今年も三重大学の大学祭が11月3日、4日の2日間開催されました。私は初日に行きましたが天気も良く多くの人で賑わっていました。車で行ったのですが、渋滞が激しく到着時刻が思っていたよりだいぶ遅くなりました。
カフェサークル「ル・リアン」の店舗は同じ建物の1Fと3Fに出店しているということは聞いていました。建物もtwitterに記載されていたのですが、どこにあるのかわからなくて学生に尋ねると丁寧に案内してもらえました。案内してもらいながら話をしていると1年生の子で高校時代の学校祭と規模が全然違い驚いているとのことでした。
無事に建物まで案内してもらい、案内してくれた学生と別れるとすぐにル・リアンのメンバーを見つけ、これまた丁寧に店舗まで案内してくれました。みんな親切です。
店舗入口にメニューボードがあります。
コーヒー豆が付いているアクセサリー。これも、学生の手作りです。
コーヒードリップ体験もやっています。サイフォンとエアロプレスもあります。
私は「飲み比べセット」を注文しました。ドリンクを2種類選べます。レジは今年、インターンシップで来てくれた学生がしていたので、その子にオススメを聞いてその通りにしました。
予想通リの2種類でしたが(笑)
色々、考えて「ル・リアン」のファンを作ろうとしているなと感心します。
見ていると、お客さんの列は常に絶えません。コーヒーは5人、紅茶は1人が並んでみんな一生懸命抽出しています。今年はドリッパーはカリタを使用していますね。
このサークルの凄いところは、大学祭の準備を入学して半年の1年生に任せることを続けています。早い段階で責任感を持ち、何かに一生懸命に取り組む機会を与えられるというのはいいことですね。もちろん、上級生がしっかりとフォローをしているようです。
私が注文したのはフィナンシェのメープル味と、コーヒーはシャキッソ(エチオピア)と今年のインターンシップで学生がつくった「10年後の私たち」ブレンドです。学生には言わなかったですが、ここ2週間くらいほぼ毎日「10年後の私たち」ブレンドを飲んでいます。
スペシャルティコーヒーのように、飲んで強烈にインパクトは無いです。ただ、このブレンドは毎日飲んでみたくなる。毎日飲んで飽きることがないコーヒーです。コーヒーらしさが、しっかりとあり飲みごたえがある・・・そんな感じでしょうか。
そして、シャキッソとフィナンシェが運ばれてきました。シャキッソはル・リアンのメンバーが「シャキッソ、めちゃくちゃ美味しいです」と報告を受けていたので楽しみです。
カップに口を近づけ香りを楽しみます。この時点でしっかりとしたモカフレーバーがします。そして飲んでみると、モカ独特のモカ臭がしっかり感じられます。シャキッソとはエチオピアのグジ地区にある村の名前です。ここ数年人気があるイルガチェフェのすぐ近くにあります。
そして今回のシャキッソの精選方法はナチュラルです。ウォッシュドだったら、多分ここまでモカ臭は感じられないと思います。
数ヶ月前にシャキッソを飲んだのですが、その時に比べると若干酸味が控えめに感じられます。抽出を見ていると、注湯温度もしっかり管理しているから温度が高すぎるとも思えないしと思い、豆を見せてもらうと若干深めにに焙煎していました。
多分、これくらいの深さで焙煎した方が万人ウケすると思います。酸味が大好きな人にはもう少し浅くてもいいと思うのですが。
そして、せっかくなのでフィナンシェ(メープル味)とのペアリングを楽しんでみます。フィナンシェを食べてシャキッソを飲んでみると、全体の雰囲気がかなりまろやかになります。
そうこうしていると「10年後の私たち」ブレンドも持ってきて頂きました。私が毎日最近飲んでいたのは、約2ヶ月前に焙煎したものです。それと比べると、鼻から抜ける香りがすごく華やいだ印象です。バランスもいいです。
シャキッソが、ちょっと特別な時に飲んでみたいコーヒーだとするなら、このブレンドは毎日肩肘張らずに飲みたいコーヒーだと思います。
こちらも、フィナンシェとのペアリングをしてみます。フィナンシェを食べてから飲んでみると、普通に飲んだ時にそんなに主張していなかったフルーティさが前に出てきます。
みんなが一生懸命ドリップし、たくさんのお客さんで賑わっているのを見ると私もなんだか元気をもらえます。
明日は、もう1店舗の様子をブログにUPしたいと思います。
最後まで、読んでいただきありがとうございました。