コーヒーとはちみつと私

【コーヒー&はちみつペアリング研究家】普段、私がコーヒーとはちみつをどんなふうに楽しんでいるかご紹介させて頂きます。

コーヒーを飲める人と飲めない人の違いとは

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コーヒーを飲めない人とは

子供と比較すると大人はコーヒーを飲むことができる人が多いです。


子供は、なぜコーヒーを飲めない子が多いのでしょうか。


まず、前提として思うのはその子の親が積極的に子供にコーヒーを飲まさないということが大きいかなと思います。


中には、少し面白がって子供に一口コーヒーを飲ませて、まずそうな顔をするの見るのが好きな親もいるでしょう。


昨年、地元の女子大学生にアンケートを取った時「なぜコーヒーを飲まないのか」の質問に対し、「今まで、コーヒーを飲むきっかけが特になかった」「コーヒーをそもそも飲もうと思うことが今までなかった」と言うような答えも意外と多かったです。


しかし、圧倒的に多かった回答は「苦いから」でした。


その同じ「苦いコーヒー」を飲んで、「苦い」と感じる人もいれば「おいしい」と感じる人もいます。


「おいしい」と感じる人は、若い人に比べ年齢を重ねた人が圧倒的に多いように感じます。


それは何故なのでしょうか。


一般社団法人日本美宅協会の水野考貴さんの見解が紹介された記事がありました。

 

苦味に対する慣れ

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Q.コーヒーが苦手な人がいます。一方で「大人になったら飲めた」「30~40代で飲めるようになった」という声も聞きます。なぜでしょうか。

 

水野さん「主に2つの理由があると考えられます。1つ目は苦味に対する『慣れ』の問題です。コーヒーに含まれるカフェインは代表的な苦味の成分ですが、この苦味は(カフェインを過剰摂取した場合などの)『毒』のシグナルであり、人は本能的に違和感を覚えるようにできています。しかし、個人差はありますが、何回も繰り返して食べたり飲んだりすることで『この苦味は安心だ!』と体が感じ、違和感を覚えなくなるため、コーヒーが飲めるようになると考えられます。

2つ目は味を感じる細胞の集合体『味蕾(みらい)』の減少です。赤ちゃんの頃に約1万個ある味蕾が、高齢者になると半減してしまうといわれているように、年を重ねるにつれて、味蕾の数は減少していきます。そのため、年齢が上がれば上がるほど苦味を感じにくくなり、結果として、コーヒーが飲みやすくなると考えられます」

あなたはどっち? 「コーヒー」を飲める人/飲めない人の違いとは 加齢も関係?(オトナンサー) - Yahoo!ニュース

 

苦味や酸味を人間の舌が感じると、それらを本能的に「毒」とみなすと聞いたことがあります。

 

何回も苦いコーヒーを飲み、特に自身の体に害がなければ、「この苦味は安心だ」と無意識のうちに感じるようになっていくのかなと思います。

 

そして2つめの味蕾の減少。味蕾が減少すれば、苦味の感じ方も和らぎそうですね。

 

加齢とともに味蕾が減少するって、ダジャレじゃないですが未来が減っていくのと比例していますね。

 

コーヒーは嗜好品です。飲まなくても死ぬことはありません。

 

苦い・不味いと感じて、無理をして飲む必要は全くありません。

 

コーヒーは苦くて飲めないけど、コーヒーの香りは好きという人は結構多いかなと思います。

 

香りが好きなら、コーヒーを飲んでいる人の近くに行って香りを嗅がせてもらえばいいですね。香りを嗅ぐだけならタダですし笑

 

何年かぶりにコーヒーを飲んだら、なんだか美味しく感じた。

 

そんなタイミングでコーヒーを飲むようになればいいと思います。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。