東海地方とうなぎ
私が住んでいる愛知県は、うなぎの生産量が数年前全国1位だったこともあるのか鰻屋さんもかなり多いように思います。
今では全国的にも知れ渡った「ひつまぶし」もあります。
それだけでなく、近隣では静岡県の浜名湖のうなぎも有名です。浜名湖の環境は天然うなぎにとって抜群の環境だったそうです。
江戸時代には浮世絵に浜名湖の天然うなぎが豊富に獲れていた様子が描かれているそうです。そこには、淡水湖ではなく汽水湖(海水と淡水が入り混じっている)であったことが大きく影響しているようです。
明治時代になると、日本で初めてうなぎの養殖が行われたのも浜名湖です。
また、岐阜県では岐阜市、関市、各務原市、多治見市などは鰻屋さんがかなり多いです。
長良川、木曽川、揖斐川のいわゆる「木曽三川」の清流が流れていることなどもうなぎの成長する環境には良いのではと思います。
また、今もなお伝統行事として行われている鵜飼が盛んだったことで、鵜匠さんのスタミナ付けとして食されたことが岐阜県におけるうなぎ文化の始まりだとも言われているそうです。
「うなぎ」の名前の由来は、諸説あるようですが1つに、鵜が飲み込みづらい魚であることから、「‘鵜‘が‘な‘ん‘ぎ‘する(苦労する)」=「うなぎ」が由来とする説もあるそうです。
それに加え、陶器や刃物などを作る地場産業の窯業関係者のスタミナ源として鰻が好んで食されたということや商人も多かったので、商談やお礼の席で鰻屋を利用することが栄えた要因とも言われているようです。
このあたりの理由がどうであれ、美味しいうなぎが首都圏に比べればリーズナブルに食べることが出来ることは非常に嬉しいです。
もし、この記事をきっかけに8月中に鰻を食べに行ってみよう!と思ったなら、まずは浜松に食べに行くことをオススメしたいです。
暑気払いに浜松でうなぎと「地元産レモンと蜂蜜のソフトクリーム」
まずは、浜松で美味しい浜名湖産のうなぎを食べてしっかりとスタミナをつける。
そして、少し場所を移り浜松市中区神明町の「長坂養蜂場はちみつスイーツアトリエ」で地元産のレモンとはちみつを使ったソフトクリームで、ひんやりスッキリする。
これで決まりでしょう!
「長坂養蜂場はちみつスイーツアトリエ」は、三ヶ日で大人気のはちみつ屋さん「長坂養蜂場」が今年3月8日に新しくオープンした店舗です。
こちらで、8月30日までの限定で「地元産レモンと蜂蜜のソフトクリーム」が販売されています。
同市内ではJAとぴあ浜松や障害者施設、製菓材料卸売会社などが連携し、規格外で出荷できないレモンを製菓材料に加工している。加工時に出る果汁の使い道に困っていたため、相談を受けた長坂養蜂場が新しいソフトクリームを開発した。
100回以上の試作を重ね、さわやかなレモンの酸味とハチミツの甘みがともに強調される味わいに仕上げた。濃厚なソフトクリームの中にレモン果汁とハチミツをふんだんに入れ、レモンの蜂蜜漬けをかけて提供する。松山莉々果店長(25)は「多くの人の思いが詰まった商品。物語にも目を向けてほしい」と話す。
地元レモンと蜂蜜のソフトクリーム 30日まで限定販売 浜松・中区の長坂養蜂場(あなたの静岡新聞) - Yahoo!ニュース
店舗概要
長坂養蜂場 はちみつスイーツアトリエ
住所:〒430-0931 浜松市中区神明町314-6
電話:053-456-1183
FAX:053-456-1184
営業時間:11時00分〜18時00分
定休日:毎週火曜・水曜定休
うなぎを食べて、その後にレモンと蜂蜜のソフトクリームを食べるというのは最高に贅沢な時間だと思います。
そして、まだお腹に余裕があれば浜松餃子もやっぱり抑えておきたいですね。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。