堀養蜂園
私が住む愛知県のお隣にある岐阜県。その岐阜県の東濃地方は、近代養蜂発祥の地として今も養蜂が盛んです。
その地で堀養蜂園は真摯に養蜂に取り組んでいます。
私の蜂蜜講座でも、国産蜂蜜は堀養蜂園の蜂蜜を中心に使わせていただいています。
2021年8月16日に、堀養蜂園の新店舗「蜜や」が岐阜県瑞浪市穂並にオープンしました。
この新店舗はカフェを併設していると言うことで私もオープン前から楽しみにしていました。
少し涼しくなった秋ごろに行ってみようかと思ったのですが、なかなかタイミングが合わず行けませんでした。
そして先日、近くに行くことがあったのでようやくお店に行ってみました。
ところが見事に定休日でした(笑)
楽しみが伸びたなと思っていたのですが、ネットの記事で「蜜や」さんの店舗デザインに関するものを発見しました。
それを見ていると、思っていた以上に素敵なお店でびっくりしました。
岐阜県瑞浪市 堀養蜂園の「蜜や」の店舗が想像以上に素敵すぎる
岐阜県は多くの森林があります。そんなこともあり木材業が盛んです。
森林面積は全国5位の862,000ヘクタール。県土面積の81%も占めているそうです。
店舗作りは、北部の飛騨地方で森の可能性と価値を追求する企業「飛騨の森でクマは踊る」と、南部の東濃地方で単花蜜を中心に生産する「堀養蜂園」が、広葉樹を用いた空間作りを企画したことからスタートしたそうです。
天井と壁面棚の板は、1mと2mの長さのヤマザクラ、ウワミズザクラ、ニセアカシア、ブナの耳突き板と製材された板、そしてMDFを使用しています。それらの板を均一に並べるのではなく、ずらしたり高さを変えたりして、4列を基本ユニットとして、天井に覆い尽くしていきました。
耳付き板は、曲がり方に違いがあったものの、森の不ぞろいさをイメージさせます。それらを飛騨の工房で1枚1枚並べ、配置を検討。壁面棚には、部分的に板の裏に照明を設けて、商品がハイライトされるよう計画しました。広葉樹の探求を通して、森の恵みである蜂蜜と木を享受できる暖かい空間を目指しました。
堀養蜂園のシングルオリジンハニーでお馴染みのヤマザクラやウワミズザクラ、ニセアカシアの木がふんだんに使用されているようです。
個人的には、ここに惹かれました!
■課題となった点、手法、特徴
蜂蜜カフェのために製作した2種類のスツールは、無垢な丸太と合理的に製材されたMDFの対比になっています。これは、天井や壁面の板に混在しているものと同様で、この対比によって人工物と自然の事象を際立たせ、空間の質を高めるものとしました。人工物と自然は互いに交わることなく、それぞれ自立したものとしてこの空間では存在しています。
この辺りを読んでも、素人の私にはよくわかりません。
私たちが生活する環境、自然と人工物との対比、窓に映る数々の板が生産の場へと連続することで、風景が広がり続けていることを示唆しています。自然と空間が地続きになることで、養蜂と空間の創造性がつながり、情景を生み出すように思いを込めて、この蜂蜜カフェを計画しました。
個人的には、ソフトクリームとカヌレを何としてでも食べたいところです。
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蜜蝋を使ったカヌレを作っているところは、探しても東海地方にはわずかしかありません。
それが、「蜜や」に行ったら食べることが出来るのはめちゃくちゃ嬉しいです!
売り切れが怖いので、早めの時間に訪れたいです。
店舗概要
店舗名 堀養蜂園 蜜や
所在地 〒509-6107 岐阜県瑞浪市穂並一丁目58番地
TEL 0572-56-2228(代)
営業時間 10:00~18:00
定休日 水曜日・不定休
アクセス 車 – 瑞浪インターから約8分
徒歩 – JR瑞浪駅から約15分
19号-一色の信号をすき家さん側に曲がる
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。