今年のハニーオブザイヤーの来場者特別賞を受賞したはちみつ。トリを飾るのは日本ミツバチ部門で受賞した島根県の「空水土 coup mead 日本みつばちのはちみつ」です。
最初に紹介した国産部門の最優秀賞を受賞した巣鴨養蜂園さんとは「養蜂家の娘たち」というユニットで活動されています。
ちょうど1年前には写真展も開催されていました。
とにかく勉強熱心で、普段からはちみつを使った講座の開催も精力的に開催される以外にも環境教育や食育、エシカルなどに関する活動もされています。
私が尊敬する人です。
あまり商売っ気を感じません。これだけ美味しいはちみつが採れたならネットで販売したら相当売れると思うのですが。
それよりも地元の人にこそ食べてもらいたいという思いが強いのかなと思います。
そして、地元のはちみつを食べることがしいては地元の里山が持続可能なものになることに繋がっていくという思いが伝えたいのかなと思います。
昨年のハニーオブザイヤーでは国産部門で「百花蜜 花めぐり」と日本ミツバチ部門でも優秀賞を受賞していました。
2年連続でベスト3に選ばれるのは快挙だと思います。
島根県・空水土 coup mead 「日本みつばちのはちみつ」
今年は、はちみつフェスタには出店されていなかったのですが協会のブースで販売していました。
そして会場でもお会いすることが出来ました。
可愛いリボンを付けて販売していました。
実は、今回来場者特別賞を受賞したこの日本ミツバチのはちみつと同じロットのものは採蜜されて間もない頃にも食べる機会があったのですが、その時と雰囲気が違います。
例えて言うなら「明るくなった」。梨のような甘さと酸味の雰囲気を感じます。
採蜜間もない頃は、重厚な味わいを感じたのですが、それが時間の経過とともに幾分軽くなり、酸味の質が非常に明るくなった印象です。
コーヒーに例えるならケニアAAのフルシティ(深煎り)がハイ(中煎り)になったくらいの差を感じました。
空水土 coup mead
#島根県益田市 でみつばちと暮らしながらお米や真菰も丁寧に育てています。自然の恵みそのままの「はちみつ」をお届けしています。tokyo⇔shimane
益田市の養蜂家coup meadさんとエコラップ作りのワークショップ開催!(東京) | 株式会社益田工房 – 島根県益田市・松江市・東京都渋谷区に拠点を置くデザイン会社。
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先日、他の養蜂家の方とお話した時に仰られていたのは養蜂家がはちみつを採って販売までするのはかなり大変なこと。
出来れば、養蜂と販売を親子か兄弟で分担するのが理想だよなと仰られていました。
空水土 coup meadさんも巣鴨養蜂園さんも見ていると、親子のあり方の理想に近いよなと思います。
養蜂を通じてしっかりと娘に尊敬されるだけの信念を持ち、丁寧な仕事をされているのだろうなというのが伝わります。
私も、もう少し子供に尊敬されるような生活を送らねばとはちみつを通じて思いました。
そんな素敵な父と娘が作るはちみつも、もちろん「プチはちみつフェスタ2019@名古屋」で食べることが出来ますよ。
最後まで、読んで下さりありがとうございました。