コーヒーとはちみつについて想う
私が、はちみつに興味を持つようになったのは2年程前からです。
コーヒーに関わっていても、カッピングの評価で「はちみつのような○○」などはちみつが例えに使われることも増えているなと感じます。
そして、コスタリカなどで「ハニープロセス」と呼ばれる精選方法まであります。
私自身もコスタリカのハニープロセスの豆は大好きです。甘さや酸味の質がはちみつのようだというところから、この名前の由来は来ているようです。
また、コーヒーの実の種子(コーヒー豆になる部分)の周りに『ミューシレージ』という粘液質があります。
このミューシレージは中米の方では「ミエル」と呼ばれるそうです。「ミエル」はフランス語で「はちみつ」を意味します。
コーヒーの持つ甘みが「はちみつのような・・・」と称されている時点で、絶対美味しそうと思いますよね!
さらに、温度によって風味や香りが異なる点。
同じ種類の花から採れた蜜でも、日本国内であっても風味が異なったりするところも似ているなと感じます。
ワインは詳しくないですが、ワインの世界でいう「テロワール」ですね。同じ品種のものであっても、その土地の気候や土壌で全く異なった風味や香りになります。
また、同じところで採れた同じ品種のものでも精選方法が異なると、また別の風味特性になるという点も似ていますね。
そして、はちみつマイスターの講義で初めてはちみつのテイスティングを教わった時のテイスティングシートを見ると、コーヒーのカッピングシートにかなり似ていることに驚きました。
香り(フレーバー、アロマ)、酸味の強さや質、苦味、甘みetc.
そんなことを考えていると、コーヒー好きな人がひょんなきっかけではちみつを好きになったり、はちみつ好きな人がコーヒーを好きになったりということは結構多いんじゃないかと思う今日このごろです。
コーヒーとはちみつの違い
”コーヒーとはちみつの違い”
当然、見た目も味も全然違いますよね。
ただ、”飲む”と”食べる”の違いはあれど、私にとって美味しく感じられることが多く(一部例外はありますが)大好きなものです。
私が一番大きく違うなというところは、コーヒーはほとんど”飲んで”消費されることがほとんどです。
それに対して、はちみつは多くは食べて消費されます。
飲むのも、食べるのも人の体内に入ることに変わりないですね。
しかし、はちみつは肌の保湿に使ったり火傷や切り傷に対し塗ることでも活躍します。
そのあたりが、一番大きく違うかなと感じることが多いです。
コーヒーも、はちみつもどちらもハマると深い沼が待っています。
あなたは、その沼に覚悟を持って入り込めますか(笑)
と、敷居を上げてどうするねん!!
もっと気楽に美味しくコーヒーもはちみつも楽しんでいきたいですね。
最後まで、読んで下さりありがとうございました。