ヨーロッパのはちみつ
はちみつ大国のドイツを始め、ヨーロッパの蜂蜜をそれなりには食べているつもりです。
ドイツ以外には、ハンガリー、オーストリア、オランダ、スペイン、リトアニア、ラトビア、ギリシャ、ルーマニア、イタリア、フランスを食べた事はあります。
こうして考えると、まだまだ食べたことのない国のはちみつが多いです。
その1つがイギリスです。
ところが2021年10月、日本でイギリスのはちみつが販売開始されました。
イギリスのはちみつ「 ロンドン・ハニー・カンパニー」
「 ロンドン・ハニー・カンパニー」の生はちみつ(非加熱)は英国各地をおいしく旅するような、希少で贅沢な逸品です。創業者Steve Benbow 氏は1999年ロンドンで都市養蜂をスタートし、今ではイギリスの様々な田園地帯に巣箱を持つ注目の養蜂家です。持続可能なスローで伝統的養蜂技術にこだわり、美味しさ・品質・栄養価を守るために特に重要な「非加熱、ブレンドなし(単一採蜜地)、混ぜ物なし(100%はちみつ)」を貫いています。ロンドン・ハニー・カンパニーの本物のはちみつは採蜜地や花の個性に溢れ、香り美味しさ栄養面で他に代えがたい価値があり、高級食料品店や星付きレストラン、ホテル等より高い評価と信頼を得ています。
【日本初上陸!】英国の純粋・生はちみつ「ロンドン・ハニー・カンパニー(The London Honey Co)」が催事やECにて日本販売開始:時事ドットコム
日本発売のラインナップ
ロンドン・ハニー(ライムとロンドンの花々)
くせのない香りと優しい甘さ、爽やかなライムの第一印象の直後に次々と複雑な個性が現れます。
ロンドンの街ように華やかで活気に満ちた、希少性の高いはちみつです。
シュロップシャーの丘陵ハニー (クローバーと春の花々)
優しい甘さでクセがなく、草花の爽やかな青い香りが英国の丘陵地帯の景色を思い出させてくれます。
クリームタイプ(結晶化)のシャリシャリ食感が楽しく、パンにも塗りやすい。
オックスフォードシャーのコッツウォルズ・ハニー(木苺とスイカズラ)
マイルドでフローラルな甘さのクラシックな生はちみつです。
スコットランドのリングヘザー・ハニー (リング・ヘザーの花)
希少性が高く、濃厚な芳香、杏を思わせるフレーバー、ハーブ特有の爽やかさが中心にしっかりと
通っています。イギリスではクセの強いマヌカハニーよりも美味しく食べやすいヘザーハニーを好む人は多い。
ソールズベリーの平原ハニー(スイートクローバーと初夏の花々)
あっさりとした甘さとシルキーな食感。ほのかな酸味とスパイシーな味わいなど、
様々な花の香りが織りなす多重奏。
ケントのサマーハニー(栗と夏の花々)
夏の花々が主役となり、とても丸みのあるフローラルなはちみつ。キャラメルのような栗の香りがアクセント。
パーベック半島の沿岸ハニー(サンザシと初夏の花々)
香り甘さは優しく、少しフルーティーな酸味と、サンザシのスーッと広がる爽やかな香りが印象的。
個人的には、このはちみつが一番気になります!
エセックスのボラージュ・ハニー (ボラージュの花)
イギリスの短い夏に咲く青く美しいボラージュの花のはちみつ。ひときわ光り輝く透明感、美しい見た目通り繊細かつ爽やかな香りとピュアな甘さ。
私たちはエセックス州の田園地帯にどこまでもどこまでも続く美しいボラージュ畑に囲まれて真夏の養蜂を楽しんでいます。(ラベンダー畑のように見える写真がボラージュ畑です。)
「ロンドン・ハニー ・カンパニー」がコロニー(巣箱)の場所を決める独自ルール
農薬や殺虫剤を使用しない農家と協力しながら、あまり耕作されてない美しく手付かずの農地を探しています。有機酪農家・持続可能な農家と提携してミツバチが健康に育つ環境を探します。有機乳製品、有機果樹園や有機農場、その他のスローフードの生産場所など、人間の影響がある場所からなるべく離れた土地にミツバチのコロニーを配置するのです。
コロニーは季節・植物の開花・気候に合わせて設置・移動しています。ミツバチがはちみつを完熟させるまでしっかりと待つこと、はちみつは加熱せず時間をかけてろ過することなど、伝統的養蜂は手間と時間がかかります。
回転率や効率性を優先することはありません。
私たちはミツバチを傷つけないよう素手で作業をすることもしばしば。
それは最高品質のはちみつを生産するためだけでなく、ミツバチの保護はもちろん、ミツバチの受粉活動による農作物や地球生態系の維持・自然環境の保全にも大きく貢献しています。
私達は「スローフードUK」のメンバーであり、英国最大の有機認証機関「ソイル・アソシエーション」の認定を受け、食生活、農業、自然界の保護について改善する活動を支援しています。
購入は?
このリンクより購入可能な店舗リストをご覧いただけます。
中々、コロナで海外旅行も出来ないのでイギリス好きの人はぜひはちみつでイギリスを楽しんでみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。