クイジナート 「ファウンテンコーヒーメーカー」
「クイジナート」はアメリカの調理用品ブランドです。
私がその名前を聞くようになったのは10年位前からだと思うのですが、意外と歴史は古く、1971年に電動式フードプロセッサーをアメリカ市場へ投入するために設立されたそうです。
クイジナートの商品は、どれも比較的シンプルなデザインで、どこの家庭のキッチンにもなじみそうです。そして、比較的価格も控えめなのが嬉しいところです。
現在、ホームページを見るとコーヒーメーカーだけで7機種が販売されているようです。使用される方の頻度や嗜好、予算に合わせて選べるのが嬉しいところです。
その中で、異彩を放っているのが今回紹介する「ファウンテンコーヒーメーカー」かなと思います。
メーカー公式の紹介動画(1分24秒)がありますので、こちらを見ていただくとどのようなものか分かりやすいと思います。
このファウンテンコーヒーメーカーの特徴は色々とありますが、なんといっても1番は噴水のようなドリップです。
お湯を押し上げる「スピンシステム」によって噴水のようなドリップを実現します。
お湯が上に上がっていくと言う点では、少しサイフォンにも似ていますが、サイフォンは気圧の変化を利用してお湯が上に上がっていくのに対しこちらは、独自のスピンシステムによってお湯を下から上へと循環させながら抽出するものになります。
見ているだけでも楽しそうですよね。
そして75℃から100℃の間で6段階の温度設定ができるので、コーヒー豆の種類等によって自分好みに色々と試すことができそうです。
そして、抽出時間はホットであれば1分から8分で設定が可能なので、これはかなり幅広く遊ぶことができそうです。
そして、今回1番お勧めしたいのが水出しコーヒーを抽出することが可能という点です。
ファウンテンコーヒーメーカーで水出しコーヒーを作るには
先ほど、このファウンテンコーヒーメーカーは75℃から100℃の間で6段階の温度設定が可能とお伝えしましたが、それ以外に水出しの温度設定も可能となっています。
そしてその水出しコーヒーの抽出時間は20分から40分の間で設定が可能です。
市販されている水出しコーヒー用のコーヒーバッグでは冷蔵庫に入れると出来上がりまで8時間位が目安になるかと思います。
これはこれで、寝る直前に冷蔵庫に入れ翌朝飲むのにちょうど良い時間となります。
水出しコーヒーを飲むようになり、そのすっきりとした味わいにはまったよという方は、もう1杯水出しコーヒーを飲みたいなと思っても8時間もかかるのであれば普通のコーヒーを飲もうとなってしまうところです。
それがこのファウンテンコーヒーメーカーであれば20分から40分で水出しコーヒーを作ることが可能と言うのは大きな魅力ではないでしょうか。
この噴水のような「スピンシステム」によって水を下から上へ、下から上へと循環させているので、コーヒーの粉が緩やかに攪拌されている状態が続きます。
そのため、ただ水に浸しておくよりもコーヒーの成分がより早く水に溶け出しやすくなるということだと思います。
ファウンテンコーヒーメーカーは紅茶やハーブティーにも使えます
そして、このファウンテンコーヒーメーカーは紅茶や緑茶、ハーブティーにも使えるとのことです。
そしてスピンシステムとフィルターを取り外せば一般的なケトルとして使用することも可能なので1台で何役もこなすことができます。
ただ、消費電力が1200wの電気ケトルだと水道水500mlを沸かすのに約2分40秒ほどで湧き上がるそうですが、このファウンテンコーヒーメーカーは800wと少し非力です。
先ほどと同じ水道水500mlを沸騰させるのに約4分10秒ほどかかったそうです。
頻繁に電気ケトルを使う方には、電気ケトルは電気ケトルで別のものを用意したほうがよさそうです。
商品概要
●製品名:ファウンテン コーヒーメーカー Fountain Coffee Maker
●品番:FCC-1KJ
●セット内容:本体、ふた、フィルター、スピンシステム、電源プレート
●電源:AC100V 50/60Hz
●消費電力:800W
●抽出方式:ドリップ式
●サイズ(約):幅 140mm x 奥行210mm x 高さ260mm
●容量:1L(湯沸かし時)、720ml(コーヒー抽出時)
●質量(約):1.4kg
●コードの長さ(約):70cm(有効長)
水出しコーヒーはそんなに飲まないからという人にも、オススメできますよ。
温度を6段階に切替可能。そして抽出時間をこれだけ幅広く設定可能なものは、15,000円を切る価格帯でこれだけ可能なものはそんなに無いと思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。