偏見と唐揚げ自慢
大人になってから、たまに人から言われるのが「唐揚げ好きですよね」や「唐揚げを食べたいですよね」と言う言葉。
唐揚げは、好きか嫌いかと言われれば好きですが、そこまで”大好き”と言うものではありません。
唐揚げかとんかつかの2択であれば、ほぼとんかつを選びます。
それなのに、おそらく体型を見ただけで「大の唐揚げ好き」みたいな言われ方をするのは心外です(笑)
そんな私は子供の頃、自慢できたのが母が作った唐揚げです。
子供の頃も唐揚げはそれなりに好きだったので、母がよく作ってくれました。
もちろん、おいしいと思って食べていたのですが、他の唐揚げを食べることもないので唐揚げはこんなもんだと思っていました。
小学生の時、遠足や運動会のときのお弁当にはいつも唐揚げが入っていました。
友達とおかずの交換をすることもあったのですが、いつしか私が持っていったお弁当の唐揚げが大人気になりました。
運動会や遠足の時、友達に「お弁当に唐揚げあったら何かと交換して」と我が家の唐揚げは大人気でした。
他の子の唐揚げを食べさせてもらったのですが、それと比較すると確かに断然母が作ってくれた唐揚げは美味しく感じました。
下準備に、結構時間をかけていたと思います。
私の記憶する範囲内で、平均的な唐揚げと、違っていたのは
- 生姜をかなり多めに使用していた
- 衣は小麦粉をベースに少し片栗粉を使用していた
それぐらいです。
後の細かいところは、唐揚げの作り方を特に聞いたわけでもないので解りません。叶うことなら、母が作ってくれた唐揚げを食べてみたいものです。
唐揚げブーム
ここ数年の唐揚げブームはすごいですよね。
まさか、こんなにもたくさんから揚げ専門店ができるとは思いもしませんでした。
私もいくつか唐揚げ専門店で唐揚げを食べたことがありますが、どこで食べても確かに唐揚げがすごく美味しく感じられます。
どこの唐揚げ専門店も、他の店舗とは違う特徴を出そうと試行錯誤しおいしさを追求しているのだと思います。
昨年あたりは、コロナの影響で外食店舗がどこも厳しい中、特にテイクアウトもやっている唐揚げ専門店は好調だったと聞きます。
地元にある、そんなに規模の大きくない唐揚げ専門店の1ヵ月の肉の使用量を聞いて想像をはるかに超えており唖然としました。
やはり、日本人は唐揚げが大好きなのですよね。
ただ、そんなから揚げ専門店も都心の方では飽和状態に近づいているように思います。
他と、どう差別化を図るのか。
そこで、救世主のごとく登場するのがやはり『はちみつ』だと思います。
唐揚げとはちみつ
はちみつは、肉料理の仕込みに使用すると様々な効果を発揮してくれます。
唐揚げだけでなく、ステーキや生姜焼きなどにももちろん効果を発揮してくれます。
唐揚げや、生姜焼きのように事前に調味液に漬け込んでおくようなものであれば、そこにはちみつも入れておく。
ステーキのように、特に漬け込む必要のないものでも、はちみつに少しつけておく。
すると、はちみつに含まれているブドウ糖、果糖などが肉の組織に入り込み、タンパク質が固まることを防いでくれます。
そうすることで、柔らかくジューシーになります。
特に、テイクアウトをやっているような店舗では、お客様が家に持って帰って食べるときには少し冷めてしまいます。
お肉は、冷めてしまうと硬くなってしまいますが、はちみつにつけておくことで冷めても柔らかくジューシーさを保ってくれます。
はちみつに漬け込む時間の目安は、およそ30分から1時間位で大丈夫です。
テイクアウトが増えているコロナ禍において、はちみつが唐揚げの救世主になってくれる予感がしますよね!
ミシュラン星付き巨匠シェフも唐揚げにはちみつを使用
出典:
日本唐揚協会が主催する「からあげグランプリ」で、最高金賞を2回、金賞を9回受賞した「太閤」の分家「宇佐からあげ禅閤」は、ミシュランの星を獲得した店舗の一流シェフとコラボレーションし、禅閤の唐揚げをプロデュースしてもらう「奇跡の唐揚げプロジェクト」を始動しました。
その第一弾は、熊本県のミシュラン2つ星獲得店である日本料理「幸福論」の都原慎司シェフです。
「胡麻と蜂蜜のカリッと手羽中 〜真昆布醤油仕立て唐揚げ〜」です。
北海道産の真昆布と、国産はちみつの旨味成分、上質な自然の甘味のハーモニーが口の中で広がります。胡麻の香ばしい風味も加わり、食欲がそそられる逸品です。
・期間:2021年4月1日(木)〜5月31日(月)まで
・商品:胡麻と蜂蜜のカリッと手羽中 〜真昆布醤油仕立て唐揚げ〜
・金額:小 / 税込¥486円(5本入り)、大 / 税込¥864円(9本入り)
宇佐からあげ禅閤について
“からあげの聖地”である大分県中津市に隣接する宇佐市は、“からあげ専門店発祥の地”と言われています。宇佐市にはからあげの名店が多数ありますが、中でもカラアゲニストならば誰もが知るお店が、昭和63年創業の『からあげ太閤』。からあげグランプリで最高金賞2回、金賞9回の超実力店です。この太閤に唯一分家を認められたのが、熊本市に本店を置き、太閤の味を主軸に、オリジナルの塩味など10種類の部位が食べられる、からあげ専門店『宇佐からあげ禅閤』です。現在は全国に6店舗展開し、それ以外でも、居酒屋や飲食店でも食べられるシステムになっています。創業当時の自家製醤油ダレを使用し、冷めても美味しい味を追求。衣を最小限にし、油の含有量が少ないヘルシーなからあげなので、お年寄りからお子様まで幅広い年齢層に人気です。
店舗情報
・都立家政店:東京都中野区若宮3-15-6
・荻窪店:東京都杉並区荻窪4-31-3 マルイチビル 1F
・武蔵小杉店:神奈川県川崎市中原区新丸子町964-3
・杉谷店:静岡県掛川市杉谷南1-17-1
・阿蘇店:熊本県阿蘇市一の宮町宮地4734-1
・宇土店:熊本県宇土市松山町4132-1
※営業時間 / 11:00~20:00
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。