コーヒーとはちみつと私

【コーヒー&はちみつペアリング研究家】普段、私がコーヒーとはちみつをどんなふうに楽しんでいるかご紹介させて頂きます。

第4回如水舎コーヒークラッチ「夜に翔ける HIASOBI」に参加してきました

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第4回如水舎コーヒークラッチ「夜に翔ける HIASOBI」

 

HIASOBI

”大人の火遊び”に参加して来ました。最近、私は火遊びしたい年頃になったようでソロキャンプデビューもしてみたいなと夜な夜なキャンプ動画を見て睡眠不足気味です。

 

今回参加した”大人の火遊び”は鳥目散帰山人さん(帰山人の珈琲漫考)が座長を務め、珈琲倶楽部 如水舎の坪内信敬さん主催の第4回如水舎コーヒークラッチ。

 

前半は、坪内さんのコーヒーの焙煎を拝見することが出来ました。


後半は帰山人さんが、その焙煎したコーヒーを使い「高木まろやか式」で抽出するというもの。


第1回の開催から参加したいなと気にはなっていたのですが、公共交通機関で行くには不便そうだったこともあり中々行けませんでした。


が、今回原付を買ったので足が出来たので参加しちゃいました。

 

第4回如水舎コーヒークラッチ

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会場である如水舎 井瀬木店に着くと既に何名かの方がいらっしゃいました。


そして、もちろん座長の帰山人さんもいらっしゃいました。


参加者の方が帰山人さんにいろいろとコーヒーについて質問されたりなごやかな雰囲気です。


私以外の参加者の方は、皆さん結構ガッツリとご自身で焙煎をされているようで、焙煎の話になると私がついていくのはなかなか辛いです。


私を含め「コーヒーが好き」と言う人は世の中たくさんいますが、これだけ真摯にコーヒーと向き合っている人は中々いないと思います。


コーヒー関連だけでなく様々なジャンルの本を読む量も凄いですし、本に書かれていることを鵜呑みにするだけでなく自身でものすごい数の検証を繰り返すことに、ただただ頭が下がります。


だからこそ、帰山人さんがおっしゃられる言葉には重みが感じられます。


定刻になり、帰山人さんの進行でコーヒークラッチが始まります。


参加者が順番に自己紹介をし、坪内さんが普段どのように焙煎に取り組んでいるのか、大事にしていることなどお聞きしました。


そして今回焙煎する豆は「グアテマラ メディナ農園 ナチュラル」です。


帰りに、今回焙煎した豆をお土産としてもいただけました。


ここ数年、グアテマラのナチュラルを飲む機会も少し増えましたがまだまだ珍しいです。

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今回は5キロ釜に生豆を5キロ投入されていました。使用する焙煎機は業務用の富士珈機R-105半熱風式です。


焙煎をしながら、目指す温度や目安となる時間など細かく説明していただけました。焙煎を止めるタイミングは2ハゼが来るか来ないかのところででした。


焙煎度はフルシティくらい。出来上がりは3.39キロでした。

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その後席に戻り、帰山人さんから高木まろやか式についてのお話を聞きました。

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「高木まろやか式」といっても、ご存じない方が多いと思います。


コーヒーを抽出するときのドリッパーやフィルターを問うことなく、その名の通り高木さんが考えた「まろやかに」抽出する方法(考え方)です。


私はYouTubeなどでいくつか動画を見たことがありますが、自分では実際にやったことがありません。


今回は高木まろやか式の帰山人ver.ということで、めちゃくちゃ楽しみにして来ました。


この1年間、1日も欠かすことなく高木まろやか式で抽出をし、検証を繰り返されていたそうです。


今回はハリオV60の03を使い実演してくれました。


そして、スプーンではなく割り箸を使ってステアーされていました。

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高木まろやか式についてどのようなものなのか興味ある方は動画を参考にしてみてください。

 

 

高木まろやか式では、コーヒーの粉の周りの濃度が濃い状態では、ネガティブな味わいの成分は溶け出しにくいとの考えがあるようです。


コーヒーの粉をしっかりと湿らせ、割り箸でしっかりと撹拌する。


2分蒸らしをした後、次に使用する全量のお湯を一気に注ぎ入れる。


ざっくり言うとこんな感じです。


今回は出来上がり300ccに対し、400ccのお湯で割っていました。


お湯の温度や使用したコーヒーの量などは、秘密です(笑)


参加者の皆さんは、しっかりと参加費を払ってられるのでこれ以上は言いません。

 

ご興味ある方は第5回を楽しみにしていてください!

 

高木まろやか式を試飲

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そして出来上がったものが配られみんなで飲んでみます。


焙煎直後のコーヒーをあまり飲まれたことがないかもしれませんが、焙煎した直後は炭酸ガスが大量に放出され、コーヒーの酸味や苦味など、刺々しいというか落ち着きがないので、私は決して好きではありません。


今回はまさに焙煎直後の豆を使用して抽出されたものです。


実際飲んでみると、焙煎直後らしく炭酸ガスが多いなと言うのは感じるのですが、普段ならとげとげしく感じる味の部分が丸く包まれている感じがします。


焙煎直後でこれだけ優しく感じるのですから、1週間ほど置いて「高木まろやか式」で抽出したら、かなり柔らかいコーヒーになりそうな感じです。


焙煎直後で、これだけ落ち着きがあるコーヒーは初めてと言っても良いかなと思います。


その後も、帰山人さんの話は尽きずめちゃくちゃ楽しいHIASOBI時間を過ごすことができました。


最後まで読んでくださり、ありがとうございました。