コーヒーのアレンジ
コーヒーをブラックで飲むものを純粋なコーヒーだとするならば、そこにミルクやお砂糖を加えたものも自分が飲みやすいようにアレンジした「アレンジコーヒー」と呼ぶことができるのかなと思います。
コーヒーの楽しみ方と言うのは人それぞれなので、コーヒーを使った様々なアレンジメニューに積極的にチャレンジする人もいれば、ひたすら普通にコーヒーを楽しむと言う人も多いと思います。
私なんかは、コーヒーをアレンジした市販のものは飲んでみることも割と多いと思うのですが、実際自分で考えたり作る事はほとんどありません。
コーヒーのアレンジメニューを考えようとすると、やはりそれ相応のセンスと言うものが必要になると思うのですが、残念ながらそういったものを私は全く兼ね備えていないです。
餅は餅屋じゃありませんが、そういったところはアレンジメニューを考えるプロに任せたいなと思います。
もちろんコーヒーのアレンジメニューはバリスタも考えると思いますが、見た目にも美しく、斬新でありながらセンスが良いドリンクのアレンジメニューを考えるプロと言ったらバーテンダーではないでしょうか。
フリーバーテンダーとして活躍されている大渕修一さんが11種類のコーヒーアレンジメニューを紹介されていました。
大渕修一●フリーバーテンダー。バーテンダー、バリスタとして修業を重ね、オリジナルのコーヒーカクテルを競う「ジャパン コーヒーイン グッド スピリッツ チャンピオンシップ」2013年、15年で優勝を果たす。現在、セミナーやレストランのメニュー開発を通じ、コーヒーカクテルの普及活動にいそしんでいる。
当然、見た目にも美しく飲んでみたいなと思えるものばかりです。
中には、こんな風に合わせちゃうの!?と言う意外性もありそのレシピを見ているだけで面白いです。
使用するコーヒーなのですが、特に多いのがコールドブリューでした。
他にはエアロプレス、ドリップコーヒー、フレンチプレスなどの他、コーヒー豆をウイスキーに浸して使うと言うものもあります。
11種類のコーヒーアレンジメニュー
詳細は、↑こちらのリンクからご覧ください。
ノンアルコールのものからアルコールを使用したものまで様々です。
今回のレシピのコンセプトが「コーヒーは朝だけじゃない!一日中とことん楽しむアレンジレシピ」とのことなので、時間帯によってアレンジメニューを紹介されています。
それをさらっとまずは紹介します。
朝のコーヒーアレンジレシピ
昼のコーヒーアレンジレシピ
夜のコーヒーアレンジレシピ
11種類のアレンジコーヒーメニューレシピを見て私が気づいたこと
完全に全部一致するわけではありませんが、この11種類のメニューレシピにどのようなコーヒーを使っているかと言うところを眺めてみました。
この辺を押さえておくと、自分でこうしたアレンジコーヒーを作ってみようと思ったときの参考になると思います。
- フルーツを多く使用するドリンクには軽いコーヒー
- 冷たい飲み物にも軽いコーヒー
- 材料から濃厚な国や味わいを想像させられるものには重いコーヒー
- アルコールを使ったメニューには重いコーヒー
ざっくりとこんなところかなと思います。
「軽い」と「重い」と言う言葉を使いました。
ここで言う「軽いコーヒー」とは、焙煎度だったら浅め。抽出はコールドブリューのように、すっきりとした口当たりのもの。
反対に「重いコーヒー」は深煎りのコーヒー。抽出はエアロプレスのように、コーヒーの成分がしっかりと抽出されるものです。
「ホットバタードアップルコーヒー」は、フルーツも使われていますがやはりバターのコクや味わいは力強いので、ここでは深煎りのコーヒーで、バターに負けない味わいのコーヒーを持ってきます。
ただ、こうしてメニュー名を見ながら写真を見ているだけでもオシャレ感が半端ないですね。
個人的に試してみたいなと思ったのは、「コーヒーハイボール」と「コーヒー・オールドファッションド」。
コーヒーハイボールではコーヒー豆をウイスキーに。コーヒー・オールドファッションドではコーヒー豆をバーボンにそれぞれ12時間漬け込みます。
思ったより短時間で」」いいんだなと思うのと、特にコーヒーハイボールは簡単に楽しめそうだなと思います。
◎材料
コーヒーフレーバードウイスキー……30㎖(コーヒー豆28gに対し、ウイスキー200㎖の割合)
ソーダ……120㎖
【つくり方】
①ウイスキーにコーヒーを豆のまま、約12時間漬け込み、コーヒーフレーバードウイスキーをつくる。
②グラスに氷(分量外)と①、ソーダを注ぐ。
口に入れた瞬間は普通のハイボールに思えるが、アフターにコーヒーの香りが押し寄せ、いつもの一杯に深みが増す。仕込みは、ブランデッドのスコッチなどバランスのいいウイスキーにコーヒー豆をひと晩、漬けておくだけ。ソーダを注げばたちまち完成するという手軽さも、酒飲みにはうれしい。
こういったプロが作ったレシピから、自分なりの法則を探してみるのも楽しいと思いますよ。
最後まで、読んで下さりありがとうございました。