学校給食
世の中何から何まで値上げへされる状況が続いていますね。
私たちの生活にじわじわと負担も大きくなってきています。
日々の生活費を今までよりも少しでも減らす工夫をされている人も多いかと思います。
ただ、小さなお子さんがいるご家庭では育ち盛りの子供たちにしっかりと栄養をとってほしいと言う親心があるでしょう。
こういった食材の高騰が続くと、ありがたいなと思えるのが学校給食ですよね。
子供たちに必要な栄養バランスなど考えたメニューが提供されます。
ただ当然学校給食の現場でも食材高騰の波が押し寄せています。
各自治体などによって対応は様々ですが、食材が高騰した部分を保護者に負担させないように市区町村で補正予算が組まれるところが多いようです。
そこは子育て世代の親にとってはありがたい限りなのですが、次から次えと値上げが続いている状況でその補正予算だけでは賄い切れないと言うところが現状のようです。
そこはへ使用する食材を見直し、限られた予算で子供たちにとって必要な栄養価を確保するための献立の工夫が現場では続いているようです。
学校給食の献立見直しで登場した「はちみつパン」
学校給食の現場で行われている食材の見直しでは、よくフライで使用していた鮭を安価な白身魚に変更。
牛肉や豚肉を提供する頻度を抑え、鶏肉を活用。
鶏肉の中でも代用できる場合はもも肉よりも安い胸肉を使うようになっているようです。
脂質が少なく、食感がパサパサする分は調理法や味付けの工夫で補っているそうです。
そして学校給食で主食にあたるパン。
クロワッサンやデニッシュなど手の込んだパンを、簡素なパンにすることで5円単位で削っているそうです。
そこで登場してきたのが「はちみつパン」です。
この「はちみつパン」を私は食べたことがないのですが、おそらく生地の部分に原材料としてはちみつを使用していると思います。
お子さんが食べやすいように、ほんのりとした優しい蜂蜜の甘み。さらに蜂蜜を使用することで、口当たりも少ししっとりとしているのではと思います。
コロナ禍やウクライナ情勢、天候不順などで、学校や保育所などの給食に使う食材の価格が高騰している。値上がりした分を補塡(ほてん)したり、食材の選択を工夫したりする自治体も出てきた。
平塚市は27日、市立小学校と認可保育所などの給食の食材費約8600万円を補塡すると発表した。6月から今年度末までで、小学校の場合、1食あたり17円分を上乗せする。
市によると、例えば主食の揚げ物に使う食用油(米油)は前年比で30%以上の値上がり。今後もさらに幅広い商品で値上げが想定されることから、小学校なら1食あたり253円程度の食材費を270円程度とすることで、子どもたちに引き続き、安全・安心な給食を提供したいとしている。
ただ、学校給食は施設運営などの経費を市町村、食材費を保護者が負担することになっており、増額分を保護者に転嫁しないで済むよう公費を入れる。新型コロナ対応の国の交付金の活用を見込み、市議会の6月定例会に補正予算案を提出する。
成長期の子供たちには、バランスの良い食事。そして少しでも質の良いものを食べてほしいです。
そんな中で登場した「はちみつパン」。
これを機に、はちみつを好きになる子供たちが増えてくれると嬉しいなと思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。