コーヒーとはちみつと私

【コーヒー&はちみつペアリング研究家】普段、私がコーヒーとはちみつをどんなふうに楽しんでいるかご紹介させて頂きます。

【行って来ました!世界フェアトレード・デーなごや2017】

5月の第2土曜日の世界フェアトレードデーにあわせたイベント「世界フェアトレード・デーなごや2017」に行ってきました。

 

テレビ塔近くにステージが設けられ、その辺りがコーヒー出店エリアとなっています。その外側を囲う感じでフェアトレード・マルシェに出店されている店舗が並んでいます。昨年は、フェアトレードの紙を使用した文房具があったのですが今年は出店されていなかったのが、ちょっと残念でした。

 

こちらのマルシェの目玉は、あのアイスクリームの「ベン&ジェリーズ」が無料でアイスクリームを配られていました。太っ腹な企画ですね~!

 

10:00~17:00の開催でしたが、この日の名古屋は朝から生憎の雨模様。天気予報によると午後からは雨が上がりそうなので午後から参戦しました。

 

着いた時は、天気予報通り雨も上がっていました。来場者の数を見るとちょっと少ないのかなと思っていましたが、みんな考えることは同じようです。雨が上がってから行こうと思った方が多いようで20~30分もしたら、かなり混み合ってきました。

 

フェアトレード・コーヒー・サミット

 

“フェアトレード・コーヒー飲み比べ”(昨年のマグカップ持参の方、割引となります!)オリジナル・マグカップを手に、お好きなだけ飲み比べ参加費 ¥1080(税込)『2017年版オリジナル・マグカップ』付きリピーター参加費¥840(税込)(昨年2016年のマグカップをご持参の方へのサービス)マグカップが参加者の証。世界の産地から届くフェアトレード・コーヒーをお楽しみいただけます!受付:テレビ塔下(9:45~スタート)(コーヒー飲み比べ参加店)Aoyagi Coffee Factory/移動cafe工房ソラモト/ウインドファーム/小川珈琲/齊藤コーヒー株式会社/自家焙煎コバレレコーヒー/シーシーエスコーヒー株式会社/スローウォーターカフェ/スローコーヒー(有限会社スロー)/チームカカオ/株式会社ナチュラルコーヒー/パルシック/株式会社BEANS BITOU/ 株式会社豆乃木/他(コーヒー豆・粉その他、販売あります。)

 まずは、オリジナルのマグカップを購入してから気になるコーヒーを試飲させて頂きます。

福岡のウィンドファームさんで「ハチドリのひとしずくコーヒー」をいただきました。メキシコとエルサルバドルのブレンンドだそうですが、思ったより酸味が控えめでした。苦味、酸味、甘みのバランスがよく口当たりのいいコーヒーでした。

写真は撮り忘れましたが小川珈琲さんで頂いたモカブレンドも良かったですよ。ブレンドですが、しっかりとモカフレーバーが感じられました。やや焙煎は浅めでした。抽出されているのを見ていたら、カリタさんのウェーブドリッパーを使われていました。お話を伺うと、こういったイベントでウェーブドリッパーを使うのは初めてで朝から試行錯誤していると仰られていました。それでも、美味しかったです。

東京の「チームカカオ」さんで、美味しいチョコレートをいただきました。そして、コーヒーも入れて下さったのですが、この袋の左上のプラスチックの注ぎ口からカップに注いでくれました。

グロワーズカップのCOFFEE BREWERは、コーヒー愛好家が、好きな時に好きな場所でグルメコーヒーを自由に楽しめるようにと作られました。


COFFEE BREWERがあれば、自宅でも、旅行先でも、仕事中でも、大学にいるときでも、休みの日でも、アウトドアでも、最高においしいコーヒーが味わえます。必要なのはお湯だけ。マシンも、後片づけも必要なし。面倒なことは一切ありません!

グロワーズカップ・・・知りませんでした。今回はブラジルをいただきましたが他にケニア、コスタリカ、コロンビア、エチオピア、グアテマラがあるそうです。この袋の中にコーヒーとフィルターが入っていて300ccのお湯を注ぎ2~4分待って注ぐだけとのこと。浸漬法になりますね。

 

300ccなので2杯分ですね。飲んだコーヒーは、意外と言ったら怒られそうですが美味しかったです。飲み干してみると微粉は結構残っていました。

 

これって、先日ブログにアップした「アウトドアでコーヒー」にうってつけですよね!

  

www.coffee83.net

 

そして「BEANS BITOU」さんの「トリココーヒー」。トルココーヒーじゃないですよ(笑)

 

エチオピア・イルガチェフのオーガニック。それを障害者施設の方々がハンドピックで欠点豆を取り除いているそうです。

 

イルガチェフのコーヒーは、今までいろんなところで飲んで来ていますが独特のフレーバーの強烈さはピカイチでした。

 

 そして「シーシーエスコーヒー」さん。今回、出店されている中では地元企業で一番の老舗ではないでしょうか。グアテマラのフェアトレードをいただきましたが、安心感というかホッとした気分にさせてくれるコーヒーでした。

 

メインステージ

 

★フェアトレード・ステージ 10:00~17:00  司会:空木マイカ(ラジオDJ)~~~~~~~~~~~~~~~~~~~(参加費無料)10:00オープニングステージみんなで決めよう!フェアトレードタウン名古屋シンボルマーク

 

10:30フェアトレード・マルシェ・リレー・トークマルシェ出店者のみなさんに、商品の物語を教えてもらいます!

 

 11:30~みんなでやろみゃあ!フェアトレード!~フェアトレードタウン名古屋のあゆみ&これから~原田さとみ(NPOフェアトレード名古屋ネットワーク(FTNN)代表ゲスト:名古屋市長ほか 

 

12:00~「ポパイ座銀河団」(障がい者支援施設音楽隊)による音楽パフォーマンス 

 

12:30~「フェアのものさし」トークフェアトレードのフェア、ウェルフェア(福祉)のフェア。では一体、その「フェア」が指すものはなんでしょう?例えば、障がい者の望むフェアな社会とはどのようなものでしょうか。私たちは時として知識や経験、社会常識などから一方的な「フェア」を提案しがちです。「フェア」な社会を作るために、少しそのものさしを疑ってみませんか? 

 

13:00 ~「フェアトレード・コーヒー・サミット」トーク中村隆市さんトークステージ「有機農業と森林農法、そしてフェアトレードで、最高にしあわせなコーヒーを」エクアドル、ブラジル、メキシコ、などの農業生産者とのフェアトレードで、有機農業者を支え、農薬汚染や鉱山開発による環境破壊から生態系を守り、また森林農法で、生物多様性の豊かな森を広げている中村さんのフェアトレードとは。

 

 13:30エクアドル生産者と共に生まれる美味しいコーヒー“友産友消”のお話小澤陽祐さん(SlowCoffee代表/ナマケモノ倶楽部共同代表)藤岡亜美さん(スローウォーターカフェ(有)代表/ナマケモノ倶楽部共同代表)

 

14:00~「世界に通用するブランド化」を成功させたネパールコーヒーのお話ネパール“古来の強み”を活かし、「Farmer‘s Passion = 農家の情熱」と「安心・安全な作物」を生活者に届ける活動とは。池島英総さん(SHANTI・SHANTI・COFFEE FARM代表)

 

14:30~メキシコ先住民がつくった有機栽培マヤビニックのお話し浜松のフェアトレードタウン認定に向けて!杉山世子さん(豆乃木/はままつフェトレードタウン推進委委員会)

 

 15:30大学生&「ベン&ジェリーズ」「フェアトレードはじめてクイズ」ステージ「アイスクリームから、フェアトレードを考えよう!」with フェアトレード・スチューデント・ネットワークFTSN中部 

 

16:00アコーディオン&ギター『ユーロ・カフェ・ライブ』アンジェロ・アクイリーニ&望月雄史 

 

16:30フェアトレードタウン名古屋シンボルマーク投票結果発表小川明生氏(グラフィックデザイナー/株式会社ティー・エム・シー 代表)

 

このタイムスケジュールには、なぜだか入っていなかった15:00からの「名古屋名物!喫茶文化&モーニングの魅力 コメダ珈琲店のフェアトレードコーヒーへの挑戦」を聴講しました。

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(左:清水大樹さん(株式会社コメダ)、右:原田さとみさん(NPOフェアトレード名古屋ネットワーク代表))

 

700店舗以上あるコメダ珈琲店。その大半がFC店ということもあり、すぐにフェアトレードの商品を導入するというのは難しい部分もあるが少しずつ、まずは出来ることから取り組んでいきたいと語ってられていました。

 

また、原田さんからは河村名古屋市長がコメダ珈琲店さんにフェアトレードの牽引を期待していらっしゃるというお話もありました。

 

学生サークル

愛知大学のサークル「愛知大学国際協力団体SEED」の学生にお話を聞きました。サークルのメンバーは約150名もいるとのこと。

 

この日は「わっぱん」とコラボして作ったフェアトレードのパンとチョコレートを販売していました。わっぱんとは「NPO法人 わっぱの会」が製造・販売しているパンです。

共働事業所づくり
わっばの会の共働事業所は、障害のある人の自立を可能にする職場です。単なる作業や職業訓練の場ではなく、障害のない人たちとも助け合いながら働いています。さらに利潤を追求するだけではなく、無添加パンや無農薬の野菜作りなど食の安全への取り組み、ペットボトル再生など、地球に優しい事業を展開しています。

 これから、もっと活動の場を拡げていきたいとのことでした。若い世代に、これだけ関心の強い人が多いのは今後の日本にとって心強いですね。

 

来場していたお客さんも、見ていると若い人が多かったです。マグカップ片手に、いろんなコーヒーを試飲し友達同士コーヒーの感想を言い合ったりしている姿を見かけました。同じコーヒーを飲んで語り合うって絶対楽しいと思います。

 

来年も、楽しみにしています!

 

最後まで、読んでいただきありがとうございました。