん、ちょっとやそっと考えて答えが出るものではありません。
ただやっぱり、私も何か出来ればと思います。
私は養蜂の経験もありません。
そんな自分のストロングポイントを探したときに挙げられるのは
- 4年以上毎日ブログを書いている
- 個人のレベルでは蜂蜜を使った講座をかなり多く開催している
- 蜂蜜好きの集まるコミュニティー「はちペロ会」を運営している
- コーヒーを中心に蜂蜜のフードペアリングを日常的に楽しんでいる
この辺なのかなと思います。
そして、蜂蜜好きの集まるコミュニティー「はちペロ会」やはちみつの講座に参加してくださった方から、蜂蜜の使い方や楽しみ方などについて多くのフィードバックをいただいている。
もちろん、蜂蜜屋さんには敵わないと思っていますが、個人レベルではフィードバックはかなり蓄積している方だと思います。
そして、自分自身が蜂蜜に興味を持ってからどうやって蜂蜜を楽しんできたか。
その辺を振り返り、少し蜂蜜に興味を持った方にわかりやすく蜂蜜の楽しみ方や日常への取り入れ方を伝え、テーブルハニーをごく当たり前のものにしていきたいなと思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。