コーヒーとはちみつと私

【コーヒー&はちみつペアリング研究家】普段、私がコーヒーとはちみつをどんなふうに楽しんでいるかご紹介させて頂きます。

島根県浜田市「ヨシタケコーヒー」を使って染めた石州和紙製のポストカード「珈琲葉書」

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缶コーヒーの生みの親三浦義武氏

コーヒーの起源には諸説あります。イエメンの祈祷師だったオマールが山中で.小鳥が小枝に留まり容器にさえずるの見つけ、空腹だったオマールはその生の果実を摘み取って持ち帰ってスープを作った。それがコーヒーだったと言う説。


エチオピアの山羊飼いだったカルディが、ヤギが牧草地に生えている灌木の実を食べると、騒がしく興奮状態になることに気づいた。


その実の効能を自ら試してみることにし、茹でて飲んでみたところ、気分が非常に爽快になったのです。その実がコーヒーだった、などなど。

www.ucc.co.jp

 

こんな感じで、世の中の物の起源には説が1つでなくいくつかあるのが当たり前のようです。


缶コーヒーも同様に、世界で初めて作ったと言うのには諸説あるようです。


その中で、1番有力だと思われるのが島根県浜田市出身の三浦義武氏が作ったという説です。

 

世界で初めての缶コーヒー「ミラ・コーヒー」

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今から50年前の1965(昭和40)年9月14日、三浦義武が開発した缶コーヒーが日本橋三越本店で販売された。商品は「ミウラ」(三浦)と「ミラクル」(奇跡)にかけて「ミラ・コーヒー」と名づけられた。砂糖が入ったミルクなし200g入り缶コーヒーで、販売価格は80円だった。売れ行きは上々で、評判も良かった。翌年3月からは関西地方を中心に百貨店や国鉄(現JR)の鉄道弘済会売店などで本格的に販売された。歴史地理学者で三浦義武研究の第一人者である安来市加納美術館・神英雄館長は次のように解説する。

「1950年代後半から相次いで缶コーヒーの試作・開発が行われました。しかし内容物の腐食、変質、異臭などでうまくいきませんでした。こうした問題を克服して、継続販売された商品はミラ・コーヒーが世界で初めてです。小説家・小島政二郎のエッセイにも商品を推薦する記述が見られます。当時、浜田市内で盛んだった缶詰の製造技術にヒントを得て製品化されたもので、半年後に開缶しても濁らず沈殿することはありませんでした」

STEEL CAN AGE |スチール缶リサイクル協会

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島根県浜田市「ヨシタケコーヒー」を使って染めた石州和紙製のポストカード「珈琲葉書」

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ヨシタケコーヒーで染色したポストカードを手にする田中昭則さん=浜田市西村町、Gallery&Cafe FUN

ヨシタケコーヒーとは

ネルドリップの魁(さきがけ)三浦義武が編み出した、2枚重ねの綾織ネル(布)に入れたコーヒー粉に水を注いで攪拌し、最後に湯を注ぐ独自の抽出方法で淹れるコーヒーのことで、香り高く、コクのある濃い味わいが特徴です。

ヨシタケコーヒー~極上のネルドリップコーヒー~|浜田市

 

義武の味を受け継ぐヨシタケコーヒー認証者

ヨシタケコーヒーは、綾織のネルを使った独自の抽出方法で淹れるコーヒーですが、その味は、淹れる人によって変化する不思議な飲み物です。
ここでは、ヨシタケコーヒー認証制度に合格し、義武の味を受け継ぐ認証者の方々のうち、現在浜田市内でお店などを開いている方々をご紹介します。ぜひそれぞれのお店で認証者による味の違いをお楽しみください。

 

このヨシタケコーヒー認証者の一人、田中昭則さんが「ヨシタケコーヒー」を使って染めた石州和紙製のポストカード「珈琲葉書(こーひーはがき)」を完成させました。

田中さん

 

浜田の新たな土産物にしようと、市内のカフェや和紙職人が協力して制作。郷愁を誘うセピア色に仕上がり、今月からヨシタケコーヒーの提供店舗などで販売している。

提供店舗の「Gallery&CafeFUN(ギャラリー・アンド・カフェ・ファン)」(浜田市西村町)、ポストカードや版画の制作を手掛けるアートオフィスクラウドエイト(同市下府町)、和紙製造販売の西田製紙所(同市三隅町古市場)が企画。西田製紙所ですいた石州和紙に、抽出した後のコーヒー粉を使って染色した。コーヒーの香りがかすかに残っているカードもあるという。

 Gallery&Cafe FUNの田中昭則さん(69)は「ネット販売する予定はない。浜田に来ていただいて買ってもらうことで、地域の魅力を知ってもらいたい」と話した。1枚250円。同市熱田町のCafeダイニング珈琲時間(コーヒータイム)でも販売する。 (三浦純一)

ヨシタケコーヒーで染めた珈琲葉書完成 浜田のカフェ、職人協力 | 山陰中央新報デジタル

 

「ネット販売する予定はない。浜田に来ていただいて買ってもらうことで、地域の魅力を知ってもらいたい」と、田中昭則さんの地元である浜田を盛り上げていきたいという思い。

 

今は、まだまだ行き来するのが難しい状況ですがコロナが落ち着いたらこういった記事を見て浜田に行ってみようと思う人も出てくるはずです。

 

その人達が、この「珈琲葉書」を使って大切な人に手紙を書いて送る。そんなシーンを私も見てみたいなと思います。

 

私は、自分でもよくわからないのですが多分自分の初恋は小学1年生のときの担任の先生です。

 

夏休みに、その先生が愛媛県松山市に旅行に行かれそこからクラス全員に絵葉書を送られました。もちろん、私はその初恋の人からいただいたラブレター(じゃないけど)を、ずっと勉強机の引き出しに大切にしまっていました。

 

そんなことを、ふと思い出しました。

 

スマホのカメラの性能がどんだけよくなっても、こういった手紙の手で触ったときの質感はもちろん感じられません。

 

ヨシタケコーヒーで染めた微妙な色合いも、やはり実物とパソコンやスマホの画像で見るのでは伝わりません。

 

大切な人には、まだまだアナログの方が伝えやすい思いというのはあると思います。

 

そんなことを、この記事を通して思いました。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。