快適な空間
人それぞれ、快適だと感じる空間は違うと思います。
同じ人でも、その時の気分などによって変わると思います。
私にとって快適な空間ってどんなものだろうと考えてみました。
ぱっと頭の中に浮かんだ情景は、自然豊かな中にある広めのコテージ。
空気が美味しく、耳に入ってくる音は風の音や鳥の鳴き声。
部屋の明かりはつけず、明るすぎず暗すぎないちょうどいい感じで優しく太陽の光が部屋の中に入ってきます。
そんな空間で、特に何をするわけでもなくぼーっとし、温泉につかり、少しお腹が空いた頃にどこからともなくおいしい食事が運ばれてくる。
ただ、ずっと1人だと寂しくなるので頃合いを見て川口春奈さんがやって来る。
そんな生活に憧れます。
もちろん、そんな生活を過ごす事は今の私には無理です。
では、ミツバチたちにとって快適な空間とはどんなものなのでしょうか。
日本においてセイヨウミツバチはしっかりと養蜂家の方によって管理されています。
養蜂家の方たちは、ミツバチが元気でいられるよう、しっかりと管理されています。
ミツバチたちに余分なストレスを与えないよう努力されています。本当のところはミツバチに聞いてみないとわかりませんが、多くのセイヨウミツバチが「快適だ!」と感じていて欲しいなと思います。
また、ニホンミツバチたちは在来種と言うこともあり勝手気ままに暮らしているイメージです。
少し気に入らないことがあれば、次の日にはどこかへ行ってしまう。そんな事はよくあることだと思います。
そんなニホンミツバチが、同じ場所に30年も同じところに巣を作っているというのは、ニホンミツバチたちにとってすごく過ごしやすい環境であり空間だったのだと思います。
仁王様の頭の中に巣を作って30年
奈良県葛城市の当麻寺で25日、ニホンミツバチが巣くっていた仁王像の修復作業が報道陣に公開された。仁王門に二つある像高約340センチの阿形(あぎょう)像と吽形(うんぎょう)像の木像のうち、阿形像の頭部にミツバチが約30年前から巣をつくっているといい、玉眼の汚損や顔部分の変色などの影響が出ていた。
二つの像は江戸時代の作とされる同市指定文化財だが、経年劣化が進んでいる。今年度から市の補助事業として5年かけて、像の修復が行われる。
なんと1万匹ほどのニホンミツバチが仁王様の頭に住んでいたようです。
今回、像の修復が行われるということで住んでいたニホンミツバチたちは外に放たれました。今頃、無事にどこかで生きていると信じたいです。
仁王様は、30年もの間自分の頭にいたニホンミツバチ達がいなくなってホッとしているのか。それとも、寂しく感じているのか。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。