講座「春を感じる桜のアロマ香水づくり」
講座を受講する前、作りたい香りのイメージを自分なりに膨らましていきました。
妻と結婚した翌年の春、日帰りで吉野の千本桜を見るバスツアーに参加しました。
後にも先にも2人でバスツアーに参加したのはこの時しかありません。
天気も良く、初めて見た吉野の千本桜は圧巻でした。
桜の花は近くで見た時も美しいですが、遠く離れたところから微妙な濃淡のある桜の花を眺めると言うのもこんなにいいものかとその時思いました。
イメージは吉野の千本桜を眺めながら、桜以外の春を感じる草花の香りも表現したいなと思っていました。
講座の概要
春を想う気持ちは昔から変わらない日本人ならではの心。
この講座では桜の和歌を鑑賞しながら、自分のイメージする桜のアロマ香水を創ります。
桜の香水は人気ですよね。
それを自分でブレンドできる楽しさをぜひ体験しに来てください。
今年のお花見は香りをまとって愉しみましょう。
ルームフレグランスとしても使えます。男性のご参加も歓迎です。
<講師プロフィール>
村山亜希子
AEAJ認定アロマセラピスト、インストラクター、ブレンドデザイナー、ナチュラルビューティースタイリスト
現在NHK文化センター、星城大学オープンカレッジなどでアロマ講師を勤める
生活の木主催フレグランスコンテスト2020優秀賞受賞、エリア賞2回受賞
村山亜希子先生の講座が気になる方は、ブログを御覧ください。
学生時代、古典など大の苦手でした。
それがまさかの、和歌の勉強から始まりました。
いくつかの桜を読んだ和歌からどのようなことを感じるのか、イメージするのかというのをやってみました。
学校の堅苦しい授業と違いこれはかなり楽しいです。
そして自分自身が思う桜のイメージや、エピソードなどを書き出しました。
そこで書き出したのは、桜の木の下で母親や近所の人たちとキャッチボールをした小学生の時の思い出です。
桜に対して、様々なイメージや感情を吐き出し、どのような香りを作ろうかと考えていたところで、講師の村山亜希子先生が出してきたのが「コーヒー精油」です。
私が今回講座に参加すると言うことで、わざわざご用意してくださったようです。
本当にありがとうございました。
となると、せっかくなのでこのコーヒー精油を使わないわけにはいきません。
決めたイメージは、天気が良い昼間に満開の桜の下でコーヒーを飲みなが桜を見上げる感じです。
この時点で、コーヒーなのかカフェオレにするのかまだ悩んでいましたが、ひとまず香りを作ってみてからそこは考えます。
香水「桜見上げるコーヒー」を作ってみました
この香水の名前は、香りが完成してから考えました。
使用した精油の種類は、いつになく多めになりました。
もちろんコーヒーの精油も使いました。
ゼラニウムを多めにし、サンダルウッドやベンゾインその他多数。
ひとまず作ってみた香りを嗅ぐと、自分が思っていた以上にいい感じでした。
ただすでに、香りを嗅ぎ疲れ特にコーヒーの香りが感じにくくなってしまっていました。
先生が持参してくれている、鼻休めのコーヒー豆の香りを嗅いだのですが、コーヒー精油を使っているときに、コーヒー豆の香りを嗅ぐと余計わかりにくくなるような気がしました(笑)
出来上がった香りを、先生にも確認していただきました。
アドバイスをいただき、1滴だけコーヒー精油を足しました。
結果、カフェオレではなくブラックのコーヒーを飲んでいる感じにぴったりです。
まだ少しだけ空気の冷たさを感じながら、晴れた日に満開の桜の花を見ながら、両手でカップを包み込むようにしてコーヒーを飲んでいる自分の姿が見えてきました。
コーヒー精油を使おうとした時点で、今日はかなり悩むかなと思ったのですが、ほぼ一発で思っていた以上の出来のものができ大満足です。
2週間経過し、使ってみたのですがめちゃくちゃいいです。
ただ、思い描いていたよりもコーヒーの香りがほんのわずかに弱かったかなと言うところです。
休日出かける時は、5月ごろまではこの香水を使おうかなと思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。