キルギスのはちみつ
キルギスのはちみつと言うと、日本でははちみつ好きな人の間ではエスパルセットハニーが馴染み深いです。
乳白色に近いきれいな白色のインパクトがあまりにも強いです。
口どけも良く、若干感じるハーブっぽさが口の中にいつまでもしつこい甘さが残らないというのも、今の日本人の嗜好に合っているかもしれません。
ただ、エスパルセット以外にもキルギスにはおいしいはちみつがたくさんあります。
そして、キルギスではそのキルギスのおいしい蜂蜜を使った加工品も人気だそうです。
どのようなものがあるのか、気になりますよね!
私も、めちゃくちゃ気になっていました。
そして、キルギスのおいしい蜂蜜を使ったジャムやジュースを食べたり飲んだりしてみたいなと思っていました。
と言うことで、キルギスでJICAの活動をされている方にわがままを言って送っていただきました。
今日は、キルギスのおいしい蜂蜜を使ったジャムを2種類ご紹介したいと思います。
シーバクソンハニージャム
シーバクソンは、キルギスだけでなく今世界中で「奇跡の果実」としても注目されています。
【奇跡の果実!☀ シーバクソンをご存知ですか?】 シーバクソンとは、グミ科ヒッポファエ属で、今世界中で健康食品として注目されています! 🇷🇺ロシア語ではоблепиха(アブレピーハ)といいます。 ✨ビタミンCがレモンの3.5倍、その...
NH Tabi Company(キルギス現地旅行会社)さんの投稿 2019年4月19日金曜日
ビタミンCがレモンの3.5倍、その他ビタミン AやビタミンEが豊富に含まれているそうです。
残念ながら日本では日常的には栽培されていません。
シーバクソンは、強い日光と寒冷地、乾燥地帯で育ちやすい性質を持っているため、栄養価が高いと言われています。マイナス40度の厳しい寒さの中でも生き延びるそうです。
蜂蜜はビタミンB群が特に豊富なので、シーバクソンと合わせることによって、バランスの良いビタミン摂取が可能になりそうですね。
キルギスでは、シーバクソンティー、シーバクソンクリーム。そして、シーバクソンジャムが特に美容に気を使う女性に人気だそうです。
キルギスには、美人が多いですがもしかしたらその秘密はシーバクソンにあるのかもしれませんね。
そして送っていただいた、シーバクソンハニージャム。
見た目は、マーマレードジャムがちょっと色濃くなった感じです。
開封して香りを嗅ぐと、かなりしっかりとした蜂蜜の香りがします。
どれぐらいの蜂蜜を使用しているのかは分かりませんが、その香りからしてかなり蜂蜜を使っていると思われます。
食べてみると柔らかな酸味と程良い甘味がちょうどいい感じです。雰囲気的には杏のジャムに近い感じでしょうか。
今回、トーストに塗って食べました。バターは塗りませんでした。
そして、コーヒーは先日自分で焙煎した中煎りのモカ・イルガチェフェを淹れました。
めちゃくちゃこのモカに合います。
バターを塗っていたら、またちょっと雰囲気は変わるかと思うのですがびっくりするぐらい渾然一体というか相性が良いです。
バーベリーハニージャム
見た目はブルーベリージャムに近い色をしています。
それよりも色はさらに濃いです。その見た目の色からして、アントシアニンがかなり多そうな感じがしたので調べたのですがやはりアントシアニンがかなり多く含まれているようです。
先程のシーバクソンハニージャムと比べ、粘度がかなり高いです。
私はブルーベリーが大好きなので、かなり期待感が高まります。
先ほどと同じように、トーストに塗っていただきます。
味わいもブルーベリーに近い感じですが、ブルーベリージャムに比べ酸味の部分は少し穏やかに感じます。
そして、アントシアニンによるものなのか少し渋みを感じますがそんなに強くは感じません。
これも、モカ・イルガチェフェを飲みながら食べましたが相性的にはよく合います。
キルギスのハニージャムが日本に来たら
どこで、いくら位で販売されるのか全くわかりませんが・・・
味に関しては、どちらもお世辞抜きで多くの方に受け入れられるおいしさだと思います。
日本では、シーバクソンの商品は珍しいので、珍しいものが好きな人にはかなり受けると思います。
地元キルギスでも、美容意識の高い女性に大人気だそうなので、サロンなどで取り扱っても面白いのかなと思います。
そして、どちらのジャムもトーストに塗って食べて思ったのですが、これはどちらもぜひスコーンにつけて食べたいなと思いました。
カフェで扱っても面白いと思うのですが、紅茶専門店でスコーンと一緒に提供し、気に入った方に帰りに買っていってもらうと言う売り出し方が1番良いかなと思います。
私はコーヒーが大好きなので、コーヒーを飲みながらでした。バーベリーにはモカが合うかなと思いモカを入れたのですが、相性の良さで言えばシーバクソンハニージャムとモカの相性がびっくりするぐらい良かったのは嬉しい誤算でした。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。