コーヒーとはちみつと私

【コーヒー&はちみつペアリング研究家】普段、私がコーヒーとはちみつをどんなふうに楽しんでいるかご紹介させて頂きます。

中々、会うことが出来ない人たちの活躍を目にすると嬉しい 「ティーインストラクター・オブ・ザ・イヤー2021」

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はちみつフェスタ

8月3日は「はちみつの日」です。毎年、その直前の週末三日間、東京銀座にある紙パルプ会館で、日本で一番大きいはちみつのイベント「はちみつフェスタ」が開催されます。


しかし、昨年はもともと東京オリンピックが開催される予定だったこともあり開催されませんでした。


そして、今年も東京オリンピックが延期された事とコロナのこともあり開催されません。


来年こそは開催されると信じています。


このはちみつフェスタの時でしかなかなかお会いすることができない人たちも多いです。


お客様として来られる一般のはちみつ好きの方はもちろん、出店者の方。ボランティアのスタッフの方、日本はちみつマイスター協会の方や、その認定講師の方などなど。


お客様の中には、全国各地から来られる養蜂家の方も多いです。お話をお聞きすると、国産や海外産問わずこれだけ多くのはちみつが揃うはちみつフェスタだからこそ得られる情報が多いからとおっしゃられる方も多いです。


日本はちみつマイスター協会の資格を取得される方も様々です。


純粋にはちみつが好きだからと言う方ももちろん多いですが、養蜂家の方や仕事ではちみつを扱っている方も多いです。


そして、はちみつは様々な食べ物や飲み物などとも合わせることがしやすいので、そういったところのスペシャリストの方たちも多いです。


そんな中でも特に紅茶やアロマに携わっている人が多いように思います。


私も、仕事でたまに紅茶を販売することもあるのですが、紅茶に関してはほぼ素人同然です。


はちみつフェスタで、紅茶のスペシャリストの方々からはちみつとの合わせ方などを教えていただいたりする機会は、そんな私にとってかなり貴重です。


6月に東京ビッグサイトで開催された「カフェレスジャパン2021」の会場において、オリジナル紅茶メニューをデモンストレーションによって競い合う「ティー・インストラクター・オブ・ザ・イヤー2021」と言うものが開催されたそうです。


その記事を、何気なく見ているとはちみつフェスタで何度かお話をさせて頂いた紅茶のスペシャリスト、千葉由紀さんのお名前がありました。


なんと、準グランプリを受賞されたそうです。

 

2019年のはちみつフェスタでお会いしたのが最後ですが、こうしてご活躍されていることを目にし、めちゃくちゃ嬉しいです!

 

ティーインストラクター・オブ・ザ・イヤー2021

 

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6人の出場者(ティーインストラクター・オブ・ザ・イヤー2021)

ティーインストラクターは、同協会が認定する紅茶のおいしい淹れ方などを指導するスペシャリストで、当日は6人のインストラクターが1人15分間、「暮らしを彩る紅茶」をテーマとした紅茶メニューを実演・プレゼンテーションし、審査員によってグランプリを決めた。

 審査には平野孝氏(宣伝委員長、片岡物産)を審査委員長に、竹田一也氏(三井農林)、稲田信一氏(日本紅茶協会名誉顧問)、永津恵子氏(ティーインストラクター会副会長)のほか、マスコミ関係者2人の計6人が当たり、「楽しさ・面白さ」や「テーマ性・オリジナル性」「美味しさ」などの視点から厳正に審査

 今回はコロナ感染防止の観点より、審査員による試飲はデモンストレーションとは別に事前に舞台裏で行った。

ティーインストラクター腕前競う 「暮らしを彩る紅茶」テーマに紅茶メニュー実演 優勝は唐澤さんの「Te Italiano」日本紅茶協会(食品新聞) - Yahoo!ニュース

 

 こうしたコンテストも、コロナ仕様で審査員の方の試飲は事前に舞台裏で行われていたようです。こういった配慮など、主催者側も大変だと思います。

 

今回は「暮らしを彩る紅茶」をテーマとし、「楽しさ・面白さ」や「テーマ性・オリジナル性」「美味しさ」などの視点から審査されたようです。

 

最近、食べ物や飲み物などについて色々と考えてみるのですが、特にこうしたコンテストに出てくる時点で、多くの人が”美味しい”と思うものが出てきます。

 

この時点で「美味しくて当たり前」なわけで、じゃあその次に来るのは何なのか?

 

この「ティーインストラクター・オブ・ザ・イヤー2021」では、「楽しさ・面白さ」や「テーマ性・オリジナル性」というところでした。

 

「テーマ性・オリジナル性」は、その時々の社会背景などにそくしたテーマか。オリジナル性では、どれだけ突き抜けた独創性があるのか。このあたりが重要なのかなと思います。

 

そして「楽しさ・面白さ」。私は最近「美味しさ」の次にこれを大切にしたいなと思っています。

 

「美味しい」が人それぞれ違うように「楽しさ」や「面白さ」を感じるところも、人それぞれ違うと思います。

 

しかし、まず自分(私自身)が面白いと感じるの、楽しいと思えるものをしっかり噛み砕いて他の人達に伝えていきたいなと思っています。

 

受賞作品

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グランプリには唐澤美奈子さんのレシピ「Te Italiano」、準グランプリには千葉由紀さんのレシピ「ラベンダーハニーミルクティー」、第3位には本間朝美さんのレシピ「イロドリ デザートチーズティー」が選ばれ、審査員から賞状、盾、副賞が贈呈された。

唐澤さんのレシピ「Te Italiano」は、以前訪れたイタリア・フィレンツェの思い出をイチゴ、生クリーム、ミントの葉を使ってイタリア国旗のカラー(緑、白、赤)で表現し、アッサムをベースとしたアレンジティーに仕上げ、「時節柄、海外旅行が難しいが、この紅茶を飲んで海外旅行の気分を味わってほしい」と語った。

平野審査委員長は「唐澤さんのレシピは、はちみつやバルサミコなどたくさんの食材を使っており、大変だったと思うが、アッサムをベースとしてとてもおいしかった。全体のコンテストを通し、紅茶がこれほど多くアレンジできることに驚いた。協会はインストラクターに向けTwitterやホームページなどを通してさまざまな情報を発信しており、これから資格を取得したい人もぜひ役立ててほしい」とあいさつした。

 

グランプリに輝いた唐澤さんが、「時節柄、海外旅行が難しいが、この紅茶を飲んで海外旅行の気分を味わってほしい」と語ったとのことで、このあたりは特に今の社会背景にどんぴしゃですよね。

 

そして、アッサムをベースとしバルサミコやはちみつも使っているそうです。

 

千葉さんのレシピは「ラベンダーハニーミルクティー」です。さすが、はちみつに精通している千葉さんの強みをしっかりと生かされていますね。

 

これ、茶葉はどんなものを使ったのかなど詳細も知りたいところです。

 

願わくば飲んでみたいです!

 

そして、本間さんのレシピ「イロドリ デザートチーズティー」も絶対美味しいでしょう!

 

まとめ

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普段、中々お会いすることが出来ない方のご活躍を知ることが出来本当に嬉しいです。

 

そして、私も頑張らなくてはと刺激をいただけます。

 

最後まで、読んでくださりありがとうございました。