コーヒーとはちみつと私

【コーヒー&はちみつペアリング研究家】普段、私がコーヒーとはちみつをどんなふうに楽しんでいるかご紹介させて頂きます。

コーヒー豆かすがドリアに!? 循環型社会へ デニーズのフードロスを減らす取り組み

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フードロスを減らす取り組み

ずっと以前から言われている事ですが、日本は世界有数の食品廃棄物の量が多い国です。


スーパーマーケットやコンビニで売れ残った惣菜などが廃棄されるのはもちろん、飲食店でも売れ残ったものが廃棄されます。


その店で飲食されたお客様が残されたものも当然廃棄されます。


毎日毎日、恐ろしい量の食品廃棄物が日本中で出ています。

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今のコロナ禍において、蔓延防止や緊急事態宣言が出ることにより人の流れが急に減るなどしてスーパーマーケットや飲食店でもこういったフードロスを少しでも減らそうと言う動きは加速しているのかなと思います。


当然販売する側にとっても、フードロスを減らす事は直接利益につながりますし、何より自分たちが作ったものなどが廃棄される事はとても悲しいことだと思います。


我が家に関して言うと、びっくりするぐらいフードロスは出ていません。


結婚して以来、ずっと言われ続けている事なのですが「なんでもかんでも全部食べないで」と言われるくらい私は目についたものを全て食べ尽くしてしまいます。


世の中の食品廃棄を減らそうと思うと、私のコピーロボットを各地に配置すれば可能かなと思います(笑)


ただし、日本の肥満率は急激に上がりそうですね。


冗談はさておき、最近ではフードロスを減らすためのアプリ「TABETE」などもあります。

tabete.me


ドトールコーヒーが展開するエクセルシオールカフェ50店舗に導入するなど、もちろんカフェチェーンなどにおいてもそういった流れが加速するのかなと思います。

 

《ドトールコーヒーからのコメント》
TABETEの採用に至ったのは、店舗検証を通じた定量的効果と、お客様の賛同状況とともに、店舗スタッフの意識に一定の効果がみられたことがあります。また、複数の店舗を本部で一元管理できるようなソフト開発も重要な要素となりました。
お互いの知恵の出し合いがひとつのかたちになり、6店舗6ヶ月の実施で約104㎏の食品ロスを削減することができました。このような成果の積み上げが、ドトールコーヒーとドトールコーヒーを取り巻く皆様へのSDGsの浸透に繋がっていくものと確信しております。


そして大手ファミリーレストランデニーズでもフードロスを減らす取り組みがされているのですが「コーヒー豆カスがドリアに」と言う見出しでニュースになっていました。

 

デニーズのコーヒー豆かすの再利用

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これは確かに間違いでは無いですが、記事を読んで完全に釣られたなと思いました。


私の頭の中は、コーヒー豆のカスが何をどうしてドリアになるのか必死で考え出してしまいました。


最近はあまりファミリーレストランに行くこともないのですが、学生時代1番好きだったファミリーレストランがデニーズです。


好きだったと言うよりは、終電を逃し始発を待つのにちょうどいい場所にあったのがデニーズだったので、よくデニーズで夜明けを迎えていました。


その時、私がいつも食べていたのが「海の幸のドリア」とライスでした。


店員さんによっては、「ドリアの中にライスは入っていますが」とご丁寧に教えてくれる方もいらっしゃいましたが、いちいち「ドリアをおかずにライスをいただくので」と答えるのがめんどくさかったです。


私の感覚では、お好み焼きをおかずにご飯と味噌汁を食べるのとほぼ同じなのです。


そんな、私の学生時代の思い出が詰まったデニーズのドリアがコーヒーを抽出後のカスから作られると言うのは何がどうなったらドリアになるんだろうと不思議でなりません。


そのニュース記事を紹介します。

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ファミリーレストランの「デニーズ」を運営するセブン&アイ・フードシステムズは2日、店舗から出るコーヒー豆かすを牛の飼料にする事業を始めると発表した。牧場を経由してドリアの材料に活用する仕組みを作り、食品廃棄物を削減する。

 横浜市の店舗で生じた豆かすを市内の工場で飼料に変え、静岡県の牧場で牛に与える。牛から搾った生乳を別の事業所でホワイトソースに加工。これを食材に使ったドリアの新メニューを7日から各地のデニーズで販売する。農林中央金庫(農林中金)が牧場を仲介し、循環システムの構築を支えた。

 軌道に乗れば取り組みを拡大させたい考えだ。

コーヒー豆かすがドリアに デニーズ、食品廃棄物を削減|高知新聞

 

要はデニーズの店舗で出たコーヒー豆カスを牛の飼料にするという事業をこれから始めると言うことです。


そして、その牧場の牛乳を使い別の事業所でドリアに使用するホワイトソースに加工するそうです。


これからの循環型社会に適応した事業ですね。

 

海外でも共感された日本の「もったいない」精神。

 

これからも、こういった循環型社会への取り組みを大手企業に率先して取り組んでいって欲しいなと思います。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。