レトロブーム
昨年、一昨年あたりからちょっとしたレトロブームが起きていますね。
時代は繰り返すと言いますが、まさか令和になってクリームソーダなど流行ると思ってもいませんでした。
私が学生の頃から知っている、ただの古い喫茶店。古い以外、特に他の喫茶店と差別化されたところもないお店がInstagramにアップされているのをたまたま見つけました。
文面から恐らく大学生くらいの女の子が、彼とのデートで来たようなことが書かれていて驚きました。
しかも、デートの途中でたまたま寄ったのではなくその喫茶店に行くことが目的のデートだったようです。
私の感覚からすると、絶対デートで行ってはいけない店の1つかと思ったのですが笑
しかし、何らかのフィルターを使っているのでしょうかInstagramのその店内の写真を見ると、ものすごく雰囲気が良い喫茶店に見えます。
その喫茶店を全く知らなかったら、私もこの店に行ってみたいなと思ったと思います。
写真の力。写真を加工編集する力。それらの大きさを改めて感じた瞬間でした。
喫茶店の良さっていろいろあると思うのですが、この店のようにどこにでもある古い喫茶店と言うのも良いのかもなと思います。
特に他の店舗との差別化を図るためにメニューにこだわるわけでもなく、店内の装飾もいたって普通。
メニューの価格帯も高くもなく安くもなくいたって普通。
何から何まで普通なのですが、あまりにも当たり前すぎる空間で時間を過ごすことが今は意外と贅沢な時間だったりするのかもと思います。
他の店との違いを出して、もっとたくさんのお客さんを呼べる店にしなくてはとがんばりすぎていないところ。
1人で少しぼんやりとしたいときに、このあまりにも普通な空間と言うのはすごく居心地が良いかもしれません。
また古い店は、それだけ長く営業を続けてくることができたお店です。
何かしら、人に支持される理由があると思います。
昔よりも時間の流れが速くなりすぎた現在。
ちょっとレトロな店でレトロなメニューを楽しみたいと言うのもわかるような気がします。
それを、自宅でも体感することができるものが発売され人気のようです。
”昭和レトロブームと純喫茶ブーム”自宅で雰囲気を楽しめる 「キーコーヒーの看板」
キーコーヒーは、コロナ禍が追い討ちとなり厳しい環境に置かれる喫茶店の活性化を目的に、昭和レトロブームと純喫茶ブームに着目した活動を強化している。
同社が2030年までに目指す姿として今年制定した新メッセージ「珈琲とKISSAのサステナブルカンパニー」でその方向性を鮮明にし、サステナブル活動とともに喫茶文化と喫茶店の応援に一層注力している。
「キーコーヒーの看板」が発売直後に完売 喫茶店の活性化へ活動強化 昭和レトロブームと純喫茶ブームに着目(食品新聞) - Yahoo!ニュース
純喫茶情報サイト「純喫茶ジャーニー」
新メッセージには「これからも真剣にコーヒーと向き合いたいという想いからあえて“珈琲”と漢字にし“KISSA”には 日本の喫茶文化を外国人に向けた発信として、“お茶を喫する”という想いを込めた」。
若年層に向けた発信はネットやSNSを活用。
新メッセージには「これからも真剣にコーヒーと向き合いたいという想いからあえて“珈琲”と漢字にし“KISSA”には 日本の喫茶文化を外国人に向けた発信として、“お茶を喫する”という想いを込めた」。
「純喫茶ジャーニー」では「アデリアレトロ」ともコラボ。写真はアマンド六本木店で期間限定販売されたアデリアレトロの脚付きグラスで入りのカラフルなクリームソーダとコーヒーミルクセーキ。
若年層に向けた発信はネットやSNSを活用。
カプセルトイ「キーコーヒーの看板」
カプセルトイ「キーコーヒーの看板」もSNSなどで話題となり発売直後に売れ切れになり7月に再販を決定した。
今後は純喫茶をテーマにしたオンラインイベントの開催を予定。
「今までお店に行くことができなかった方にも、純喫茶とはどういうものかをお伝えしたい。メニューのつくり方や雰囲気を紹介し、いつか喫茶店に行ってみたいと思っていただけるような内容を計画している」と説明する。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。