喫茶店やらないのですか?
長くコーヒー会社で働いていると、周りの人から「自分で喫茶店をやろうと思わないの」と質問されることが結構多いです。
最近は少なくなってきたのですが若い頃は、そんな質問が本当に多かったです。
実際、私が入社した頃周りの社員の中には何人か将来自分で喫茶店をやりたいので勉強になるかなと思って入社したと言う人たちがいました。
私は喫茶店とコーヒーが好きで入社したのですが、自分で喫茶店をやろうとはこれっぽっちも思ったことがありませんでした。
自分にとことん甘いので、自分の店で働いたら
「昨日は遅くまで飲み過ぎたから、体がえらいので今日は休もう」
「眠いから、今日は昼からの営業にしよう」
と、だらけ切るのが目に見えていましたから自分でやろうとは全く思わなかったです。
少し前、ある飲み会の席で喫茶店やったらどうですかと言われました。
いつものように、資金もないですし私には無理だと言ったら
「お金は私が出資するし、人手が必要なら私たちが手伝いますよ。」
と言っていただきました。
本当に、嬉しく有難い限りです。
ただ、やはりそう言われても・・・
「まだ子供にお金がかかるこの時期に、会社を辞めて喫茶店をやると言うのは無理です」
そう伝えると間髪入れず帰ってきた答えが
「会社を辞めなければいいじゃないですか。勤めながら休みの日に少し店に入ったりマネージメント的なことをやるだけでいいじゃないですか」
です。
確かに今は間借りカフェやシェアキッチンなど、自分で店を出店するには資金も足りないし勇気が出ないといった人たちに少しトライしてみる場所があります。
これには、なるほどと思いました。会社を辞めずに月に1〜2日やるというのは面白いかもと思いました。
妄想が始まる
面白いかもと思ってしまったら、どうしても自然と様々な妄想が始まります。
どんな店がいいかな。
どんなメニューを出してみようか。
いろいろ考えます。
基本的に、自分がワンオペで何とか出来そうなメニュー展開はどんなのが考えられるか?
この妄想が、本当に楽しく色々と考えられます。
ただ、すぐに忘れてしまいそうなので備忘録的に残しておきたいと思います。
”もし店”私が喫茶店をやるなら ~コーヒー・紅茶編~
"もし店"というのは、ただ「もしドラ」(もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら)をパクってみただけで、深い意味はありません。
ちなみに私のカラオケの18番は、西田敏行さんの「もしピア」(もしもピアノが弾けたなら)です笑
まずはコーヒーと紅茶です。
抽出はペーパードリップで。
やや深めに焙煎されたブレンドコーヒーをメインにします。
そこに数種類、ストレートコーヒーを用意して軽食と共にご注文頂いた時、特に希望がなければフードペアリングの提案的にコーヒーを選んで出してみたいです。
他は、これまで関わってきた若い人たちの応援もしたいので三重大学のカフェサークル「ル・リアン」のル・リアンブレンド。
そして、名古屋大学発のsniffの「フルーツ発酵コーヒー」は提供したいです。
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他はアイスコーヒー。これば急冷し、一晩寝かして提供。
カフェオレは、やはりハニーカフェオレをメインに。
2〜3種類、もしくは日替わりなどて使用するはちみつを変えて提供したいです。
エスプレッソメニューは出しません。
紅茶は、普段全然淹れることがないのてすが以前、リンアンの"紅茶を科学する"堀田さんに習った方法で提供出来ればなと思います。
アールグレイとアッサム、ダージリンあたりまででしょうか。
一人でやるなら、これくらいにまずは留めておきます。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。