ベトナムのコーヒー事情
私が高校生や大学生の時、コーヒーが大好きだったので自分の生活圏内にある喫茶店にはお小遣いが続く限り通っていました。
当時はインターネット等はなく、今のように簡単に情報が手に入る時代でもなかったですが、世界のコーヒー生産量第1位がブラジルで、第2位がコロンビアと言う事は当時コーヒー好きとしては当たり前のように知ってはいました。
その後就職をし、諸事情があり数年後に転職しコーヒー業界に入ることになりました。
ちょうどその頃だったと思います。
世界で2番目にコーヒーの生産量が多い国がコロンビアからベトナムに変わりました。
1990年代後半です。
とは言え、この頃は生産されるコーヒーの95%以上はカネフォラ種だったようです。
その後もベトナムでのコーヒー生産量はさらに拡大してきました。最近ではアラビカ種の栽培の割合も高まってきています。
ベトナムのコーヒー事情といっても、私にはこれぐらいしか分かりません。
ベトナム人の友人に、ベトナムのコーヒー事情はどうと聞くと「最近は都市部では、日本と同じようなアラビカのコーヒーが飲める店が増えている」と言っていました。
ただ、その友人もこの5年ほどはほとんど日本にいるのであまりあてにはならないかもです(笑)
ただ、普通に考えればアラビカ種の生産量が増えていれば国内で消費することも増えているのではと思います。
今年1月28日にハノイにオープンしたベトナムのコーヒー豆を使った「RGB coffee」。
ベトナムのコーヒー豆を使い、国内外に展開できるグレードの高いコーヒーチェーンを目指した第1号店です。
ベトナム・ハノイ「RGB coffee」
店名はコーヒーの木が持つ3色に由来し、「R」は完熟したコーヒーチェリーの赤(Red)、「G」は葉のグリーン(Green)、「B」は茎のブラウン(Brown)を表すという。2階建ての店の店舗面積は85平方メートルで、カウンター3席、テーブル17卓、55人を収容できる。1階にはバーカウンターと屋外席、2階には大きな窓ガラスのあるオープンスペースを備える。
コーヒーはカップかガラスボトル入りかを選べる。スペシャルコーヒーのシリーズには、ミルククリーム風味の「The Sun」、ココナツ風味の「The Sea」、チョコレート風味の「The Shade」、ヨーグルト風味の「The Snow」(以上4万5,000ドン、200ミリリットルボトル=19万5,000ドン)をラインアップ。ソンラ(Son La)産のアラビカ種とダクラク(Dak Lak)産のロブスタ種から作られており、コーヒー名の最初の「S」はベトナムの国土のS字型を象徴している」とドさん。
RGBは、やはり色を表すようですが、その「B」はブルーでなくブラウンを意味するようですね。
そしてこの「RGB coffee」では、コーヒーは割賦販売のほかガラスボトル入りを選べるそうです。
オーナーのドさんが、今のコロナ禍で最適な方法だと思いこのガラスボトル入りを提供しているようです。
プラスチックも使わないので環境への配慮もされていますね。
基本的な営業時間は7時から22時30分までとかなり長いです。
そして駐車場は、車5台、バイク25台だそうです。
なかなか日本では「バイク25台」はないですね。さすがベトナムといったところでしょうか。
個人的には最近、バイクの免許とってみたくなったので少し羨ましく思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。