百人一首
百人一首とは百人の歌人の和歌を1人一種ずつ選んで作った秀歌撰です。中でも、藤原定家が京都、小倉山の山荘で選んだとされる小倉百人一首は歌がるたとして広く用いられていますね。
百人一首と言えば小倉百人一首を指すことが一般的となっています。
私も小学校の高学年の時に学校の授業で学んでから一時期ハマった記憶があります。
当時は記憶力も良いので80首ぐらいは覚えていたような記憶がありますが、今はほぼ何も覚えていません。
それ以来百人一首とはほぼ縁のない生活でしたが映画「ちはやふる」を見て久しぶりに百人一首と言うものを少しだけ意識するようになりました。
映画では広瀬すずさんや松岡茉優さんの袴姿を見て改めて日本人には和服がよく似合うなと思いました。
フェリス女学院生が百人一首をテーマにしたフレーバーティーの茶葉2種セット「かがりびとしらなみ」を開発
フェリス女学院大緑園キャンパスで学ぶ2年生15人が百人一首をテーマにしたフレーバーティーの茶葉2種セット「かがりびとしらなみ」を開発しました。
商品名のモチーフは学生が選んだ2種の和歌だそうです。
文学部で百人一首などを教える谷智子教授(若文学)の科目で、社会で求められる課題解決力を実践的に学ぶのが狙いだそうです。
学生らは和歌2種を選び、紅茶の風味の選定、パッケージやしおりのデザイン、販売促進の方法などを話し合い、シンガポールでカフェを経営する「プロビドール社」とやりとりを重ねたそうです。
「かがりび」
かがりびは「みかきもり衛士(ゑじ)のたく火の夜は燃え昼は消えつつものをこそ思へ」という和歌がモチーフだそうです。
篝火をイメージした赤いラベルが巻かれたボトルに、フルーティーな玄米茶の茶葉を詰めました。
「しらなみ」
しらなみは「わたの原漕(こ)ぎ出でて見ればひさかたの雲居にまがふ沖つ白波」と言う作品に着想をいました。
茶葉はフローラル風味の煎茶で、ボトルは青いラベルで彩られています。
パッケージ
パッケージには美術部に所属する学生が、平安貴族の男女像を描いた。背景にはシンガポールの国花のランと、日本を象徴するサクラをあしらった。大学祭で配るチラシは担当メンバーが知恵を絞り、「ねえ、百人一首の音が聞こえてこない?」というキャッチコピーを織り込んだ。
パッケージを担当した栗原利美(くりばらりみ)さん(20)は「納得のいかないところも話し合って乗り越え、商品を作り出す体験はためになった」。チラシ班の山本あいかさん(20)は「昔の日本文学を今も楽しめることを発信できたら」と話す。谷教授は「学生時代から社会の風に触れるのは貴重な経験。海外企業と連携して作った商品が多くの人の手に渡る喜びを知ってほしい」と願う。
商品の販売
商品概要
【かがりび(フルーティー玄米茶)】名称:玄米茶
原材料名:緑茶、玄米、ライム、ドライグリーンアップル /内容量:30g
【しらなみ(フローラル煎茶)】名称:煎茶
原材料名:緑茶、白茶、エルダーフラワー、ドライアプリコット、ドライメロン、
ドライアップル /内容量:20g
賞味期限 :2020年12月
保存方法 :高温多湿を避けて保存してください。
原産国名 :シンガポール
最後まで、読んで下さりありがとうございました。