ぺんてる
わりと文房具全般好きですが、ぺんてると言うメーカーはかなり好きです。
ボールペンに関して言えば、やはり世の中ジェットストリーム派が多いと思いますが、私はぺんてるのエナージェル派です。
ジェットストリームの0.7ミリや1.0ミリで殴り書きをすると、その滑らかさが最高に気持ち良いのですが、普通に文字を書こうとすると滑りすぎて、ただでさえ下手な字がさらにへたくそに見えてしまいます。
私には、丁寧に字を書こうとする時、エナージェルの抵抗感が実にちょうどいいです。
シャープペンシルであればロングセラーのケリーやグラフシリーズ。最近ではスマッシュの爆発的ヒットや、オレンズneroなどのようなかなり尖った商品展開も凄く魅力的に感じます。
プレスマンやボールぺんてるなど長く愛されている商品が本当に多いですよね。
ぺんてるの商品に関して、ご興味を持たれた方は愛知の文具王、猪口フミヒロさんの文房具ブログをチェックしてくださいね。
名古屋市守山区にあるアピタ新守山店に何年かぶりに行ってきました。
2階部分に何年か前にオープンした草叢書店に初めて訪れることができました。
本も次から次に欲しくなってしまい何冊か買ったのですが、こんなコーナーが気になりました。
文房具メーカーとコラボした付録が付いているムック本のコーナーです。
ここに「純喫茶ぺんてる」の文字が。
クリームソーダをイラストにした、蛇腹式の小物入れやペンケースが付録に付いているようです。
ぺんてると言うと、以前何回か東京で開催された落書きカフェが懐かしいです。
平日の昼間に、1人で訪れて案内された席が店内のちょうど真ん中付近で、周りを見ると女性と小さな子供しかいないと言う空間でウキまくりました。
期間限定で開催された落書きカフェは、毎回圧倒的に女性たちから多くの支持を受けていたようです。
ぺんてるはなぜ、「純喫茶」や「カフェ」を様々な形で取り入れるのでしょうか。
実際、どうなのかは分かりませんが、私なりに考えてみました。
GINZA RAKUGAKI Cafe & Bar by Pentel
なぜ、ぺんてるの落書きカフェに行った時のことをブログに書いていなかったのだろうと思いつつ写真を引っ張り出したら、訪れたのは2015年の10月でした。ブログを書き出す前でした。
ここに関しては、当時のぺんてるの経営戦略室企画課長の方のコメントがありました。
「落書きをする背徳感を感じた後の「好き勝手に絵を描ける」と言う開放感がやみつきになるんです」とのこと。
人間誰しも、「やってはダメ」と他人から言われたり、自分で思い込んだりしていることを、思う存分にできたときの喜びや満足感は、思いっきりストレス解消につながるのではないでしょうか。
普通に考えれば、カフェに行ってその店内の壁やテーブル、椅子に当然落書きなんかしたら弁償ものです。
それをこの落書きカフェでは、期間中ぺんてるの店などを使い店内どこにでも好きなだけ落書きをして良かったのです。
私が行った時は4歳か5歳位の男の子が、店内の床に這いつくばるようにしてうれしそうに川を描いていました。
20歳前後の若い女性たちはテーブルや壁に友達同士で笑あいながらうれしそうに落書きをしまくっていました。
そんな楽しい思いをしたときに手に持っているのがぺんてるのペン。
その後、絶対にぺんてるのペンを持ったら楽しい気分になれそうですよね。
そんなところが、この落書きカフェでの狙いだったのかなと思います。
ただきっと、ぺんてるさんはもっと大きな心を持っていると思います。
純粋に、いろんな色のいろんなペンを持って落書きをする楽しさを知ってもらい、文房具の楽しさを多くの人に知って欲しかったのかなと思います。
純喫茶ぺんてる
なんで純喫茶ぺんてるなんだろう。よく解りません。
文具女子博で、「純喫茶ぺんてる」と言う名前でブースを構えていたようです。
ぺんてるはみなさまの想いに寄り添った道具を扱っているメーカーです。
今回の文具女子博では、「純喫茶ぺんてる」としてレトロ感漂う喫茶テイストの商品やブースを展開します。
ぜひこの機会に特別なぺんてるブースへお越しください。
レトロ感漂う喫茶テイストの商品やブースを展開していたそうです。
このクリームソーダ柄の入ったボックスを、ノベルティーとして購入者に配布していたそうです。
この時、販売していたのが海外産のトラディオ万年筆。「純喫茶ぺんてる」と名入れを施したレトロ感漂うプラマン。
そしてアートブラッシュの18色セットなどです。
クリームソーダの色って、多くの人が強烈な赤色と緑色を頭に思い浮かべると思うのですが、アートブラッシュの色合いを連想させるところで、クリームソーダをイラストに使ったと言うのもあるのかなと思います。
お道具箱の販売もあったなど、後は「純喫茶」と言う言葉から想像されるであろうレトロ感を演出したいと言うところが大きかったのかなと思います。
そして純喫茶にしろカフェにしろ、どちらもそれらのワードを耳にして嫌な気になる人は圧倒的に少ないと思います。
人がたくさん集まってくるところ、楽しいところ、落ち着くことができるところなど人それぞれ抱く印象が違うかもしれませんが、あまりネガティブなことを思う人はやっぱりいないと思います。
そして、ずっと思っているのですが喫茶店やカフェと文房具の相性と言うのはとても良いように思います。1人でふらっと喫茶店やカフェに入り、鞄の中からお気に入りの手帳とペンケースを取り出す。
おいしいコーヒーを飲みながら、周りで楽しそうに会話をする人たちや、のんびりとくつろいでいる人たちの姿を見ながら、お気に入りの筆記具でその時の気分や思っていることをつらつらと手帳に書く。
そういった場所、時間は私たちの心の栄養となるような気がします。
飲食業にとって、非常に風当たりが強い世の中となっていますが、喫茶店やカフェはもちろん、居酒屋やレストランなど、絶対になくなってはいけないと思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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