知人から、名古屋市天白区にある「名古屋市農業センター」で開催されている「しだれ梅まつり」にはちみつ屋さんが出ていたよと教えていただきました。
連絡を頂いた翌日に、ちょうど近くに行く予定があったので行ってきました。
教えてくれた知人は、駐車場に車を停めるまでに1時間待ったと言っていましたが私が行った日は雨が降っていたのですんなりと停めることが出来ました。
名古屋市農業センター「しだれ梅まつり」
春になると12品種700本のしだれ梅が咲き誇り、国内有数のしだれ梅の名所としても知られています。
梅の見頃時期:2月下旬~3月中旬
しだれ梅まつりの開催日程:2018年2月23日~3月21日
開催時間:09:00~16:30
住所:愛知県名古屋市天白区天白町大字平針字黒石2872-3
TEL:052-801-5221名古屋市農業センター公式ホームページ:
名古屋市公式ウェブサイト:トップページ - City of Nagoya
私が行った3月8日は「七分咲」でした。
丹羽養蜂園さん
園内に入って、はちみつを販売しているところはどこかなと少し彷徨いました。
しだれ梅を見ながら左奥の方に進むと開けたエリアがありテントが並んでいます。はちみつないかな~と見ていると、それらしいテントがありました。
立派な蜜蝋も販売されています。
オオスズメバチの焼酎漬けもあります。
こちらが丹羽さんです。
名古屋の方ならわかると思うのですが、名古屋市西区の明道町で元々は菓子問屋を営まれていたそうです。明道町は今でも菓子問屋が残っていますが当時は23軒あったそうです。
私の母校の近くの浄心で趣味で養蜂を始めたそうですが、都会でミツバチを飼うとご近所の方から色々と言われることが多かったそうです。
バブルがはじけて本業の菓子問屋が厳しくなり店を畳んでから何をしようかと考えた末に養蜂を本業として始められたそうです。
とにかく丹羽さんとお話ししていると、話が面白くついつい話し込んでしまいました。愛知商業高校でも養蜂やっていますよねと話を振ったら、丹羽さんは愛知商業の出身らしく、その縁で愛知商業の養蜂の指導をされているとのことです。驚きました。
また月に2回、名古屋栄のオアシス21で週末に開催しているマルシェでも販売されているそうです。
そして、ミツバチの研究が盛んな玉川大学の先生方との交流もあるそうで玉川大学から依頼を受けて「ミツバチ科学」に寄稿されたそうです。
そんな話をしだすと丹羽さんが鞄をゴソゴソと何か探されています。
そして出てきたのが、その時の冊子です。
そしたら、丹羽さんが「よかったら、持っていって」とこの冊子をくれました。
そんな貴重なもの受け取れませんとお断りしたのですが、家にまだあるから大丈夫だよと譲ってくださりました。
本当にありがとうございました。
百花蜜、アカシア、れんげ、栃などテイスティングさせていただきました。
アカシアは、相当糖度が高そうでした。今までアカシアでは感じたことがない舌触りと濃厚さです。
そして、私が買ったのは百花蜜です。東谷山フルーツパークで昨年6月に採蜜されたものだそうです。
やや色は濃い目です。
食べてみるとフルーツパークで採れたものらしく、すごくフルーティーです。そしてテイスティングをするとジェットコースターの如く様々な味の変化が楽しめます。
高校生の娘に食べさせたら、今まで食べた蜂蜜で一番美味しいと絶賛しておりました。
名古屋でワークショップをする時に、ぜひ持って行きたいと思います。
丹羽さんは、毎週日曜日は定光寺近くの養蜂場にいるとのことです。
こちらにも、遊びに行ってみたいと思います!
最後まで、読んでいただきありがとうございました。