若い頃、ホットドッグ・プレスや週刊プレイボーイなどの特集記事で「女の子にモテる」的なものを、よく読んでいました。
そりゃ、やっぱり女の子にモテたかったですからね。
その成果は全く出なかったので、今からでも遅くないので少しは成果が出て欲しいものです。
そして、そんな特集記事に「どんな男の人がタイプか？」と問いかけ匿名で女の子の意見がずらっと書かれていました。
結局、どの雑誌の記事を読んでも同じような答えが多かったよなと今振り返ると思うのですが、当時は必死だったのでそんなことにも気づかず藁にもすがる思いでした。
女の子の回答で、よく目にしたのが「いつまでも童心を忘れず少年のような人」。そんなような答えです。
それから、２０数年が経ちオッサンになった今思うのは、やっぱり童心は忘れたくない。素直にそう思います。
期間限定ですが、東京・六本木ヒルズにそんな童心を取り戻してくれそうなコーヒーの提供をする店舗がオープンしています。
ガチャガチャコーヒー（GACHA GACHA COFFEE）
佐藤オオキが率いるデザインオフィス nendoがプロデュースした日本初のコンセプトカフェ「ガチャガチャコーヒー（GACHA GACHA COFFEE）」が、六本木ヒルズ展望台の東京シティビュー スカイギャラリー3に10月4日からオープンします。セルフでコーヒーを入れることができるとのことです
ちょっと大人っぽい印象ですが、確かにガチャガチャらしきものが並んでいますね。
1.豆をガチャガチャで購入する
入場すると目に入るのは12台のガチャガチャ。1～5までナンバリングされたものと「？」のマークの入ったマシンが各2台ずつ設置されています。コーヒー豆は各番号に振られた5種類のコーヒー豆に加え、「？」に数量入っているシークレットの豆をあわせた全6種類。各ナンバリングの豆の種類は下記の通り。
01.ニエリ・ヒル（NYERI HILL）：ピーチ、オレンジ、グレープの風味、華やかでジューシーな味わい。
02.キム・ジュン・ハン（KIM JUNG HAN）：アップル、ブラウンシュガー、アーモンドの風味。バランスの良い味わい。
03.タイピプラヤ（TAYPIPLAYA）：ダークチョコレート、ダークチェリーの風味。きめ細やかな質感。
04.オスカー・エルナンデス（ÓSCAR HERNÁNDEZ）：ダークチョコレート、ブラックベリーの風味。重厚感のある味わいと長い余韻。
05.フェルナンド・リマ（FERNANDO LIMA）：ダークチョコレート、アーモンドの風味。バランスの良い味わい。
今回はせっかくなので、シークレットの入った「？」にチャレンジしてみました。このマシンにはシークレットのほかに1〜4の豆が入っているため、必ずシークレットが当たるわけではないのです。シークレットは「☆」マーク。当たることを祈りつつ、いざ、ガチャガチャ。
まず500円玉を入れて
ダイヤルを右に回すとカプセルが出てきます。
2.豆を挽く
カプセルを開けると中にはコーヒー豆とその名前が書かれた紙が入っています。
早速グラインドに取り掛かります。テーブルに設置された装置にガチャガチャで手に入れたコーヒー豆を流し込み、右側にあるスイッチの上にあるランプが緑に点灯したら準備OK。「ON」の方向にスイッチを倒すと、自動で豆を挽いてくれます。緑のランプが消灯するまでスイッチを押し続けます。
挽いた豆はグラインドカウンターの下にあらかじめセットされていたドリッパーに直接落ちていきます。取り出し口内のライト消灯が、挽き終わりの合図。ドリッパーごと取り出します。
3.コーヒーを淹れる
まず、U字型の金具のうち、手前側が開いている方に先程挽いた豆が入っているドリッパーを乗せます。
その後、カウンターの上部にあるカップを引き抜き、カップをフィルターの下に置くとセットが完了します。
手元にあるタッチパネル式の機械で、軽くすっきりとした味わいに仕上がる「EXPRESS」と、甘みとコクの奥深い味わいが楽しめる「RICH」の2種類から抽出方法が選べます。
コーヒーが入るまでのカウントダウンがスタート。「EXPRESS」は1分30秒、「RICH」は3分かかります。
淹れ終えたドリッパーは、金具のレーンに乗せ、カウンター後方に押し流せば返却完了です。
店舗概要
■ガチャガチャコーヒー
期間：2019年10月4日（金）〜11月中旬予定
場所：六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー スカイギャラリー3
時間：10:00～22:00
まとめ
こちらに詳しく書かれていたので、写真などほとんど引用させていただきました。
ガチャガチャは１回５００円ですが、別途展望台・美術館入館料（一般￥1，800）が必要なのでご注意下さい。
今、飲食店も人手不足で困っているところが多いと思います。
そこを上手にお客様自身に「お手伝い」してもらいながら心地よい時間を過ごしてもらう工夫がされているのかなと思います。
９月末に台湾で人気の大型複合セレクトショップ「誠品生活」がオープンしました。
こちらが人気なのには様々な理由があると思います。
その人気の理由の一つにワークショップゾーンがあることかなと思います。
数年前から「コト消費」という言葉をよく耳にしますが、実際に何かを”体験する””作ってみる”ということに飢えている人が結構いるのかなと思います。
今回の『ガチャガチャコーヒー』は「少しお手伝いしてもらう」と「少し体験してもらう」を、上手に融合させたのかなと思います。
最後まで、読んで下さりありがとうございました。
