妄想
世の中にあるものの多くは、妄想から生まれているのだと思います。
こんなものがあったら便利だよな、こんなのがあったらもっと時間が短縮されるだろうな等々色々と妄想をふくらまし、それが形となっているものがほとんどなのではと思います。
妄想する事は楽しいですし、誰に迷惑をかけることでもないので素晴らしいことだと思います。
ただ、公共の場で妄想に没頭しすぎると知らず知らずのうちに顔がにやけ、危ない奴だと思われそうなので注意したいですね。
クラウドファンディングなど見ていると、キャンプブームもあり特にキャンプ用品が、「こんなのあったらいいのに」と言う妄想が形になったようなものが多く感じられます。
商品説明を見ているだけで、よくこんなこと考えたなと感心させられるものが非常に多いです。
皆さんそうだと思うのですが、自分が好きなものやことを「もっとこうなればいいのに」と言うふうに考えている時間って楽しいですよね。
そして、コーヒーが好きなら結構コーヒーの抽出器でこんな風だといいのにと考える人も多いのではないでしょうか。
実際ここ数年見ていても、新しいドリッパーがかなり販売されているように思います。
私自身も妄想の中で、もし自分がオリジナルでドリッパーを作るならと考えることもあります。
イメージは非常に漠然としたものですが、そんなことを考えている時間は楽しくてあっという間に過ぎてしまいます。
ただ、そういった妄想を実際に形にできる人はほんの一握りです。
今回、鉄工所と製陶所がコラボしたコーヒーツールが完成しました。
鉄工所と製陶所がコラボした”インテリア映えするコーヒーツール” 「ドリッパースタンドビスケット セット」
日々のコーヒータイムをより豊かに
岐阜県関市にある鉄工所・杉山製作所と、同県土岐市にあるカネコ小兵(こひょう)製陶所がタッグを組み、おいしいハンドドリップコーヒーを手軽に淹れられるコーヒー器具「ドリッパースタンドビスケット セット」を共同開発した。鉄製のドリッパースタンド、陶器製のドリッパーおよびマグカップの3点がセットとなる。なぜ美味い1杯を淹れられる? 鉄工所と製陶所がコラボした「インテリア映えするコーヒーツール」の秘密とは | VAGUE(ヴァーグ)
ドリッパースタンドのベース部分は、ドリッパーとマグカップのデザインに合わせ、波線で囲まれたサークル状に成形。パッと花開いたような形状を“ビスケット”に見立て、商品名に採用した。
その“ビスケット”とゆるやかな曲線を描くアームで構成されるスタンドは、落ち着いたつや消しブラックで仕上げている。質感の高いモダンな見た目のドリッパーやマグカップとも好相性で、コーヒーを淹れないときはインテリアアイテムとして楽しめる。
そんな鉄製のドリッパースタンドは、杉山製作所の職人がひとつずつていねいに手づくりしたもの。同社は鉄加工業のプロフェッショナルで、1962年の創業以来つちかってきた熟練の技術を生かし、現在はテーブルやチェア、ラック、ワゴンなどを扱う鉄製家具ブランドも展開する。
『ドリッパースタンドビスケット セット』のドリッパー 3つのこだわり
カネコ小兵製陶所が手がけたドリッパーは、関市の自家焙煎珈琲店であるカフェ・アダチに監修を依頼し、誰でもおいしいコーヒーを淹れられるよう形状にこだわった。そのこだわりポイントについて、杉山製作所の開発担当者は次のように話す。
「『ドリッパースタンドビスケット セット』のドリッパーには、3つのこだわりポイントがあります。
ひとつは、波形の形状や数、高さを調整することでペーパーフィルターとドリッパーがくっつきにくくし、空気が入るようにしたことです。すき間が生じることで空気が自然に対流するため、雑味の少ないおいしいコーヒーを抽出できます。
ふたつめのこだわりは、ドリッパーの角度を55度に設定した点。一般的なものに比べて傾斜がきつい分、コーヒー粉の層が厚くなるため、よりおいしいコーヒーを淹れられます。
3つめは、誰でも簡単においしいコーヒーを淹れられるよう、ドリッパー底部にある穴の大きさを調整したこと。これにより、お湯を注ぐ量に神経質にならなくても、誰でも手軽においしいコーヒーを淹れられるようにしています」
商品概要
・価格(消費税込):1万4850円
・サイズ:W175×D130×H137mm(スタンド)、直径110×H95mm(ドリッパー)、直径85×W110×H90mm(マグカップ)
・素材:鉄/粉体塗装(スタンド)、陶器(ドリッパー/カップ)
・カラー:オリーブグリーン、グレー、ブルーグレー
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。