パソコンにコーヒーをこぼした
昨年、4年半ほど使っていたノートパソコンが壊れました。
入力したいところにカーソルを合わせても、カーソルがそこら中に飛びまわって全く文字が入力できなくなってしまいました。
30分で5文字ほどしか入力できなくなり、新しいパソコンに買い換えました。
新しいといっても、予算がそんなになかったので中古のパソコンを買いました。
買ったのは、一度は使ってみたかったパナソニックの「レッツノート」です。
そこそこのスペックではあるのですが、中古なので動作はボチボチといったところでした。もう少し早ければ良いなとは思ったのですが、そこまでもたつくこともなく動画編集などをしなければ問題なく使うことができました。
先日、コーヒーを飲みながらパソコンで作業をしていると電話が鳴りました。
少しびっくりして、慌てて電話を取ろうとしたら、コーヒーが入っているマグカップをひっくり返してしまい、まだ中にしっかり入っていたコーヒーがノートパソコンのキーボードにしっかりとこぼれました。
すぐにタオルを取りに行きました。
少し気が動転していたのですが、とりあえずキーボードのあたりをタオルでしっかりと拭き取りました。
パソコンに、飲み物をこぼすと言うのははじめての経験でした。
こぼしたら、拭き取るのはわかるのですがその後何をすればいいんだろうかと少し悩みました。
コーヒーをこぼしてから4日ほど経ちました。パソコンの電源を入れてみると、嫌な感じのノイズ音がし、キーボードを叩いても入力できない箇所が3分の1ほどあります。
そんなこともあり、更新が遅れ気味だったブログがさらに遅れてしまっています。
今日久しぶりに、更新しているのは新しいパソコンが届いたからです。
今回も、お金に余裕はなくやはり中古のパソコンを購入しました。
はじめての英語キーボードとなったことと、Windows11になったことで少し戸惑いましたが何とか使えそうです。
振り返ると、コーヒーをこぼしたときの対処をスムーズに行うことができていたら、もしかしたらパソコンが復活したかもとも思えたので、今日は万一パソコンにコーヒーをこぼした時、何をしたらいいのか。また、何をしたらダメなのかをまとめておきたいと思います。
パソコンにコーヒーをこぼしたとき”やったほうがいいこと”と”やってはダメなこと”
1.すぐに電源を切る
何はさておき、ノートPC内部の電流を止めなくてはなりません。液体がキーボードのすきまに入り込んで、電気が流れている回路に到達してしまったら、ショートしてノートPCがダメージを受ける可能性があるからです。
ノートPCに液体をこぼしてしまったら、できるだけ早く、電源ケーブルをPCから抜いてください。それから、シャットダウンします。
てきぱきと動いてすばやく反応すれば、スタートボタンをクリックしてシステムのシャットダウンを実行できるでしょう。
とはいえ、この場合は電源ボタンを長押しして強制終了するのがベストです。正しい方法によるシャットダウンと比べるとあまり好ましくありませんが、ノートPC内部に液体が入り込んでしまうよりはましです。
また、もし可能であればノートPCのバッテリーを外してください。そうすれば、内部の電流が完全に断たれるので、ダメージを受ける可能性は低くなります。
2.表面の液体をふき取る
電源がオフになったら、目に見える液体をすべてふき取りましょう。キッチンタオルで表面についた水分を吸い取ってください。そうすれば、残っている液体が、内部の繊細な電子回路まで到達するのを防げます。
吸い取るときのポイントは、キーボードのすきまに水分が入り込まないようにすることです。
3.内部を乾かす(可能な場合)
内部のダメージを確認できるかどうかは、ノートPCによって異なります。分解しやすいものもあれば、頑丈な作りで開けられないものもあるからです。
ノートPCを覆うケースを簡単かつ安全に取り外せるかどうか、念を入れて確認してください。
取り外せる場合には、ケースを慎重に開けて、ハードウェアについた水分を柔らかいタオルでふき取ります。ドライヤーは使わないでください。
静電気が発生して、ハードウェアに深刻なダメージを与えかねません。
結局、やらなかったですがドライヤーを使って乾かそうかとも思ったのですが、それはやってはダメなようです。
4.キーボードを外して、その下をきれいにする
この作業が可能かどうかも、ノートPCの種類によって違います。キーボードのキーが外せる場合もあれば、なかなか外しにくい場合もあるからです。
キーが外せるなら、ぜひそうしてください。
そして、キーのまわりについている水分をふき取りましょう。このときも、無理に力を入れてはいけません。デリケートな回路へと、水分をさらに押し込んでしまう可能性があるからです。
5.ノートPCを逆さまにする
表面と内部の水分をできる限りふき取ったら、次は、キーのあいだに入り込んだ液体に対処する番です。
ここが、ノートPCに有害な影響が及ぶかどうかを左右する最も大事なポイントです。
キーを外すのが難しいことがあります。その場合は、ノートPCそのものを逆さまにするのがいちばん確実かもしれません。
逆さまにするはやってみたのですが、やったのが遅かったような気がします。出来る限り早く対処しなければいけませんね。
6.キーボードのベタつきをきれいにする
ノートPCが乾き、問題なく起動・動作するようであれば、次に気になるのはキーボードのベタつきかもしれません。
特に砂糖入りの飲み物をこぼした場合は、キーボードにベタつきが残ってスムーズに動かず、タイピングがしにくくなります。
でもご安心を。キーボードのベタつきがきれいにとれる掃除法があります。特別に必要なものはなく、消毒用のウェットタオルがあれば十分です。
7.専門家に頼む
ここまでの手順を踏んでもまだノートPCが動かない場合は、専門家の助けを乞う以外、できることはあまりありません。
ノートPCが起動しなくとも、修理店に持ち込めば、ハードウェアを交換したり、ハードディスクからのデータを取り出したりしてもらえます。
以上7つ紹介しましたが、いざという時に7つは多いような気がします。
①しっかりと拭く
②電源を切る
③逆さまにする
この3つを出来る限り早くする必要があるかなと思います。
パソコンを普段使用する人にとっては、ないとめちゃくちゃ困ります。そのため、故障したらすぐに新しいものを購入するなどしなくてはいけません。
急な大きな出費は痛いので、出来る限りの対処はしたいですね。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。