三重大学のカフェサークル「ル・リアン」の新しいブレンドを作る
毎年、お盆を過ぎた頃三重大学のカフェサークル「ル・リアン」のメンバーがインターンシップでやってきます。
昨年は、弊社が移転したことなどもあり開催できなかったので2年ぶりとなります。
昨年末から、サークルの代表とインターンシップを開催する方向で話していました。
ただ、コロナの影響もあり実施に踏み切れるかと言う懸念もありました。
何とか開催出来ることとなり嬉しい限りです。
今回の参加メンバーは全員男子学生。
2年生が2名、1年生が3名の計5名です。
現在のサークルメンバーに、サークルのオリジナルブレンドを開発したときのことを知っている学生はいなくなりました。
だから、今年は新しいオリジナルブレンドを作ることを最終ゴールとしました。
2年生のメンバーは、昨年カフェサークルの活動を通じ先輩たちから抽出技術や様々なコーヒーに関する情報をしっかりと叩き込まれています。
1年生のメンバーも、例年ですと2~3ヶ月は先輩たちから何かしら教わってくるのですが、今年はなかなかそうもいきませんでした。
新一年生の新入生歓迎イベントも、オンラインでの開催でした。
おかげさまで、このイベントにはひょっこりと私も参加させていただきました。
初めて、ル・リアンの新歓イベントに参加することが出来ました。
おそらく、1年生はなぜ1人だけおじさんがいるのか理解できていなかったと思います(笑)
今年のインターンシップスケジュール
コロナの影響で、現在会社が週休3日制と言うこともあり、例年に比べ時間的制約が大きくなっています。
今年は計6日間。
前半の3日間は、オンラインでコーヒーの基礎的なこと。ブレンドを作るにあたっての基本的な考え方。参加者5名の、ブレンドを作るにあたってどのようなものを作っていきたいか等のヒアリングなどを行いました。
後半3日間は、会社に来てもらいます。
ブレンドを作るにあたって、しっかりとオリジン毎の風味や味わいの違いを理解して欲しかったのでカッピングを行いました。
そして全員にプロバットの12キロ釜で焙煎体験もしてもらいました。
1年生は、エスプレッソマシンに触ったこともない子もいたので、弊社のバリスタがしっかりと基本的な考え方や使い方を教えてくれました。
ちょうど、コーヒーの生豆商社さんもこられたので、コーヒーの生豆商社の普段の仕事ぶりなどを聞かせていただきました。
そして、サークルの新しいブレンドに関しては、どのような方向性にするのかで2チームに分かれて作り込んでもらいました。
例年ですと、ブレンドを作ろうとするとゴリゴリ主張を押し通す学生が1人か2人いるのですが(これは、これで見ている方は楽しいです)、今年は比較的みんな落ち着いて意見を交わしあい試行錯誤していました。
最後、ブレンドをどれにするのか決定するにあたり、私も立ち合いながらどのようなものなのか少しずつ味を見させてもらいました。
ここで痛感したのが、自分が歳をとったなと言うことです。
スタートから1時間半ほどで、コーヒーの飲み過ぎであっという間にぐったりしてきました。
カフェインの分解速度が以前よりも遅くなっているのかもと感じました。
まぁ、ただ普通に生活していたら短時間にこれだけ一気にコーヒーを飲む事は無いので、普通に生活は送れるのですがね。
そして先日、どのようなオリジナルブレンドにするのか決定しました。
最終日に、プレミックスで学生たちにオリジナルブレンドを焙煎してもらい、どのような思いでこのオリジナルブレンドを作ったのか最終プレゼンをしてもらいます。
と言うことで、学生たちが来るのも残りあと1回かと思うと寂しく感じます。
例年でしたら、大学祭で大々的に新ブレンドのお披露目と行きたいところですが今年は大学祭の開催もなさそうな感じです。
プレゼント出来上がったオリジナルブレンドを飲むのを楽しみにし、最終日を迎えたいなと思います。
出来上がったこのオリジナルブレンドは、ネットショップ「シーシーエスコーヒーつはや本店」で販売する予定をしています。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。