暑い時期、和菓子を食べるのは敬遠しがちになりますね。食べるのであれば水ようかんなどがいいなと思います。
口の中の水分をたくさん持っていかれるようなものは避けてしまいます。
しかし、たまには美味しい和菓子が食べたい!
そんな時、元気になれそうな和菓子を発見しました。私は、まだ食べていませんが。
その名も「スーパーフードら」です。
愛知県岡崎市にあるコーヒー豆専門店「樹の香(このか)」が同じく岡崎市にある老舗和菓子店「小野玉川堂」とコラボして作った新商品です。
発売後、特別な告知はしなかったそうですがSNS(会員制交流サイト)で拡散されるなどして、ほぼ完売だそうです。
どら焼き「スーパーフードら」
岡崎市老舗の和菓子屋「小野玉川堂」と樹の香が共同開発した、全米注目の新スーパーフード『コーヒーピールパウダー』をふんだんに使用した世界初のどら焼きです!
どら焼きの皮には、スーパーフード「コーヒーピールパウダー」と樹の香でハンドドリップした「新緑ブレンド」がたっぷり練り込んであります。珈琲風味で新食感のちょっぴり大人のどら焼きに仕上がりました。
ここで出てくるスーパーフード「コーヒーピールパウダー」とは「コーヒーフラワー」のことです。
コーヒーの果肉や果皮を乾燥し粉末にしたものです。
コーヒーピールパウダー自体には、ほとんど味がないので「樹の香」の「新緑ブレンド」をどら焼きの皮の部分に練り込んであるそうです。
コーヒーピールとは?
別名コーヒーフラワー(=コーヒーの小麦粉)と呼ばれるコーヒー豆の皮(一部実も)を乾燥して粉砕したもの。豊富な食物繊維やポリフェノールのほか、バナナの10倍のカリウムを含むなど非常に栄養価が高く、2015年に研究成果がTEDで発表されるなど注目を集めている新スーパーフードです。
整腸効果が期待できる食物繊維をキャベツの27倍、 抗酸化作用があると言われるポリフェノールを赤ワインの15倍含むなど、栄養価の高さはまさに"褐色の奇跡"。コーヒーとの相性も抜群です。甘いものを食べたい。でも美容にも気をつかいたい。そんなあなたに食べてほしい「スーパーフードら」です。
コーヒーの果肉は精選処理の時点で除去されると、その後は河川などに廃棄されることもあるのでこうしてコーヒーピールパウダーとして活用することで環境保全にもつながるかと思います。
また、新たな雇用の創出も出来ているそうです。
樹の香(このか)
住所 愛知県岡崎市東大友町字郷東19-1
定休日 :日曜日
営業時間:10:00~19:00
まとめ
コーヒーピールパウダー自体は、この「どら焼き」として再利用することで、目に見えやすい部分では地元の企業とコラボしてつながる。
さらにコーヒー生産国の環境保全や雇用の創出にもつながっているということで素晴らしいことかと思います。
もちろん、コーヒーピールパウダー自体の使用量は廃棄されるコーヒーの果肉や果皮に占める割合は圧倒的に少ないと思います。
しかし、こういった取り組みを行う企業が少しずつ増え、認知されることが大切なのかなと思います。
こうして何か行動に移さないと何も始まらないですからね。
最後まで、読んで下さりありがとうございました。