私が常に抱いている欲求の中に「人を笑わせたい!」というのがあります。人の笑顔を見ていると、自分自身も幸せな気分になります。けど。なんせ、笑いのセンスが無いので中々人を笑わせることが出来ません(^^;
笑わすことが出来なければ、「笑われる」ようなことをやってもいいのですが恥ずかしがり屋なのでこれも私には難しいです。
そんな私が思いついたのがコレです!
2017年も、まだ1/3が過ぎたタイミングで来年の話をする。そうすれば、鬼は笑ってくれるらしいですから(笑)
2018年注目ヒット間違いなしのもの(多分)を紹介します。
アメリカでは少し前からスーパーフードとしても人気が高まっている「コーヒーフラワー」です。フラワーと言っても”花”ではなく小麦粉の方のフラワー(flour)です。
以前、ブログで似たようなもの「カスカラ」はご紹介させて頂きましたので良かったらこちらも読んでみて下さい。
コーヒーフラワーとは
コーヒーの果実は熟してくるとサクランボのように真っ赤になります。イエローブルボンやイエローカトゥーラなど黄色のものもありますが、ほとんどは赤色になります。
精選工程を経てコーヒー豆の部分を取り出しますが、外側の果皮や果肉は通常廃棄されます。これが環境汚染を引き起こす問題となっている生産国もあります。コーヒーフラワーとは、その通常廃棄される部分をパウダー状の粉末にしたものです。
スーパーフード「コーヒーフラワー」は、コーヒーを生産する過程で出てくる副産物「コーヒーチェリー」を原料としてつくられる食材です。コーヒーチェリーはこれまで廃棄されてい他部位ですが、コーヒーフラワーとして有効活用されるようになったんです。環境にもやさしい食材ですね。
コーヒーフラワーの優れた栄養素
▶コーヒーフラワーが持つ栄養
コーヒーフラワーには、鉄分がほうれん草の約3倍、食物繊維は全粒粉の約5倍、カリウムはバナナの約2倍も含まれているんですよ!たいへん栄養バランスのよいスーパーフードといえますね。どの栄養素も、女性が積極的に摂りたい物だと思います。▶コーヒーフラワーの効果
コーヒーフラワーの中には、なんと半分以上も食物繊維が含まれるということで、腸内環境を整えるのに最適なんです。お通じをよくし、肌を美しくする効果も期待できますので、女性には気になる食材ですよね。
また「グルテンフリー」ですので小麦粉製品の摂取を控えている方にもいいですね。
使い方とレシピ
パンやベーグル、ドーナツなど小麦粉を使ったものを一部置き換えて使うのが簡単だと思います。
知り合いのパン屋さんに1割を小麦粉からコーヒーフラワーに置き換えたパンを作ってもらいました。
1割入れただけで結構濃い茶色になりました。見た目はよくある黒糖パンみたいです。
食べてみると、ほとんど普通のパンと変わりません。食べ終える頃に、コーヒーが持つ酸味が少し感じられます。一緒に食べた人は、酸味がわからないと言っていましたのでほんとに少しです。
詳しくレシピ紹介されていた記事です。
▶大人の味わい、ブラウニー
オーブンを180度に予熱します。ボウルに小麦粉、コーヒーフラワー、ココアパウダー、岩塩を入れて混ぜ合わせます。別のボウルで卵を溶いて、バニラエッセンスを加えます。粗く割ったチョコレートをバターと合わせて湯せんで溶かし、ゴムベラで混ぜたら砂糖を追加しましょう。チョコレートをよく冷まして、卵、小麦粉のボウルの素材を加えてさっくり混ぜ合わせます。
生地を焼き型に流し入れて、オーブンで30分前後焼きます。串を中に刺して生地がついてこなかったらOK。必要に応じて食べやすくカットしていただきましょう。室温なら3~5日ラップに包んで保存できますし、冷凍すれば2ヶ月保存可能です。▶コーヒー風味のグレーズドドーナツ
【ドーナツ生地】
オーブンを180度に予熱して、ドーナツ型には油やバターをぬっておきます。全粒粉とコーヒーフラワー、ベーキングパウダー、ベーキングソーダ(重曹)をよく混ぜ、バニラビーンズとブラウンシュガーを加えてさらによく混ぜます。
別のボウルで油、バターミルク、卵を混ぜて、全粒粉のボウルに注ぎます。なめらかになるまで撹拌し、ドーナツ型へ生地を流し入れ、ドーナツがふくらむまで10分前後オーブンで焼きます。
【バニラクリーム】
ボウルに卵黄、とうもろこし粉、粉砂糖を入れ、混ぜます。鍋でバニラビーンズとクリームを混ぜて軽く煮たたせます。卵黄のボウルに牛乳を少しづつ足していき、カスタード状になったらバニラビーンズの鍋に入れてとろっとするまでゆっくり煮たたせます。
冷ましたらバターと合わせて、ブレンダーで撹拌しましょう。使うまでラップをして冷蔵庫で保存します。
【グレーズド】
ミルクと粉砂糖、ブランデーをボウルで混ぜます。
よく撹拌したクリームをしぼり袋に入れて、ドーナツの上にしぼっていきます。すべてのドーナツにクリームをデコレーションしたらグレーズドの液体にひたし、トレイに並べて固まるのを待ちましょう。
まとめ
コーヒーフラワーは、もともと廃棄されていて環境汚染のもとにもなっていたものです。それを有効に使うことで環境の保全にもつながります。
また、生産国の農家さんの新たな収入源にもなり本業のコーヒーを栽培するための農機具などを新たに購入し、より美味しいコーヒーを栽培してくれることにもつながっていきます。
そして、アメリカで「スーパーフード」と言われているだけの栄養価。グルテンフリーなどいいことずくめのように感じます。
パンの世界ではここ数年、全粒粉やふすま粉などが人気ですがこれらは小麦粉由来のもの。対してコーヒー由来のコーヒーフラワーは新しいジャンルを作り出せるのではないかなと思います。
最後まで、読んでいただきありがとうございました。