- 12月5日は「世界トルココーヒーの日」
- トルコのコーヒー&チョコレートのチェーン店カフヴェ・ドゥンヤースが行ったアンケート
- トルココーヒーを飲む理由
- 「トルココーヒー」とは?
- 飲み方へのこだわり
- まとめ
12月5日は「世界トルココーヒーの日」
2013年12月2日から7日まで、アゼルバイジャンの首都幕で開催されたユネスコ無形文化遺産保護条約第8回政府間委員会で「無形文化遺産の代表一覧表(人類の無形文化遺産の代表的な一覧表)」えの記載の提案があった案件について審議が行われました。
その審議の結果、トルコが提案した「トルココーヒーの文化と伝統」が無形文化遺産一覧表に記載されることが決まりました。
そして、それが決まったのが12月5日だったそうです。
そのため、無形文化遺産登録を記念して、毎年12月5日は「世界トルココーヒーの日」となりました。
トルコのコーヒー&チョコレートのチェーン店カフヴェ・ドゥンヤースが行ったアンケート
トルコで最も親しまれているトルコのコーヒー&チョコレートのチェーン店カフヴェ・ドゥンヤースが今年この「世界トルココーヒーの日」を前に面白いアンケート調査を行いました。
アンケート調査は、トルコ全国で人口が最も多い上位26件の18歳以上の男女1615人に対して行われました。
アンケートの結果77%が最も多く選ぶコーヒーの種類は「トルココーヒー」と回答しました。さらに、100人中95人が「トルココーヒーが好き」と答えました。
実に95%ものトルコの人がトルココーヒーが好きだと思っているのですね。これは思っていた以上に多くの人がトルココーヒーを好きなんだなと思いました。
トルココーヒーを最も多く飲む地方はダントツでマルマラ地方であると言う結果が出ました。
マルマラ地方で80%がトルココーヒーを最も多く飲むと答えました。
トルココーヒーを飲む理由
トルココーヒーを飲む100人のうち60人が「トルココーヒーの味が好きだから飲む」と回答しました。
「トルココーヒーの味が好きだから」飲むと答えた人が多かったのはマルマラ地方(80%)とエーゲ海地方(77%)でした。
一方中央アナドル地方では、味よりも「ほっと一休みするために」トルココーヒーを飲んでいることがわかりました。
「トルココーヒー」とは?
「あなたにとってトルココーヒーはどのような意味を持つか」と尋ねたところ、100人のうち63人が「おしゃべり」と答えました。
中でも南東アナドル地方は、なんと100人中100人が「トルココーヒー」と聞くと頭に「おしゃべり」が思い浮かぶと答えたそうです。
地中海地方と黒海地方は「お客様へのおもてなし」、エーゲ海地方は「大切な友人との時間」と言う結果になりました。
飲み方へのこだわり
また1日に飲むトルココーヒーの量は、今回のアンケートの結果平均1杯であることがわかりました。
思ったよりも少ないですね。
そして100人中73人が、「泡々」になったトルココーヒーを好むとの結果が出ました。
トルココーヒーにとって「泡」はなくてはならない存在ですが、トルココーヒーを飲む人たちは「泡」を重要視していることが今回のアンケート調査からも明らかになりました。
甘さは中位(感覚的にはカップに角砂糖1個からニコ入れた位」のトルココーヒーが最も好まれるようです。
トルココーヒーのお供にちょっとした甘いものは欠かせませんが、1番好まれる「トルココーヒーの友」はチョコレート(42%)と言うことがわかりました。
1日を通して職場に飲まれることが多いトルココーヒーですが、最も多く飲まれる時間帯が夜の時間帯であると答えた人が多かったようです。
男女別ではトルココーヒーを飲む目的が違うようです。
女性はおしゃべりをするときにのみ、男性は食後の飲み物として飲むと言う結果が出ました。
まとめ
トルコの人が「トルココーヒー」を飲む量は思ったほど多くはありませんでしたが、飲む目的であったり飲んでいるシーンが「おしゃべり」が思い浮かぶことから、トルココーヒーはトルコの人にとって友人や家族との大切な時間を過ごす大切なツールとなっているようです。
最後まで、読んで下さりありがとうございました。