結晶はちみつ
蜂蜜を自宅に長期間置いていると、結晶化することがよくあると思います。
結晶化した蜂蜜は、食べてみるとじゃりじゃりとした食感になるものが多いです。
これを苦手だと言う方は結構多いです。
一般的には、結晶化してしまった蜂蜜は湯煎をしてとかして使うと言う人が多いのかなと思います。
私は、結晶化した蜂蜜のじゃりじゃりとした食感が好きなので、そのまま使うことがほとんどです。
ただ、ボトルタイプの蜂蜜が結晶化してしまうと出すことができないので、そういった時は仕方がないので湯煎することもあります。
はちみつの結晶化については本当によく質問されることが多いです。
そして、質問される最初に皆さんおっしゃられる事はまちまちです。
「結晶化する蜂蜜は本物の蜂蜜と聞いた」
「結晶化する蜂蜜は混ぜ物がされている」
「結晶化した蜂蜜は腐っている」
等々、いろんなことをおっしゃられます。
蜂蜜の中には花粉が含まれており、その花粉を核にブドウ糖が結合することで結晶化が進みます。
ブドウ糖が少ないアカシア蜂蜜などは、だからあまり結晶化するのを見かける事は稀です。
特に結晶化が進みやすいのは、14度から16度位の温度帯で細かな温度変化があると進みやすくなると言われています。
そこに微振動等が加わるとさらに結晶化する進行が早まります。
そんな様々な結晶蜂蜜に対する誤解を解くために、「結晶はちみつフェア」というものが開催されました。
シャリシャリ&クリーミーを楽しむ「結晶はちみつフェア」開催
株式会社金市商店(本社:京都市中京区三条通富小路西入中之町21)は、4月1日(金)からゴールデンウィーク明けの5月8日(日)まで「結晶はちみつフェア」を開催いたします。「結晶はちみつ」は、蜂蜜そのものであるにもかかわらず、その見た目などから「カビ」「腐った」などと誤解され、スポットが当たりにくい存在。金市商店では、そんな「結晶はちみつ」のことをもっと知って、魅力を楽しんで頂きたいという思いから、「結晶はちみつ」がお得に楽しめるセールや、期間限定のカフェメニューをご提供いたします。直営店舗の「蜂蜜専門店ミールミィ三条本店」「クリームパンと蜂蜜 キンイロ伊勢丹京都店」やオンラインショップにて実施。
固まっても嫌がらないで シャリシャリ&クリーミーを楽しむ「結晶はちみつフェア」開催 (2022年4月1日) - エキサイトニュース
誤解されることも多く、さらに一般的には敬遠されがちな結晶化はちみつを主役にしたフェアってかなり珍しいかなと思います。
ただ、今回このフェアはすでに終了してしまっています。
4月、気温が暖かくなり花が咲きだすとミツバチが活動を始め、蜂蜜が採れる時期にワクワクします。そんな中、寒い冬を越した戸棚の奥から見つけた、白く固まった蜂蜜。その正体は、蜂蜜が液体であることを放棄した「はちみつの結晶」。白く固まったり、時にもやもやとしたものや粒々ができたり、見た目や状態が変わるので、びっくりする人も多いはず。しかし、蜂蜜が結晶化して固まることは、品質的には何も問題はありません。蜂蜜はその採れる「蜜源(植物)・場所・時期」によって様々な個性があり、結晶化もそのひとつ。シャリシャリ食感や垂れるのを気にせずたっぷり乗せられるなど、結晶ならではの魅力が盛りだくさん。「結晶はちみつフェア」でいつもと少し違った蜂蜜の楽しみ方、体験してみませんか。
こういったイベントなどを通じて、一人でも多くの方の結晶はちみつに対する様々な誤解が解けたらと願っています。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。