カステラ
「カステラ」と言う食べ物は実にシンプルです。
ケーキはクリームやフルーツなど、生地以外のものと様々な組み合わせをすることで、それこそ無限に味を作り出せるような気がします。
それに対してカステラは、生地だけで勝負しています。
カステラで、よく議論されるのはザラメがついているものが好きかついていないものが好きか。
また人により、贔屓にするメーカーが異なるところなどかなと思います。
ちなみに私は、カステラにザラメが付いている方が好きです。
しっとりとした生地に、ザラメがつくことで良い食感のアクセントとなってくれるからです。
ただ、シンプルすぎるが故に使用する材料の善し悪し。
微妙な火加減などで、思っている以上に大きな差が出やすいです。
カステラは基本的には「おやつ」として食べることが多いと思いますが、腹持ちも良いので朝食で食べても全然良いと思います。
使用する材料も少なく、簡単に家庭で作ることができる"ふわっ、トロッ"としたカステラのレシピを紹介したいと思います。
雑誌やウェブの記事等でフードジャーナリストとしてご活躍されている小松喜美さんが、紹介されていたレシピです。
ふわっ、トロッ、美味しい! はつみつを使った「半熟カステラ」のレシピ
材料(18cm丸型1台分)
卵:4個
卵黄:2個分
グラニュー糖:20g
はちみつ:大さじ3
薄力粉:40g
作り方・手順
所要時間:45分
1.下準備する
オーブンを160度に予熱しておきます。
オーブンペーパーをケーキ型の底と周囲に敷いておき、薄力粉をふるっておきます。
卵と卵黄は室温に戻します。
2.卵、卵黄、グラニュー糖、はちみつを合わせて泡立てる
ボールに卵、卵黄、グラニュー糖、蜂蜜を入れ、湯煎で温めながら、ハンドミキサーの低速で全体が白っぽく、持ったりしてくるまで泡立てます。約倍量になるまで、およそ10分位泡立ててください。
3.粉を合わせて混ぜる
薄力粉を加え、ゴムベラでそこから返すように、よく混ぜ合わせます。
4.型に入れ、焼く
生地を肩に入れ、上から2〜3回軽く内に落として、空気を抜きます。予熱しておいた160度のオーブンで約20分焼きます。
5.型のまま冷ます
焼き上がったら、形のまま狭します。竹串を刺してみて、半熟状の生地がついてくれば焼き上がりです。あら熱が取れたら、冷蔵庫で保存します。
ワンポイントアドバイス
焼きすぎると半熟でなくなってしまうので、中心に完全に火が通る前(中心が盛り上がる前)にオーブンから出し、余熱で火を通しましょう。
卵に完全に火を通さないレシピなので、卵は新鮮なものを使い、冷蔵庫で保存し、作ったら早めに食べる切るようにしてください。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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