北千住駅と新越谷駅構内のドトールコーヒーショップにて、サブスクリプションサービスを実施
東武鉄道は、東武スカイツリーライン 北千住駅と新越谷駅構内のドトールコーヒーショップにて、コーヒーのサブスクリプションサービスを、1月14日から3月15日まで実施する。月額3,500円で、定期券利用やトブポアプリ登録といった条件により実質1,500円となる。販売期間は2月13日までで、提供は先着1,000名。
このような内容で、2ヶ月間と言う短い期間ですがドトールでサブスクリプションサービスの販売を始めました。
多くの交通系ICカードに対応しており、これによってこのサービスの利用を希望する人には、かなり敷居は下がっているかなと思います。
月額3500円でMサイズのホットコーヒーを毎日(月31杯まで)提供されるサービスです。
もちろん多くの利用者は、1ヵ月間毎日通える人はほとんどいないと思うのですが、これを高いとみるか安いとみるかは人それぞれになると思います。
今回は2店舗のみの販売です。この店舗をいつも最寄り駅として利用している人にとっては、かなり利用しやすいと思います。
そうでない人にとっては、その店舗にわざわざ向かうと言うことを考えるとその距離等によりお得感を感じられない人も増えてくるかと思います。
ドトールで開始したサブスクリプションサービスの詳細
対象店舗にてPASMOをはじめとした交通系ICカードを登録することで、月額3,500円でMサイズのホットコーヒーを毎日(月31杯まで)提供されるサービス。条件による割引やポイント付与が用意されており、購入時に東武線定期券提示で1,000円割引、利用するPASMOのトブポアプリ登録で1,000 TOBU POINTを付与する。定期券とトブポアプリの両方の条件を満たすと実質1,500円となる。
対象の交通系ICカードは、「PASMO」「Kitaca」「Suica」「TOICA」「manaca(マナカ)」「ICOCA」「SUGOCA」「nimoca」「はやかけん」の9種類。対象店舗にてサービスを申し込んで登録し、利用の都度、登録した交通系ICカードを認証端末で読み取ることで提供を受けられる。
今後を占うドトールでのサブスク販売
今回のドトールでのサブスクリプションサービスの販売は、今後の駅ナカ施設へのサービス導入について検証するものです。
この検証結果を踏まえ事業化を検討するとともに、定期券やトブポアプリユーザ(東武グループが提供するポイントサービス)への新たな付加価値創造についても併せて検証するそうです。
他のカフェに関しても、このドトールの動きを見てサブスクリプションサービスについて検討する店舗も出てくるでしょう。
そして特に首都圏の鉄道各社もこの検証の動向にもちろん大きな注目をしているのではと思います。
そんなことを考えると今回のドトールの実証実験は首都圏の今後のカフェを占う意味でも大きな意味があるものだと思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。