エシカル・ツキイチ・マルシェとは
日本各地で様々なマルシェが開催されています。
「マルシェ」と一言で言っても、それを開催する目的等は様々です。
名古屋では以前「フェアトレード・ツキイチ・マルシェ」が開催されていました。これはフェアトレードに関心を持ってもらいフェアトレードがどういったものなのかというのを多くの人に知ってもらおうというのが趣旨だと思います。
そして、ツキイチマルシェというのは、その名の通り毎月1回開催されるマルシェです。
その月に1回のマルシェを楽しみにしていた方も多かったのですが、残念ながら新型コロナウイルス感染拡大によって開催ができない状況が続きました。
それがようやく2022年5月から名古屋栄の久屋大通公園で再び開催されることとなりました。
それに伴い名称は「エシカル・ツキイチ・マルシェ」に変わりました。
フェアトレードの枠だけにとどまらず、SDGsの目標である持続可能な社会を目指す「エシカル」な視点へと枠が広げられました。
私も6月に開催された「エシカル・ツキイチ・マルシェ」に行ったのですが、天気が良かったこともあり多くの方で賑わっていました。
出店者の顔ぶれも見ても、様々でフェアトレードだけにとどまらず持続可能な社会を目指す人たちの商品や想いに触れられました。
そして今月開催される「エシカル・ツキイチ・マルシェ」に名古屋大学の学生たちの研究から生まれたフルーツ発酵コーヒーの「Sniff out the COFFEE」が出店します。
彼らにとってははじめてのマルシェの出店です。
Sniff out the COFFEEとは
Tongaliビジネスプランコンテストでの受賞をきっかけに、学生同士で新ジャンルのコーヒー”FRUITS YEAST COFFEE”の本格製造を開始。コーヒー豆×フルーツ酵母の組み合わせで、様々な香りや味のコーヒーを作り上げます。
【7/17 SUN】エシカル・ツキイチ・マルシェ-“Sniff out the COFFEE”出店 – at Hisaya-odori Park - FabCafe Nagoya
今回は、リンゴとオレンジの酵母を使用しています。ベースとなるコーヒーはラオス産です。
そして、7月の出店ということでアイスコーヒーの提供とドリップバッグの販売となります。
私も、終日お手伝いに行きます。中々、一箇所に留まることが苦手なのでふらふらとその辺を彷徨っていることが多いかと思いますが、見かけたら声をかけてくもらえると嬉しいです。
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今回、中々彼らだけで単独でマルシェへの出店は難しかったのでFabCafe Nagoyaさんのブースからの出店となります。
この「フルーツ発酵コーヒー」とエシカル。どう繋がりがあるのか?
もともと、廃棄されるはずだったカットフルーツ工場の残渣からフルーツ酵母を取り出すことも可能です。
(今回のマルシェで提供するものは自宅にあったフルーツから酵母を取り出しました)
また、コーヒー生産国の生活に困窮している生産農家さんにこの技術を伝えられたら収入を増やし生活水準の向上に繋げられることも出来そうです。
ちなみに、コーヒー業界でここ数年人気となっているアナエロビックは嫌気性発酵ですが、このフルーツ発酵コーヒーは好気性発酵です。
今後は嫌気性発酵にもトライする予定のようです。
FabCafe Nagoyaとは
人があつまり、出会い、つながっていくカフェという空間に、レーザーカッターやUVプリンターなどデジタルファブリケーションマシンを設置。カフェとしての機能だけでなく、コワーキングスペースとして、気軽にものづくりを楽しむことができるクリエイティブスペースとして、その価値はますます広がっています。
そんなFabCafeの世界12拠点目、国内で4拠点目となるFabCafe Nagoyaは、株式会社ロフトワークとOKB 大垣共立銀行グループ会社の株式会社OKB総研(本社:岐阜県大垣市)と協働でスタートしました。
FabCafe Nagoyaは、東海エリアで活動するクリエイター、プロデューサー、エンジニア、アーティストや、企業、自治体、教育機関などのさまざまな人が集うコミュニティを可視化し、「循環(サーキュラー)」を実現させる未来へ向けた手段やアプローチを共に考え、クリエイティブの力で東海エリアで新たな価値を生み出し、実装していくことを目指します。
2022.7.17 (日)「エシカル・ツキイチ・マルシェ」開催概要
日時 2022.7.17 (日) – 2022.7.17 (日) 10:00 – 16:00 UTC+09:00
会場 Hisaya-odori Park (名古屋市中区久屋大通公園)ZONE1(シバフヒロバ)
参加費 入場無料
オーガナイザー 主催: ツキイチマルシェ委員会
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。