栃木県宇都宮市
「宇都宮」と聞いて真っ先に思い浮かべるものは皆さん何でしょうか。
私は「餃子」しか思い浮かびません。
以前、茨城県から東京に車で移動する時、宇都宮で餃子を食べてみたくなり一度だけ泊まったことがあります。
浜松市と、餃子日本一を争っているようですが、競い合うことで餃子のレベルが上がることに餃子ファンとしては期待しています。
他にも宇都宮はジャズで有名だそうです。
そんな宇都宮が紅茶のイベントを開催するなど「紅茶の街」を目指しているそうです。
紅茶の街を目指す宇都宮
今年11月1日の「紅茶の日」に合わせて、宇都宮市の紅茶専門店が呼びかけ、栃木県の地元企業が中心となった合同イベント「紅茶の香る栃木県」が11月末まで開催されているそうです。
宇都宮市は紅茶の消費量で全国上位にランクインしたことがあるそうですが、残念ながらその認知度はいまひとつのようです。
紅茶の専門店を運営するワイズティーネットワークの根本社長は、平成16年に宇都宮の中心商店街にワイズティーを開店されたそうです。
そしてすごいのが、その9年後の平成25年には宇都宮市立中央小学校になんと紅茶部が発足したそうです。
25年には、宇都宮市立中央小学校に紅茶部が発足。学校関係者や保護者などが「生まれ育った街を好きになってほしい」と企画した。紅茶の魅力や茶葉の生産地のインドやスリランカの地理・歴史、礼儀作法を学ぶ場として、多い年で全校児童の5人に1人が所属するほど人気を集めた。
子供たちが根本さんに出した手紙には「栃木に生まれて初めて誇らしく思った」「将来も宇都宮で生活したい」などの感想が寄せられた。根本さんは「文化不毛の土地に、新しい文化が生まれた」と振り返る。
そしてここ数年は、紅茶専門店の多い街として知られている横浜や神戸でも根本さんのオリジナルブレンドや監修した商品が店頭に並んでいるそうです。
宇都宮以外でも、全国の自治体の中には紅茶をまちづくりの中心にしているところもあります。
私が住む愛知県では、尾張旭市が有志で設立した「尾張旭を日本一にする会」の取り組みが功を奏し、平成25年には日本紅茶協会が認定する「おいしい紅茶の店」実店舗数が日本一となったそうです。
尾張旭にしても宇都宮にしても、もともとは紅茶と何か縁があったわけでは無いですが、地域一丸となった取り組みによって盛り上がることで街に活気が出ると思います。
紅茶の街としての宇都宮。盛り上がっていってほしいです。
今度、宇都宮に行ったら「餃子を食べてから紅茶」か「紅茶を飲んでから餃子」か。ちょっと悩ましいですが、やっぱり紅茶を飲んでから餃子とビールを楽しみたいですね。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。